宇宙でいちばんあかるい屋根のレビュー・感想・評価
全134件中、21~40件目を表示
清原果耶の存在がファンタジー🌌
観終わると心穏やかにほっこりできるストーリー。 この映画は出演者の素晴らしさで高得点。主演の清原果耶がとても良い🥰この世代の素敵な女優さんは何人かいるけれど、この子の透明感は独特な気がする。 桃井かおりは大女優と改めて思わせてくれたし、継母の坂井真紀もとてもいい。名前を挙げたらキリがないけど、全ての出演者がピッタリ! ラストの歌、清原果耶は歌まで上手い❣️Coccoの作詞作曲の歌に雰囲気も声もピッタリで荒れた私の心を浄化してくれました。(まだ濁ってますけどね😌)
清原果椰と桃井かおり
主演の清原果椰と、されを支える桃井かおりさんによる、爽やかな夏風が吹き抜けたような映画だった。 家庭に居場所をなくしかけている少女と少年が対照的に描かれていて、小説を読んだような気がする映画だ。 伊藤健太郎君がいい役どころで出ていたが、後から起きる本当の事故を予言させるような場面がある映画で皮肉だと思った。
癒されるー
たまたまつけたWOWOWで偶然観ましたが… 超ほっこりしちゃった!!得したー! オープニングクレジットで、桃井かおりの名前が出て、意味のわからん長いタイトルと彼女のイメージとが???っと思って見ていたら、なんかかわいい少女が出てきて…よく見たら朝ドラの子じゃないかっ!!っと、どんどん引き込まれてしまいました。 ファンタジーを見る気分じゃなかったのに、桃井さんが出てたからついつい見てしまった! 見終わるとすごくさわやかであったかい気持ちになってほっこりしてました。清原伽耶ちゃんのピュアな演技もすごく良かった。可愛かったー。 コロナ禍の荒んだ心を癒やしてもらった。こういう時はファンタジーを見るのがいいんだ!と教えられた。
ほっとする良作
某社の株主優待でブルーレイをいただいたので、観てみました。 なんとも優しい物語で、見ていてほっとする。若いのに、存在感ある、主演の清原果椰が透明感に加えて、安定感抜群。それに対する桃井かおりが、新境地(?)で、ホームレス風のいでたちが不思議な「星ばあ」を演じる。個性が強くて、何を演じても桃井かおりになるのだけど、今回は役がハマったのか良い塩梅のキャラクターに仕上がっている。 とある郊外の街。つばめ(清原果椰)は、隣家の大学生トオルくん(伊藤健太郎)がほのかに気になる中学生。両親と仲良く暮らすが、母親は実母ではなく、もうすぐ子供が産まれるという少し微妙な環境。学校では別れた彼氏が少し荒れてて、通ってる書道教室では水墨画を勧められるなど、何かと落ち着かない日々。ここまでつばめを取り巻く状況が結構な情報量の割に、物語はゆったりと、ふんわりと進んでバタバタ感はない。 書道教室のあるひとけの無いビルの屋上は、そんなつばめがひとりでホッとできる場所。そこに現れたのが怪しさ満点の星ばあ(桃井かおり)。「歳を取るとなんでもできるようになるのさ」と、ちょっとした魔法を見せる。そこから二人の交流が始まり、星ばあに背中を押されながら、前向きになっていくつばめ。またまた事件が起きて…。 ドラマ1クールくらいの展開を、詰め込み感なく、綺麗にまとめているところは、素晴らしい。つばめとそれぞれの人間関係の複数軸を丁寧にまとめて、ゆったりと見せているようで怒涛の展開。構成と脚本の妙。演者の良さを活かしたキャラクターなどなど、なかなか楽しめた作品だった。 ここのところ、コロナ禍で劇場鑑賞も激減。例年だったらこの作品も劇場で観てただろうけど。家の小さい画面でもまあまあ楽しめました。感染が落ち着いて来たら、少し劇場に足を運ぶと
ありがとう、目黒シネマ。堪能!
女子中学生つばめの、両親との関係と、初恋とを、不思議なお婆さん "星ばあ" を絡めて描く話。 映画が気持ちよい仕上がりになっているのは、星ばあ役の桃井さんの力量によるところが大きいが、それでもやはり本作は、つばめを演じる清原さんによる清原さんのための映画、という印象だった。そのくらい、清原さんの、そしてこの年齢ならではの透明感が圧倒的で、そしてまた監督がそれをみごとに映像化していると感じる。 序盤は、短カットの連続で描き、水族館のクラゲで一気にスローな長回しに転じる、という撮り方の工夫は、自分には気持ちよかった。 「時間は止めたらだめなんだ、過去を美化しちゃいけない。時間は気持ちよく使え」 「家の中にいるだけじゃなくて、屋根もいっしょに眺められるような関係がいいんだ」 といった、心に残るセリフを大切にしていくことにしよう・・・
心が温かくなります。
心が温かくなるステキな映画でした。 自分の胸の中に、人の温もりのような優しい空気が吹き込まれているようで、 観ていて、とても心地よかったです。 やっぱり、果耶ちゃん、ステキでした!
