「本当に面白かったです!」T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版 櫓上 穣二さんの映画レビュー(感想・評価)
本当に面白かったです!
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昨年見そびれていたので、今回の完全版の公開、本当に有難いです。
できるだけ予備知識を入れず、素の状態でスクリーンに向かいましたが、冒頭のシーンからもうくぎ付けでした。前半の戦闘シーンで主人公が死んじゃったんだろうか、えっ、これで終わり、と思っていたら、もうそこからがすごい!
もともと潜水艦ものは大好きで、去年のハンターキラーも素晴らしかったですが戦車もすごい。
いつ狙うか、どこを狙うか、砲塔の回転がほんのわずかに速いかどうか、その回転も手動なんだ、そういった緊迫感は潜水艦モノと同じ閉鎖性と緊張感にハラハラドキドキでした。
でかい機械、武器の美しさ! 白鳥の湖で涙を流したのは初めてです。
そういった戦争モノの興奮にも増して、それぞれの人間性の描き方(敵役も含め)、バディもの、ロードムービーの醍醐味、そしてロマンス。バス停で初めて見せた彼女の笑顔。街での食料、衣服の調達、ガソリン補給、湖での無邪気な水浴び。その対比としてのその後の壮絶な戦闘。
4人が(+1人)誰も死ななくて本当に良かった(涙)。そしてそれぞれのその後。
最後に「すべての戦車兵に捧ぐ」という言葉が、ドイツ軍をただの悪役だけに終わらせなかったことで、敵役へのリスペクトも。
こんな映画大好きだなあ。主人公のお母さんの涙、素敵だったなあ。
今度は1917を観ようと思っていましたが、これもう一回見に行こうかな。
これは絶対映画館の大きいスクリーンで見るべき映画です。
必見!!
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