劇場公開日 2020年6月26日

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SKIN スキンのレビュー・感想・評価

全60件中、41~60件目を表示

4.5本作が真実であるという希望

2020年7月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

さしずめ令和に観る『アメリカン・ヒストリーX』である。単にレイシスト集団からの脱却を描く物語では無く、個人の抱える葛藤と憤り、苦悩の末導かれる過去との清算、支えとなる家族への愛情、異なる人種との会話、蔓延る悪業から剥離させる時間を、痛みを伴いながら綴る。嘗てを焼き尽くすには己の肌を焼く覚悟と犠牲を厭わなくてはならず、深い哀しみを伴う二人三脚を、ヘイトクライムの矛先であった黒人が担う点が、物語の核心に信憑性があり、希望へと昇華する。蔑みや好奇な眼差しを受け止め生き直す、この男の勇気を胸に抱き、社会を見つめ進みたいと思った。

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室木雄太

3.0実話だから仕方ない

2020年7月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

終わり方に納得いかなかったんだけど、実話なんだからどうしようもないなぁと言った感じ。
自分は因果応報を推したいんだなと再認識できた。

タトゥーを入れたことを後悔してる人と会った事があるけど想像以上に消すのは大変なんだな、と感じた。

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まん坊

4.0人は変われる

2020年7月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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いとーさん

2.5有意義

2020年7月4日
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実話もの。
いやー、こわいこわい。
暴力を繰り返す白人至上主義のカルト差別主義者(レイシスト)集団の共同創設者の男が、自らの犯したことに後悔と罪悪感を抱き、愛する人に出会ったことを機に普通の暮らしがしたくて脱会を企むのだが。
それを許さないと、脱走先の別の州まで追いかけてきて、脅迫、暴力、銃撃を繰り返すかつての仲間たち。
シーンのほとんど全てが暴力。
カルトがどうやって新規加入者を勧誘して取り込むのかの手口まで紹介し、卑劣な存在であることを浮き彫りにしていく。
観てるだけで痛くてつらかったし、いかにカルトから脱会するのが難しいかを示していた点でも、(面白いかは別にして)有意義な作品だと思いました。

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コージィ日本犬

2.5白人至上主義は本質ではない

2020年7月3日
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鑑賞方法:映画館

白人至上主義者の組織から抜ける物語だが、物語の上で重要なのはこの組織が殺人も辞さない犯罪集団というところだけで、白人至上主義は本質ではない。というのも主人公にしろ組織に残った人間にしろ、白人至上主義者だからこの組織に入っているわけではなく、組織に属しているからその思想に従っているだけだからだ。それはそれでリアルなのだろうが、物語が個人的なことの範囲に収まっていて、社会的な事柄につながっていかないことに不満を感じた。それとこれは自分の読解力不足かもしれないが、タイトルにもなっている肌という主題の扱われ方がよくわからなかった。
とはいえ普遍的な物語としては楽しめはする。

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hzwr

2.5自我の思想よりも洗脳ありき

2020年7月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

反ヘイトの活動家でもあるジェンキンスとの対峙や葛藤をする主人公の姿、二人を主軸に置いた物語は疎かに、実話を描いた説得力を盾にした甘えは拭えない。

そりゃ、彼の生い立ちや境遇から出来上がった姿は想像できるが、拾って育ててくれた恩のデカさが洗脳に近いモノに、まるで操り人形の如く。

唐突に女を愛し、何の躊躇もないような人生の方向転換、初めて自分の意志で決めたかにも見えるが、肝っ玉母ちゃんの思いのまま!?

一番の被害者は可愛い娘三人で振り回される展開が続くが、そんな肝っ玉母ちゃんの行動に慣れっこな一面も垣間見れるような、きっと三人とも父親が違うんだろうなぁ?

マルコムXとネーション・オブ・イスラムの緊迫した関係性や「アメリカン・ヒストリーX」でのラストまで考えさせられる問題、それらを思うと本作の描きたい方向性にブレを感じてしまう。

刺青を入れるのは痛いし時間も掛かるが完成した時の喜び、その反面に後悔する時期が来てしまうかもしれない恐れ、全部含めて除去する作業に耐える痛々しい苦しみ、あんなキレイに痕も残らずな医学の進歩??

白人至上主義、人種差別など人格の恐ろしさや集団心理の酷さより、単に洗脳ありきな、善し悪し以前に自分の信念は何処に、、、脳を洗う場所が肝心!?

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万年 東一

3.0悪くはないけど

2020年7月1日
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鑑賞方法:映画館

転向に至るまでの過程は理解できるのだが、その動機となるべき表現がイマイチあやふやで曖昧なところが残念だった。短編も見て見たかったな。

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オクやん

4.0相手役のキャスティングが絶妙

2020年7月1日
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鑑賞方法:映画館

白人至上主義の組織を運営する夫婦に育てられ、自分もレイシスト集団を創設し運営している主人公が、そこから抜けようと思ったきっかけはあるシングルマザーとの出会いで、ベースにその女性と3人の娘との絆が描かれる。組織は自分勝手な信念とともに暴行、放火殺人などをしており、裏切り者に密告されるのを防ぐために本人だけでなく女性と娘たちにまで及ぶ脅迫が続く。映画はそのストーリーを追いながら、同時に全身に彫られた主人公のタトゥーを消す痛々しい施術を順に描く。
育ての母親がヴェラ・ファミーガというのも興味深いが、相手役の女優がかなりぽっちゃりした、アメリカの一定以下の層に多くいそうな体型の女優というのが、この映画のポイントになっているように思う。これが、多少役作りをしたとしてもシュッとした女優さんだとジェイミー・ベルの熱演もきっと活かされないのである。
機会があればこの映画の元となった短編の方も衝撃的で面白いので是非。

