T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版のレビュー・感想・評価
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ガルパン×100‼️
題名から昔よくやってた国策映画みたいなのを想像していたが全然違う!なにこれムチャクチャおもろいやん!初っ端の3号戦車との戦闘からド迫力場面の波状攻撃。砲塔回転しながらどっちの照準が間に合うかなど、定番ながらのハラハラシーンに拳に入った力が抜ける時がない。それに白鳥の湖に乗って信地旋回するT34/85がとても美しい。これまで最も無骨な類の戦車と思っていたのに……。戦車と戦車戦を描いた映画では自分史上最高!
意外にも1人で観に来ている女性の姿が目立ったがやはりガルパンの影響かな?確かに共通のあのマーチが(ロシア映画なのに)流れてましたが…。
戦争モノとか戦車とか人死が怖いエグい
評判なので、見に行きましたが、後悔しました。
人が血みどろで死んでいくのは悲惨で怖いです、、、。
特に収容所で捕虜が拷問され死んでいくのは観ていて辛くなって、お金払ってなんでこんな辛い思いしてるのか?と、大後悔。
脱獄からのハッピーエンド、あと、宗教への傾倒など、ラストに向けては、面白く見れました。
ドイツ軍を悪く描き過ぎな気もあり。
ソ連軍だって、大概でしょ、と思いました。
面白い映画は、どの国の人が観ても面白い
今日は、基本的なことに気づきました。
多分、ロシア映画は初めて観たかもしれません。
なんかお堅いものを想像してたんですが、違いました。
面白い映画は、どの国で作ろうが、どこの国で観ても面白いものなのです。インドであろうが、韓国であろうが、ロシアでも!
魅力のあるキャラクターも同じく、魅力を感じものなのです。
アーニャに、ハート撃ち抜かれました。
バス停で待つ表情ときたら、、、。
最後の草原の再会のシーンで、ニコライが怪我した仲間をポイってするんじゃないかと心配になりました。
エンディングも、本当に素敵でした。
いやー、面白かったです。
コテコテの戦争映画なのかなと思ったら、娯楽活劇ですやん!
戦車映画史上最高傑作では?
素晴らしいの一言に尽きます。
最近の戦車映画といえば「フューリー」がありますが、USA!USA!のノリ、戦争の汚さ、ご都合主義が不協和音を奏でていて、映像とリアリティ(一部ご都合主義につぶされてますが)しか見どころがなかった。
しかし「T-34」は違います。エンターテインメントとリアリティを高度に融合させ、ドイツを極悪に描くこともなく、バランスが良い。
エンターテインメント性は観たらわかります。観ましょう(笑)
リアリティについて。冒頭の戦闘だけでもこれでもかというほどに詰め込まれています。
まず戦車はCGではなく実車です。T-34は冒頭の「T-34/76」、中盤以降の「T-34/85」共に本物。敵の3号戦車も忠実に再現したレプリカ(最初は実車使用予定だったがエンジントラブルでレプリカに)。そしてそれぞれの戦車のスペックや機能も史実に忠実再現。
T-34/76(主人公)
★4人乗り(車長は砲手を兼ねる)
★車外視察装置は固定式でバラバラに設けられている。車長が砲についていると、砲向正面以外は見えない。
★無線機は指揮官車のみ。
★車内通話装置なし。
★砲は76mm砲で当時最強の威力(ただし分間発射弾数は低い)
★装甲は厚く、傾斜装甲であり強力。車体を斜めにすれば傾斜効果が増す。敵の3号戦車では正面装甲を絶対に貫通できず、側面を射撃しても完全貫通は厳しいため、近距離かつ装甲に対してなるべく直角になるように撃つ必要がある。
3号戦車J後期型(敵)
★5人乗り(車長は指揮専門)
★車外視察装置は各部のものに加え、車長専用のコマンダーズキューポラ(ハッチ閉じても上部から360°見渡せる)がある。車長は独立しているので常に周囲を確認できる。
★全車に無線機搭載。
★声帯の震えを直接拾う方式(騒音あってもクリアな通話)の車内通話装置を、装填手以外全員が装着。
★砲は50mm砲。T-34の76mm砲登場で時代遅れになってしまった(ただし分間発射弾数は高い)
★装甲は薄め。主人公のT-34/76に横から撃たれたら完全に貫通する。車体を斜めにして傾斜効果を稼ぐしかない。
とまあ、作中影響してくる「実際のスペック」は上記くらいですが、これ「全部再現」してるんだもん(笑)すごすぎる。
どう作用するかは実際に観てください。絶対に劇場で見たほうがいいです。音響も作りこまれているから。
あ、あとこれはないでしょって意見があった、作中出てくる飛行機「シュトルヒ」ですが、実在であり20mあれば着陸できる凧みたいな性能を持ってます。
中盤以降は主人公・敵共に戦車が新型になり、これまたリアル。
話は変わって、ドイツを極悪に描いていないのもまたいい。確かに収容所ではひどいことしてるが、敵側主人公はいい意味でプライドを持っていて人間味もある。
とにかく観たらわかります。エンターテインメントに振ったリアル戦車戦映画(多少ご都合主義なところはあるが)です。
とても面白かった。演出もとても良かった。戦車の弾が発射されるときに...
