宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
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きっと、誰の心にも星ばあはいる。
まず、第一に主演の清原果耶さんの泣きの演技やお芝居がすんなり見れるというか 「女優清原果耶」としてではなく「つばめ」として見いってしまっていました。そのくらい自然な演技でした。流石です。 そして主人公のつばめの恋愛の年頃の悩みや複雑な家庭環境で育ち、血の繋がらない妹が誕生しようとしてきて嬉しい反面、孤独で苦しくなる気持ち、特に本当の母親に会いに行って新しい家族と仲良くしているのを見てしまって雨の中うつ向いて帰ってきてシャワーを浴びるシーンは非常に人間味が溢れていたと思います。 物語の星ばあとの出会いでつばめが成長している様はまるで親鳥に育てられているヒヨコのようでした。特に星ばあとつばめが一緒に水族館で遊んでいるシーンは見とれちゃいました。星ばあの数々の名言で頑張ろうと思って行動しているつばめは心の強い女の子だと思いました。素敵な映画でした。清原果耶さんの10月公開の「望み」も拝見させて頂きます。
子供っぽい桃井さん、大人っぽい果耶ちゃん
大女優だけど子供っぽい面のある桃井さんと、18歳とは思えない大人っぽさを持った果耶ちゃんの微妙なバランスが何故かしっくり来る作品でした。桃井さんも褒めてましたが、果耶ちゃんには良い作品に恵まれて大きな女優さんになってほしいです。
とても丁寧に作られた良作
新型コロナ禍で観る作品を厳選せねばならない中、公開から2週間経ってようやく劇場に足を運ぶことができました。期待を裏切らない清原果耶の演技に満足です。初主演にふさわしい作品で、十代半ばという大人でもあり子供でもあるという役柄を、非常に丁寧に演じています。それに加えて歌も歌い、これがとても良いというおまけ付きです。
ふぇ〜
時間は気持ちよく使え。 全くその通りだ。後悔は行動してからしろ。この言葉にも繋がってくる。様々な悩みがある中学生ツバメ(清原果耶さん)が星ばぁ(桃井かおりさん)と一緒に過ごしていくうちに何が大切か、何をすべきか、それを実感し学び成長していく姿に心を打たれた。難しい事は何もない。家族を大事にし、時間を気持ちよく使い、後悔は行動してからすればよい。そしてホオズキを枯らさない事だ。 ツバメと星ばぁのギブアンドテイクの世界でもあった。星ばぁに何かをしてもらったら今度はツバメがお返しをし。そんな関係が観ていて心地よくもあった。 まさかの人間関係も織り交ぜられていて、観応えはあると思う。 水墨画のように淡い作品でしたなぁ〜。 なんと言っても果耶ちゃんの演技が本当に好き。時々ある鼻より下だけの演技も様になるし、「なってみればいいじゃん、、、」と呟いた瞬間心を撃ち抜かれた。思春期ならではの女の子を演じきっていて最高だった。もう既に大活躍だが、これからの活躍も期待大だ。 醍醐くん(笹川誠役)は天気の子での役もよかったのはもちろんだが、今作のようなちょっとやんちゃな学生もハマっていていいと思う。 まあ、桃井さんはさすがですって感じですね。 気になってる方、後悔はしないと思います。観ないで後悔するより観てから後悔する方がいいです。 後悔は行動してからしろ。 映画館に行こう!