心温まる愛くるしい最高の映画
アカデミー賞の藤井直人監督、桃井かおり、部谷美術監督に期待して観た。清原果耶と伊藤健太郎の爽やかなラブコメディ要素もあり、とても心地よかった。 清原果耶はデイアンドナイト、望みに出ていたのを後で知ったぐらいで、印象にあまりなかったが今回とても印象に残った。今年公開の夏への扉、NHK朝ドラの主役と楽しみである。 2020の広島国際映画祭での映画上映と藤井監督とのトークショーは満員の観客で、二度見て一層ファンになった。部谷美術監督も花束贈呈で登場したのも微笑ましたかった。
清原さんのプロモーション映画
無意味な主演女優の長回し映像。なんのメッセージも無い映像の余白。駄作とはこういう作品を指すのだろう。製作サイドが女優のプロダクションに負けているのだ。映画監督なら、俳優をボロ雑巾のように使ってやれ!笑
ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付 それが出来た作品でした。...
ほどよい透明感とそこにバランスの良い色付 それが出来た作品でした。 前半は盛り上がりに欠けたけど、後半でそれの説明と回収もされていて 思春期にありがちな空虚を昇華させていた。 全体で良く纏まっている。 そして役者さんも素晴らしい ただ、ひとつだけ 山中さんが演じる書道の牛山先生は全部知っていたんだろうか もう一回見直してみようと思います
作品の色味が素敵
私の激推し清原果耶さん主演の映画。桃井かおりさん演じる下品で大体で適当だけど大切なことを燕ちゃんに伝えるキーパーソンの星婆や、伊藤健太郎さん演じるとおるくん、まことくんや、血のつながらないお母さんなどなんだか本当に素敵な世界観を堪能しました。星婆が好きなものがクラゲというのもまたよかったです。この作品にマッチしていました。 「屋根」がキーとなるこの作品は、本当に素敵な言葉がたくさん出てきました。一緒に屋根を見られる存在、、はぁいいですね、、。 タイトルの意味がわかった時、ハッとなり思わずうるっときてしまいました。
雰囲気でもたせる
新聞記者という映画で、面白いな──と思ったのは映画ではなくwikiにあった以下の一文だった。 『監督の藤井道人は、企画を持ちかけられた当時、新聞も読むタイプの人間ではなく、政治にも無関心だったために自信がなく、オファーを2回断っている。』 (ウィキペディア「新聞記者(映画)」より) オファーを2回断った──ということは、3回目で承諾した、ということだ。 いったいなぜ、この映画(新聞記者)の製作陣営は、藤井道人氏にしつこく3回も打診したんだろう? わたしの勝手な/個人的な想像は、この話に実体がまるでないから──である。 この原案を書いた新聞記者氏はいわばドンキホーテであり、風車に出くわすたび、それを巨人だと思い込んで、全力で突撃し(官房長官に何十回も質問するだけなんだが)跳ね返される。(官房長官が疲れてしまうだけなんだが) かのじょは、この平和な日本に住み、叫び声も爆弾も降ってこない、安全な住居で、毎日お腹いっぱい食べて、毎晩子鹿のように安らかな眠りを眠っている──にもかかわらず、じぶんは圧政と戦っているヒロインだと、ひとり合点している──わけである。 そんなサイコパスな妄想記者が、平和な日本を危険きわまりない場所だと告発した映画が「新聞記者」だった。世界で一二を争える犯罪の少ない国を、である。信じられますか? そんな話に実体なんかあるわけがない。 実体がない話だから、雰囲気/空気感/描写で持って行けるタイプの叙情型映画監督を充てたかった。だから3回も藤井道人氏に打診したのだ。 描写が精密だったり、社会派の監督では「新聞記者」に実体/内容がないことがバレてしまうからだ。 狙いどおり、新聞記者は藤井道人監督のいい意味においての曖昧さで、成功をおさめた。 したがって、わたしの個人的な感慨においては、妄想を具現化した映画「新聞記者」はメルヘンである。メリーポピンズとおなじジャンルの映画だ。 映画「新聞記者」にたいして、よくぞ言ったと称えているひとは、たぶん記者と同じような妄想癖があるのだろう。 同じくウィキペディアに『ヒロインの女性記者役に至っては引き受けてくれる女優が誰も居なかったため、しがらみのない韓国出身のシム・ウンギョンが選ばれたと報じられている。』