とても面白かった。演出もとても良かった。戦車の弾が発射されるときにたまにスローになったりする過剰な演出が逆に良い。やはり戦車映画はこうでないとと改めて感じた。ストーリー自体も実際にはありえないような展開もあるが映画だからそこは目を瞑って純粋に楽しめた。
戦車の動きも格段に良かったと思う。後から操縦手のステパン役のヴィクトル氏が本当に運転してたと知り驚愕。ドリフトまがいなことをT-34でやってのけてるし…。T-34の操縦は戦車の中でもかなり難しい部類に入ると聞いたことがあるので本当にすごい。
今回の完全版で追加されたところは、主人公のイヴシュキンと敵側のイェーガーの名前のくだりなのかな?T-34を見るのは今回が初めてだったので本当かはわからないが、このシーンは個人的にかなり好きだ。イェーガーがイヴシュキンと自分の名前の由来が一緒だとわかり嬉しそうに語っているのに当のイヴシュキンはヤルツェヴァとアイコンタクトしてイチャイチャしてるという。全編を通してイェーガーはずっとイヴシュキンのことを敵ながらかなり特別視しているのに対し、イヴシュキンはイェーガーのことをただの敵の将校としか思ってない感じのこのすれ違いが好き。捕虜に普通に戦車与えて猶予を与えたり、終盤で5分待ってくれ!とイヴシュキンが言った際に本当に待ってくれたり、最後の握手のシーンでもイェーガーがイヴシュキンの手を引いて道連れにするのかと思ったが、本当に普通に握手しただけで最後まで紳士的だったのが好印象。まあ、実際に戦争でそんなナメてたらダメなんだろうが…。
破壊のカタルシス
ナチス時代が舞台ということで重苦しいまじめな映画かと思ってたら、すごくわかりやすくおもしろく、ハリウッド映画って言われても疑わないくらい見やすかった。
俳優さんも敵も味方もかっこよく美しかったです。
戦争は嫌だなあと思ったけど、この映画は破壊しまくるカタルシスがあって、難しいことはさておき、単純に爽快感があった。
特に深い話はないけれど、そんなん求めてないでしょ(笑)。
面白い。そしてとにかく熱い。
たった1両の戦車と6発の砲弾で、ナチいっぱいのドイツから決死の大脱出!これで燃えなきゃ男じゃない。
(でも映画館には、結構女子もいてちょっと意外でした。)
無駄な展開はほとんどなく、ずっとテンション高め。
戦闘場面は、静と動が同居した、ちょっと将棋やチェスのような駆け引きが楽しい。ずっと爆発してるだけで、ぜんぜん展開が入ってこない某ベイ監督作品とは大違い。
映像はいわば戦車版マトリックス!バレットタイムならぬ砲弾タイムが斬新!(バカだけど(笑))。
こんな感じだからヒロインはいらないんじゃないかなと思ったけど、こちらもちゃんと胸熱展開ありました。
とにかく、やっぱり戦車は、金属と泥と油と汗だよねえ、ガールズ&ナントカ見てる場合じゃないぞと思います。
さらにパワーアップして面白く
去年の秋に鑑賞して飛行機の中でも観ました。最初は悲惨なシーンからなのですが、後はガルパン真っ青なシーンが目白押し。監督は見ていないというが、シチュエーションはそんなところばっかり。徹甲弾で撃たれて中から人が這い出すのは嘘だ。でも面白い。
長くはなっても印象変わらず、ミルクを足しても味が変わらない濃厚なコーヒーのような全長版
モスクワに程近い前線基地司令部に食糧補給に向かったロシア軍士官イヴシュキンは野戦病院と司令部を撤退させる陽動作戦の為たった一台残されたT-34の指揮を任される。夜明けの小さな村で待ち受けるイヴシュキンら4名の戦車乗りの前に現れたのはナチスのドイツの戦車中隊だった。
3年もの間強制収容所の捕虜となり7回の脱獄を試みたイヴシュキンに与えられた任務は戦車隊の強化を急務とするナチスの模擬演習でT-34の指揮を執ること。捕虜仲間からならず者の戦車乗りを3名選んだイヴシュキンが実弾装備のないT-34で打って出る決死の作戦に身体中の血が滾る!