宇宙でいちばんきれいな鼻
はい。ようこそ私の馬鹿なレビューに! さて?どうしようかな?コメディだと多少ふざけてもOKかと思うんですよ。でもね、これを笑いに変換していいのでしょうか?うん。だめかな。だめよ〜だめ!だめ! こらーー❗️寒いよ❗️ タイトルも長いねー。なんか「世界でいちばん暑い夏」を思い出しました。プリプリの名曲だね。 この映画は京王線の聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)がロケ地です。 嗚呼、聖蹟桜ヶ丘!憧れの地!いや行った事はないんです。東京の東のはしの方の住人にとっては遥かな世界です。ガンダーラみたいに。 昔、森村誠一の小説を読んでいた時、こんな件(くだり).が有りました。 主人公のサラリーマンが会社に行くのに嫌気がさします。そこで会社をサボる事にします。どこか、しがらみのない所に行きたい。 駅で電車の行き先のボードを見上げて思案します。ある駅名が目に留まります。その名は・・・ 聖蹟桜ヶ丘。 そのロマンチックな響きに心を奪われ、行った事のないその地に行きます。ミステリーなんでそこから事件が起こります。しかし・・・ 内容もタイトルも忘れちゃった。調べてもわからん。まあ本筋とは関係ない所が心に留まっちゃう。よくあるよね。私の馬鹿レビューでも、あっ❓そこに反応しましたか?って事、結構あるもん。ありがたくって泣いちゃうよ。 いや映画を観ている時はロケ地は知らなかったんですよ。でもあれ?既視感(デジャヴ) 知ってる。ここ知ってる。どうも色々ロケ地で使われている。ただ・・・あの映画だ。 「 耳をすませば」 大好きなんですよ。全部。図書カード。絶妙な高低差。カントリーロード。バイオリン。浮遊感。自転車。 そういえば「耳をすませば」も中学生の青春を描いていましたね。 「 世界でいちばんあかるい屋根」のロケハンも相当にこだわっていますね。微妙な高低差を上手に活用しています。そして、ここぞのドローン。ビルの屋上からの風景。星☆。雲☁️。家並み。そして再度のドローン。 もちろんCGを使っているのはわかってます。でも、でも、でも、そんなの関係ねえ‼️ ストーリーは青春映画でありファンタジー映画であり、なにより清原果耶の初主演映画です。 おそらく世間では朝ドラ、「なつぞら」の千遥役で認知されましたが、私は2015年の朝ドラ、あさがきたの、ふゆ役から大注目していました。なんて目力のある女優なんだ❗️睨まれたら私は泣いちゃうよ。 しかし今回の映画を観て違う美しさを発見しました。横顔(プロフィール)。鼻の形が素晴らしい。 そういえば「鴨川ホルモー」の阿部も鼻の形フェチだったなあ。マドンナの京子ちゃんの鼻の形にイチコロ。映画版では芦名星さんが演じました。本当に鼻の形が綺麗でした。・・・いや、本当に泣いちゃう・・・ 清原果耶も鼻の形がパーフェクト!鼻の先端から顎までのEラインも最高。何時間でも見ていたい! 捕まるから‼️ 「三月のライオン」「ちはやふる 結び」も良かったですが、いかんせん脇役です。今回は完全に主役です。「さよならモネ」で朝ドラの主役も決まりました。快進撃はまだまだ続きます。♩ビクトリー ロード この道 いけば・・・ 藤井監督は裏設定をがっちり作るらしいです。 つばめはスピッツの大ファンと言う設定らしいです。いや映画の中では全く触れられていませんけどね。 君が想い出になる前にと言う曲の一節を思い出しました。 ♩追い求めた影も光りも 消え去り 今はただ 君の耳と鼻の形が愛しい 是非映画館での鑑賞をお勧めします。ブラウン管じゃ見れない景色が見れます。 いや今時ブラウン管のテレビなんてねえよ‼️ また長くなってしまいました。このへんで・・・ ドローンさせて貰います。🤞(昭和か!) 読んで頂きありがとうございました。
綺麗な映画でした。
正直めちゃめちゃいい映画でした。原作読んでないのですが特に分からない所な見終わりました。 画面いっぱいに広がる夜空もとても綺麗だったし星ばぁを通して成長していく主人公に自分を置き換えながらみてました。
果耶ちゃんの瑞々しい表情をとらえた朱玉のファンタジー
藤井道人 x 清原果耶! 藤井監督の傑作『デイアンドナイト』で孤独な佇まいの高校生を演じ強烈な印象を残した果耶ちゃん。今作では主人公・14歳のごく普通の女の子・つばめを演じた。 つばめが通う書道教室の屋上での桃井かおり演じる空飛ぶ老婆・星ばあとの語らいが実に心地よい。 実在することのない星ばあとの触れ合いにより、彼女が抱える悩みから解放されていった。観る私の心までが浄化されていくような不思議な感覚があった。 そう、これは果耶ちゃんの瑞々しい表情をとらえた朱玉のファンタジー。今年の日本映画のベストの一本だろう。
みんなに見てほしい!
