泣きたい私は猫をかぶるのレビュー・感想・評価
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70点
映画評価:70点
私は好きです!
ジブリとか、新海誠とか、細田守とか、
数々のアニメが面白さ低迷する中
よくぞ、ここまで完成させてくれました!
ちょっと前の細田守作品に似ていて
とても良作です!
私が細田守作品に望んでいた世界観が
何故かコチラの制作会社さんで体験できるとは。
満足です。
オリジナリティは少ないけど、
各アニメーション映画の成功例の良い所を
余すことなくパワーに出来ています。
それはそれで凄い!
正直、冒頭の展開は
無理やり個性を付けている様に感じて
少し不安でしたが杞憂でした。
猫の恩返しさながらの
猫、ネコ、ねこ、猫!!!
とても楽しかった。
高校生くらいの若い子向けと思いきや
30代でも十分ワクワクしました。
青春とか、友情とかの類いで
エンディングでウルウルきたのは
久しぶりだったので
興味がある方は是非観てみて下さいね。
【2021.11.15観賞】
狭い世界観
うーん
中高生にみてほしい
あの主人公がいたから成り立つ名作
まずこの作品は人によって評価が大きく違うと思います。主人公に対して好き嫌いがハッキリ分かれる作品だからです。
確かに現実であのような人間がいたらハブられるのは当然でしょうし、嫌いだという人がいるのも納得です。しかし、この作品は主人公がああいう人間だからこそ成り立つ作品です。
主人公は幼い頃の経験から、両親や周りの人間から愛情を感じることが出来ない人間になってしまいました。だからこそ愛されたいという強い願望があり、そのせいで空回りしてしまい、ああいった行動を取ってしまうのだろうと想像出来ました。彼女は常に明るく、周りから無限大謎人間といわれるほどに不可解な人間になってしまいましたが、その一方で、とても弱くて脆く、寂しい人間でもあります。
そんな彼女が愛情を必死に模索し、愛されたい、そして愛してると伝えたいという気持ちがひしひしと伝わってくる、そんな作品でした。脚本の岡田さんの実力には毎回脱帽します笑
人は選びますが、是非いろんな人に、特に思春期の男女に見てほしい作品です。
素晴らしい作品でした。
焼き物の町には猫が似合う
猫になったんだよな君は。
泣きたい私は猫をかぶる
大人も子供も自分勝手だもの
中学生がちゃんと中学生だと、この位にはイラッとするよねぇ、なんて幅を自分の中に持てるかが鍵。だからと言って面倒なわけではなく、そもそもがそんなもの。
お互いが相手の世界を観察せずに正義をゴリ押しするから歪むし、そこに気が付かないままに何となく片方が諦める感じ。でもね、今回はそうしない。暫く後になって視たとしても、「うざい映画だなぁ」なんて思う気がするのどけれど、そもそもが狙いだったりして、ね。
後半の猫世界に関しては忘れたい、と言うか何もないし、ダレたか?と感じましたが、エンドロールのオマケが見事だったので相殺かな?なんて思ってます。
距離感と手前味噌。そこら辺の難しさを上手く伝えている作品であるのかな、とは思います。
何か微妙。あと一歩足りないきがするな。
自分に素直になれなくて
猫が可愛いヾ(・ω・*)ノ
良作画
全体的に人物の表情・背景ともに上手く。動きやレイアウトはアニメーションとしての気持ちよさに加えて作劇演出としいう意味でも細かな工夫が光るものだと感じた。
シナリオという意味で言うと、人物描写を中心にはっきりとノイズになる描かれ方がいくつかあり、それこれも全て巻き込んで、BGMの音量を上げて、感動らしきものに着地しようとするスタイルは気に入らない。
ただ、エンドクレジット前のラストシーンにて、家出から帰ってきた主人公におかえりという事も忘れ、猫を抱え涙ぐむ継母、それを主人公の肩越しに覗いている父、これを「好きになってみる」と意気込む主人公。
今までノイズに過ぎなかったものが総じてシナリオ上の悪意であったみたいな。人間に対する深い絶望・・・、そう読めば面白いのかもしれない。
泣きたい私は猫をかぶるって、タイトルが好き。 ストーリーと主人公の...
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