・・・までは前バージョンと同じ、いやこの全長版の印象も含め何の違和感もない。26分も長くなってるはずなのに。ただ一つ大きな違いはドイツ語のセリフにロシア語の吹替音声がオーヴァーラップする、同時通訳を聞いているような演出がなくなっていること。これは前バージョンを観てる人には逆に違和感があるしラストバトルのニュアンスも変わってしまうわけですが、先の違和感がない分没入感が冒頭からあるのでこっちの方が取っつきやすいかも。もっとサプライズがあるかと期待してた分肩透かしでしたが、冗長になるのではという危惧もまた杞憂だったわけで結果オーライ、大満足でした。
#14 今年観た中ではダントツNo.1
めっちゃ面白かった。
今まで戦車が主役の戦争映画ってあったっけ?
ハリウッド映画とは全然違う娯楽性があってロシア映画を見直した❣️
一対一で真っ向勝負とか、戦車にバレエを踊らせたり、ラブシーンもあったり盛り沢山。
そして主役の俳優さんはイケメンさん。
なんでこの映画が絶賛されてないのか不思議。
エクステンデッド版でチネチッタで観れて良かったです。
本当に面白かったです!
昨年見そびれていたので、今回の完全版の公開、本当に有難いです。
できるだけ予備知識を入れず、素の状態でスクリーンに向かいましたが、冒頭のシーンからもうくぎ付けでした。前半の戦闘シーンで主人公が死んじゃったんだろうか、えっ、これで終わり、と思っていたら、もうそこからがすごい!
もともと潜水艦ものは大好きで、去年のハンターキラーも素晴らしかったですが戦車もすごい。
いつ狙うか、どこを狙うか、砲塔の回転がほんのわずかに速いかどうか、その回転も手動なんだ、そういった緊迫感は潜水艦モノと同じ閉鎖性と緊張感にハラハラドキドキでした。
でかい機械、武器の美しさ! 白鳥の湖で涙を流したのは初めてです。
そういった戦争モノの興奮にも増して、それぞれの人間性の描き方(敵役も含め)、バディもの、ロードムービーの醍醐味、そしてロマンス。バス停で初めて見せた彼女の笑顔。街での食料、衣服の調達、ガソリン補給、湖での無邪気な水浴び。その対比としてのその後の壮絶な戦闘。
4人が(+1人)誰も死ななくて本当に良かった(涙)。そしてそれぞれのその後。
最後に「すべての戦車兵に捧ぐ」という言葉が、ドイツ軍をただの悪役だけに終わらせなかったことで、敵役へのリスペクトも。
こんな映画大好きだなあ。主人公のお母さんの涙、素敵だったなあ。
今度は1917を観ようと思っていましたが、これもう一回見に行こうかな。
これは絶対映画館の大きいスクリーンで見るべき映画です。
必見!!
長尺版でもだらけす。
立ち寄る街のシーンやらヒロインの逃亡のシーンやらポロポロ追加された時間だったけどそれでも戦車シーンの迫力となんとも美しい映像はかわらず。シーン追加しないほうがテンポが良かった気もするけど。それより単館でしかやってなかった作品をまさかの長尺版で大画面で見返せた嬉しさ。男気溢れる展開も多くて最高でした。
たった6発の砲弾で
昨年秋に公開された通常版(!?)が面白かったので、完全版なる今回も早速観賞!