ファンタジー的な部分で理解しにくいところはあったけど、それ以上に良かった。いっぱい泣けた! 清原果耶さんがすごくいい!彼女が泣くシーンがたくさんあって、全部その涙の意味が違って、違うのがちゃんと伝わって、すごい女優さんだと思った。
清原果耶の最高のプロモーション映画。
清原果耶さんの魅力がぎゅっと詰まった、みんなが彼女を好きになってしまうような、良い意味で清原果耶さんのPR動画みたいな作品。最後に流れる主題歌も含めて。 あの透明感。繊細な感情表現。朝ドラヒロインもますます楽しみ! ちょっとジブリ映画みたいな?不思議な世界観&ストーリーだけど、桃井かおりをはじめ上手な俳優陣の力で成立している。
屋根がある景色が美しく
色々な人物がうまく繋がる。なるほどと納得してしまうストーリー展開。ひばりとつばめはそうだよね。 家族愛にひたすら感動する良いお話。星バァの存在感はすごい。 清原果耶ちゃんの演技力は観ていて気持ちいい。役柄の良さを引き出す演技というべきでしょう。 是非映画館で🎦
主演の二人が絶妙!
恋や家族に悩む少女が、不思議なおばあさんとの交流を通して成長する物語。正直そこまで観たいとは思わず、他に観たい作品もなかったので、軽い気持ちで鑑賞してきましたが、ファンタジックで心温まる、なかなかよい作品でした。 主演の清原果耶さんは、テレビドラマで何度か見かけたことがあり、気になる女優の一人です。その時から感じていたのは、若手ながら、女優としての貫禄さえ漂うような堂々とした演技です。本作でもその実力は遺憾なく発揮され、主人公のつばめを自然体で等身大で演じ、観る者の共感を誘います。 共演の桃井かおりさんは、久々に拝見しました。役柄とはいえ、かつての妖艶な魅力とは程遠い、おばあちゃんになってて驚きました。しかも、その図々しく、口の悪い年寄りぶりと、どこか得体の知れない雰囲気がなかなかよかったです。 この二人の交流を軸として物語は進み、つばめも星ばあも今の自分から一歩踏み出して、家族との絆を強くしていく展開に、自然と胸が熱くなります。家族であろうとなかろうと、血のつながりがあろうとなかろうと、一緒に時間を重ねることの大切さを感じました。それは、つばめと星ばあにとっても、同じことだったとだと思います。 できれば、つばめと星ばあのやりとりをもう少し見たかったし、星ばあの含蓄のある言葉をもっと聞きたかったです。
清原果耶のピュアさに感服
皆さんも書かれていますし、TVドラマ「透明なゆりかご」でも分かるように、清原果耶の高い演技力とその透明感溢れるキャラクターが、この作品でも十分に味わえて満足です。 正直言って、桃井かおり演じるところの「星ばあ」に最初は何処かしら違和感がありましたが、そこを受け入れる事が出来さえすればこの映画は傑作となります。 おそらく清原果耶の代表作になるかもしれませんね。 それにしても、今は亡き樹木希林さんのポジションのような役柄に、あの桃井かおりさんがスッと収まるとは思いもよらなかったなぁ…さすがです。
家族や好きな人に対する愛情を思いだした。
まっすぐで繊細な年頃の主人公とひょうひょうとした星ばあの紡ぐ幸せな愛情のおはなし。 主人公のつばめほど若くもなく、星ばあほど年をとってるわけでもない私は周りの人に対する純粋な愛情をフッと思い出すことができた。 慌ただしい生活の中で失いそうになるシンプルな気持ち、人の根本的な気持ちに触れたい方は是非。 主人公を演じる清原伽耶さんと星ばあを演じる桃井かおりさんのやり取りはほっこりするし、清原伽耶さんの真っ直ぐな目には吸い込まれそうになる。
妹の名前は”つぐみ”か”すずめ”がいいな♪
視点を変えると景色は違って見えるよ、というお話でした。 オープニングのCAST紹介で、 MAKI SAKAI MIKI MIZUNO って、えっ?ウケ狙い?・・・ではありませんでした。ぴったりの配役。どの出演者も、役にピッタリで気持ちよく観られます。もちろん演技が良かったからでしょう。 若い人には、まずは一歩踏み出してごらん、と優しく背中を押してくれる、大人には、酷暑をしばし忘れさせてくれる一服の清涼剤、いや一杯の清涼飲料水のような映画です。
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