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ミーノ

5.0試される映画です。

2020年6月29日
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鑑賞方法:映画館

あまりにも号泣したため、イマイチ記憶が鮮明であると言い切れない状態です。

自分のこれまでの倫理観を試されたような気分です。彼らの行ったことを心から納得して許すことは大変に難しいことです。しかし、断罪することで状況が良くなることは一切ありません。悲しいことですが、あのような致命的な犯罪者、人類の敵とも言うべき最低な思想を持つ人たちと「我々」(と思い込んでいる隠れた差別主義者たち)は完全に同じ人間です。そこを認めなければ永遠にこの憎しみあいから抜け出すことはないでしょう。

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Rewind That

3.0肌、言葉、思想、宗教。

2020年6月29日
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鑑賞方法:映画館

何度かこの投稿が投稿直前に消えてしまったので、「もういいや!」な感じになってるかもしれません。ごめんなさい、投稿画面使い辛いです…。
コロナウイルスの件も相まってヘイトな何かに敏感な昨今に投入された、程々エグい教科書的な作品でした。
skin=表面を繕う。←無意識な差別が強い我々(日本人)も、こういった所から学ばないと溺れかねない傍にある話だな、なんて思いましたね。

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lynx09b

4.5初めて知ることが多かったです

2020年6月28日
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実話を元に制作されたらしく、エンドロールでは、ご本人登場しました。
ストーリー的には、とても良かったです。でも…なぜ、ジュリーと出会って、心情の変化があったのか、いまいち分かりませんでした。人は、簡単には変われないと思うんですよね…。もともと、嫌々ながら、悪行を行っていたのでしょうか…。そんな感じにも見えなかったけどな。白人至上主義者の話でしたが、その象徴とされるタトゥーには触れてましたが、活動シーンは少なかったかな…。
どちらかというと、脱会しようとするブライオンへの執拗な脅迫が、映画の中心だった気がします。彼らにしてみれば、裏切り者ですものね。途中、タトゥーを消すシーンが入り込むので、逃げ切れたんだと思いながら観ていましたが、気分のいいものではなかったですね。
ジュリーの子供が、普通に、このタトゥーを入れたいみたいなことを言った時には、親の影響って怖いな…と思いました。タトゥーを消すシーン、痛々しかったです。若気の至りではすまされないですね。

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らぶにゃん

3.5タイトルなし

2020年6月28日
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鑑賞方法:映画館

公開したばかりということで簡単な感想のみで

「おい!ぼかし!!」

以上

ジェイミー・ベルに注目していたので
大好きなあのお方が出ているとはつゆ知らず、上がりました!
(途中まであの方だとはわからなかったけどw)
そして短編の「スキン」にも出ていた
ダニエル・マクドナルド
彼女、素晴らしいですね。
Netflixの好きな作品の
「アンビリーバブル たった1つの真実」
にも出演していたんですね。
(そういえば短編スキンの少年は
「IT イット」のジョージーでしたね⛵)

短編とはテーマが違うようなので
切り離して考えてもよいと思います

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とみまる

3.0普通の生活下に戻る難しさ

2020年6月27日
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J24

1.0あれ?

2020年6月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ぜんぜん意味がわかりません。
エンドロールでやっと理解できました。う~ん。

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かん

4.0見応え

2020年6月27日
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これぞミニシアター、というもの凄く見応えのある作品。
過激な組織の中にも、ちゃんと心がある人はるんですね。
その人を信用しようと向き合い、支える周りの人たちって本当に強い。

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I am R.

4.0612

2020年6月26日
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怖い

興奮

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Bacchus

3.5「棄教」には救いがきっとある

2020年6月26日
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短編版には絶望しか感じ得なかったが、この長編版には希望があった。
警官による黒人殺害事件をきっかけに、米国の分断はあらたなフェーズを迎えている。
悲観的な未来感に陥ることなく、かすかな希望をこの映画のように失いたくない。

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atsushi

4.0とてもよかった

2020年6月10日
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鑑賞方法:試写会
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吉泉知彦

4.0ヘイトの仮面を剥いだ人間

2020年4月26日
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鑑賞方法:DVD/BD、試写会

悲しい

怖い

難しい

本作が特筆すべきなのは、ネオナチ集団が新メンバーを加入させる経緯を見せている点。貧困ゆえに生活苦で学校にも行けない少年少女たちをスカウトして、“構成員”にしていく。だから、差別主義からではなく、生きていくためにネオナチをやっているという者も存在していることが明かされる。
それゆえに、彼らは必ずしも一枚岩ではない。彼らの間にもヘイトが存在する。
そうした上辺だけのファミリーではなく、真のファミリーを求めてネオナチを脱会しようとする主人公ブライオン。
顔に刻まれたタトゥーはヘイトの象徴であると同時に、不安を隠すためのペルソナ(仮面)。ネオナチとして犯してきた罪を痛悔すべく、そのペルソナを痛みを伴いながら剥がし、彼はパーソン(人間)となったのだ。
やはりネオナチを脱会した人物をモデルに描いた、『アメリカン・ヒストリーX』と併せて観てほしい。

ブライオン役のジェイミー・ベルは、もう「『リトル・ダンサー』の子役」という紹介が不要なほど、順調なキャリアを重ねている印象。

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regency

4.5愛の形は見た目ではわからない? Sweet to me.

2020年3月1日
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幸せ

寝られる

萌える

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