「美しい透明感」宇宙でいちばんあかるい屋根 ベムラーさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい透明感
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14歳の少女らしい心模様が丁寧に描かれていた。
星ばあが桃井かおりによって、原作以上に現実味を帯びて映画の中で動いていたのには驚いた。小汚い感じの捻くれたバァさん、近くに居そう。
この小汚さを受けて、さらに輝く、清原伽耶の透明感!が美しかった。最後の方で見せた、2人のクラゲのダンスのシーンも凄くよかった。つばめの中学生らしい初々しい恥じらいに心掴まれる。
隣の大学生、享に関しては、原作にある、怪我での入院直後に付き合っていた女子大学生の彼女に振られるという苦渋の部分が省かれていた。時間的制限とかつ、本題を際立たせるために、致し方ないのか…少々残念
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