とあるが、これは広報を目的とした誇張だと思う。 大勢の女優が、のどから手が出るほど役が欲しかったはずだ。「誰も居なかった」などと寝言をぬかしてもらっては困る。 「新聞記者」は思わせぶりなだけでヤバい描写なんかひとつも存在していない。現実がヤバくないわけだから。 ──と言うと、陰謀論の支持者は『あ~あ、おまえみたいなシープルはかわいそうになあ、体制側に欺され、搾取されていることを知らんのだよ』とか、憐憫をしめされるわけだが、まあ、どういう妄想をしようと人様の勝手である。 わたしのも個人の解釈/妄想に過ぎない。 それは、ともかく。 この映画にも、同監督の現実とメルヘンの融合のたくみさはあらわれている。 それは主人公つばめ(清原果耶)の幻想であり、自分だけが見えるメンター/イマジナリーフレンドがいるという設定をもった物語は、いっぱいあるが、いま思いつくのがないが、ここには星婆というキャラクターがいた。 その鷹揚な樹木希林のようなポジショニングを桃井かおりが請け負っていて、それは雰囲気がよかった。いつもながら独特のしゃべりかた。日本語の響きがいい。 ただし、メルヘンの質感が、変則で、ストンとおちてこない。 たとえば、たとえばであるが、虎が高速でぐるぐる回るとホットケーキになる──というメルヘンは、色的にも情景としても、ストンとおちるが、この物語は、宇宙でいちばん明るい屋根──だから、なんなの、という感じになってしまっている。 寓意が、なにがしかの象徴もしくは普遍になっていない。ことに加えて、主人公の哀しみに、切実がない。清原果耶が悲しげな顔をするので、つられはするものの、じっさい話になんら切実はない──のである。 ただ、なにしろ雰囲気が持っていく。空気感だけで哀切を表現してしまう。新聞記者の制作陣が3回オファーしただけのことはある。
中島哲也的演出が欲しい
個人評価:2.5 ファンタジーであるならば、もっと演出を振り切ってほしいところ。中途半端な世界観と演出の為、全ての登場人物が地に足がついていない演技。芝居が上手いはずの主演2人も違和感ある演技。アイドル映画にもファンタジー映画にもなっていない。新聞記者を撮った監督とは思えないと感じる。 中島哲也的なデコデコな演出がほしいとこ。
すごく好きな世界観です
星ばあの桃井かおりさんが最高でした。ガサツなのに愛らしくて、言葉の一つ一つが心にささる、さすがとしか言えません。清原果耶ちゃんもとても自然で普通の中学生に見えて、今後が楽しみです。2人のやり取りが好きでした。他の俳優さんもすごくあっていて、映画の世界観が好きです。DVD買って、定期的にみたいなと思いました。たくさん泣いてしまいました。
主演の清原果耶ちゃんがとても良い!
話の展開は王道なのだけど、ジュブナイルの香りのする爽やかな作品だった。 つばめと星ばあの歳の離れた友人のような、祖母と孫のような、共犯者のような、でも慣れ合わずそっと背中を押し合うような関係が心地よい。 そしてつばめを演じる清原果耶ちゃんがとても良かった…。「自然体」としか良いようのない、でも品が良く雰囲気のある素敵な女優さんだ。 坂井真紀さん演じるつばめのママも良かった。ママがつばめを抱きしめるシーン、じーんときてしまった。 あと同級生の笹川くん!出番は多くはないながら、ファミレスのシーンの絶妙な中学生男子感素晴らしかった(可愛い)。すごく印象的に残っている。 あと山中崇さん演じる牛山先生の不思議な存在感も良かったなあ。
桃井かおりと清原果耶がすばらしい
桃井かおりの才能はある程度知っていた。 すばらしいのは、自慢するでもなく、表に出るでもなく、自分の居場所にいて淡々と俳優業をこなしていること。 清原果耶はこんなに素朴でピュアな俳優だとは思わなかった。 桃井に共通するような。 最近思うこと・・・ 歳を重ねた俳優の存在感がすばらしい。 桃井かおり、倍賞美津子、田中裕子。 努力してるんだろうな。俺なんかとてもかないません。
見終わった時にわかるタイトルの意味
デイアンドナイトの藤井監督×清原果耶初主演で話題の映画。藤井監督は清原さんのいいところをよくわかっていると思うくらい魅力に溢れていた。映画としては謎の女を演じた桃井かおりさんの奥深さは流石。アドリブとは違い自然にセリフが出てきているようでまさに憑依。
全134件中、21~40件目を表示