シンプルに、戦車を使ったアクションが面白くカッコ良い映画なのですが、完全版は登場人物のドラマが少々追加された感じ。
最近の戦争映画は、戦争の凄惨さや哀しさを伝えるようなものが多い気がするが、本作は完全にアクションエンタメを貫いており、こういう作品も良いと思う。
また、本作の敵役イェーガーも普段なら極悪非道に描かれるナチスとは違い軍人としてのプライドをもつ好敵手といった感じで、観客にもファンが多い模様。
予告では、砲弾がたった6発だけしかないとのことだったので、観賞前は本当に面白くなるのだろうかと思ったけど、物語の本筋は本当に6発の砲弾だけでものの見事に面白くて驚いた。
実質2度目の観賞にも関わらず、2時間半の長さを全く感じない良作でした!
因みに私、一番好きな戦車は、T-34でも、パンサーでもタイガーでもシャーマンでもなく、九七式中戦車(チハ)なのですが・・・いかがでしょうか(笑)
またも◯◯か‼️その2
ほとんど『ハンターキラー』の時と同じような興奮に胸踊りました。
ただ、あの時は陸軍が〝なんとなく報われない〟説を偉そうに宣ってしまいましたが、本作では〝タンク〟❗️が主役。
軍事将棋を思い出すような懐かしさ混じりの響きとともに大共感。大いに萌えました。
程度の差はあれ、男の子ならどこかくすぐられるミリオタの血がまたも沸騰させられました。
他のレビューで、またもナチ‼️とか書きましたが、歴史的事実のことを敢えて封印して言わせていただくと、ナチの制服は、やっぱりカッコよくて、見映えがいい。それは事実だと思います。
スターシップ・トゥルーパーズなんかも相当意識したうえで見かけは称賛、作品全体として大いなる皮肉を効かせてましたが、それもあのカッコ良さがあってこそなのですね。
オリジナル版が自分好みの作品だったので観賞。
ダイナミック版と言うことでハデなシーンが追加されてると思ったけどちょっと違った(笑)
登場人物達のセリフが追加されていて仲間達の絆をオリジナル版よりも上手く表現されていた印象。
やっぱり戦車同士の戦いは凄かった。
金属音も良い。萌えます🎵
エンドロールで皆のその後の生活が描かれていてそれも良かった。
昨日観た全編ワンカットの伝令映画のドイツ人パイロットは最低だったけど、本作のドイツ司令官は人間味があって嫌いじゃありません( ´∀`)
ゴツくて大きい物体がゴキンゴキン戦うのが好きなんだよ!しょうがないだろ!!
ありがたいよね。こういう映画が作られるのがありがたいし、昨年うっかり見逃してたんだけど、26分の追加映像で「ダイナミック完全版」としてまたやってくれたことがありがたい。
昨年『ハンターキラー 潜航せよ』って、これまたすっごい面白い映画観たときのことを思い出すんだけど、書こうと思った感想も読み返してみたらほとんどハンターキラーと同じようなことだった。
言葉にするとバカっぽいんだけど、とにかく「ゴツくて大きい物体が戦う」っていうことがもう、本能的に快楽なんだと思ってる笑。巨大ロボットアニメを観て育ったからそういう性癖なのかもしれない。僕がプロレスで一番燃えた試合は、長州力と橋本真也がリキラリアットと袈裟斬りチョップを延々ぶつけ合った試合だ。
あと「戦う」という要素についても、昨年のハンターキラーに同じく「ロジカル」に勝負が決まっていくのが面白い。兵器を操る人の才能とか技術とか気合というような「フィジカル」で勝負が決まるのではなくて、例えば潜水艦や戦車の戦いって、戦略とか作戦とか心理戦みたいなロジックで展開していくからハラハラするし上手くいったときのカタルシスが気持ち良い。
特にこのT-34という映画の中では、味方の戦車と敵の戦車の「性能差」に関する言及が全くない。ということはつまり結局、人間vs人間の戦いになっていってアツい、ということ。本作のラスボスと言うよりむしろライバルキャラと言ってもいいイェーガーというキャラがむっっちゃ良かった。だから余計に主人公vsラスボス(≒ライバル)戦の展開と顛末に血がたぎったよね。
むかーし初代プレステでやってた「フロントミッション」ってゲームがやりたくなった。
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