泣きたい私は猫をかぶるのレビュー・感想・評価
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猫になったんだよな君は。
本当の気持ちを言葉に発することが苦手な少女が、猫に化けて好きな人の元へと通ううちに、人間と猫の境界線が曖昧になってしまうお話。
主人公の一途な男の子への想いが甘酸っぱいです。ヨルシカの音楽が最高にマッチしてます。日本のアニメ映画の王道が詰まってます。
泣きたい私は猫をかぶる
大人に勝手に決められて、自分だけでは何もできない中学生を普遍的に描く。
人間と猫の関係を描いているのも良かった。他人には話せないことを話せる存在が猫。きなこをもって、猫目線の話もあってよかった。
言葉にしないと伝わらない。言いたいことを言わないでいて、それを言えない時になったらもう遅い。
その状況を猫のまま人間に戻れないという状況で表現された面白い映画だった。
エンドロールにおいて、声無しで文字で登場人物のその後を描いてる感じも良い。あれこそ言葉で表現って感じが強く印象づけられる。
ヨルシカ!!
大人も子供も自分勝手だもの
中学生がちゃんと中学生だと、この位にはイラッとするよねぇ、なんて幅を自分の中に持てるかが鍵。だからと言って面倒なわけではなく、そもそもがそんなもの。
お互いが相手の世界を観察せずに正義をゴリ押しするから歪むし、そこに気が付かないままに何となく片方が諦める感じ。でもね、今回はそうしない。暫く後になって視たとしても、「うざい映画だなぁ」なんて思う気がするのどけれど、そもそもが狙いだったりして、ね。
後半の猫世界に関しては忘れたい、と言うか何もないし、ダレたか?と感じましたが、エンドロールのオマケが見事だったので相殺かな?なんて思ってます。
距離感と手前味噌。そこら辺の難しさを上手く伝えている作品であるのかな、とは思います。
主人公の愛情表現、感情が気持ち悪い…
Netflixで配信されてる事は知っていたが、見過ごして
おりこの度一部の映画館で観ることができるとの事で劇場で鑑賞する事となった。
率直な感想としては非常につまらなかった。
というのも主人公の恋人への愛情表現、感情がとても気持ち悪い。多感な時期の中学生とはいえ現実とは少し遠い印象を受けた。
随分と積極的で人とは異端な主人公だが心を開けない、本心を曝け出せない事に悩む描写も淡白且つ雑な為違和感を覚える。
この作品の見どころである猫に変われるところも非常に雑で淡白であり作中の大半が恋人への想いばかりでせっかく猫になれるファンタジーな描写が非常に少なく感じる。
猫になれるという夢のような設定なのに、猫にしかできない事、猫だからこそこういう事ができたらなという行動など皆無。結局恋人への執着心を猫でも続けていただけでとても残念な描写が続く。
良く言えば主人公の年齢設定と同じ中学生くらいの年齢の子供妄想するような話。そこに大人目線の着色もなく映画作品としては非常に残念なものである。
何か微妙。あと一歩足りないきがするな。
ストーリーは、無理に笑ってるというのでまとめられるけど、最初にもうちょっと説明みたいなのほしかった。
ストーリーをもう少しはっきりさせてほしい感はありました。
全体的なストーリーは良かったけど、キャラクターもの演技など、無理して笑ってるのわかってても、すこし違和感がありました。
自分に素直になれなくて
恋をしたくなるというか
もっと青い時代に戻って、当時の気持ちを素直に言いたくなるような映画です
とても抽象的ですが、自分自身何度も後悔してきた人生だったので、この映画に出会っていれば少しは背中を押してくれたのかなとも思いました。
思い出したらなぜか泣けてきました。
乱調すみませんでした!
でもとても、胸に響く作品でした。
また、改めて見たいと思います
脚本が足を引っ張っている
作画:★5、声優:★5、主題歌:★5。
予告見てそれだけはわかったから凄く期待していたのに…見たらすっきりしない。
脚本が★3で、そのせいで全体的な印象も★3って感じ。
青春映画を見せたいのか、ファンタジーを見せたいのか、人間関係の再構築を見せたいのか、どれも中途半端で伝わってこない。
猫の世界に行くのが、残りの尺1/3辺りって時点で明らかに時間足りなくない?
向こうの住人について深掘りもなく、住人との交流も含め世界観の描写も少なく、悪者のお面屋退治もあっけない感じ。
中盤まで猫になるようお面屋が何度も催促してくるが、それが作品に影を落としていて気分が暗くなる。
そこに使ってる時間とかを削って、猫の世界とお面屋退治に時間を割くべきだった。
長々と書きましたが、
予告編見て満足してるのが良いかもしれません。
猫が可愛いヾ(・ω・*)ノ
素直になれないそれぞれの想いとか、わかってるつもりでも気付けてないホントの気持ちとか、ホッコリ見れた。
私が今住んでる街が舞台なので、個人的には凄く楽しめた♫
私も猫になりたい!って、ちょっと思ってしまったw
大筋は良かったけど
テンポも良く、見やすいストーリーの流れとお決まりのハッピーエンド。
オトナには少し退屈な内容かも。
あと最初のヒップアタック的なシーンで冒頭から私は激しくドン引き。
あんなこと靴を脱いで実際にやる少女がいたら気がふれているレベルではないか。
靴を脱ぐ必要性がわからない。アニメではよく靴を脱ぐシーンが多いけど
実際には靴がないなんて、地面には危険がいっぱいなのに破傷風になったらどうするんだ、
ということばかり気にしてしまいますよ。。
中盤は盛り上がってきて、思春期の葛藤や「戻れない?」という不安があって良かったんだけど、
ラストが王道すぎていい子ちゃんな終わり方。
どなたかのレビューに、当初はムゲが猫として10年過ごして成仏して終わるという対談の話をされていて私も見に行ったのですがそのラストの方が衝撃があって、作品自体の個性も出てよかったんじゃないかなぁと。アニメだからこそクライマックス悪者と戦って倒して一気にエンディング、という流れは正直超食傷気味です。
良作画
全体的に人物の表情・背景ともに上手く。動きやレイアウトはアニメーションとしての気持ちよさに加えて作劇演出としいう意味でも細かな工夫が光るものだと感じた。
シナリオという意味で言うと、人物描写を中心にはっきりとノイズになる描かれ方がいくつかあり、それこれも全て巻き込んで、BGMの音量を上げて、感動らしきものに着地しようとするスタイルは気に入らない。
ただ、エンドクレジット前のラストシーンにて、家出から帰ってきた主人公におかえりという事も忘れ、猫を抱え涙ぐむ継母、それを主人公の肩越しに覗いている父、これを「好きになってみる」と意気込む主人公。
今までノイズに過ぎなかったものが総じてシナリオ上の悪意であったみたいな。人間に対する深い絶望・・・、そう読めば面白いのかもしれない。
泣きたい私は猫をかぶるって、タイトルが好き。 ストーリーと主人公の...
泣きたい私は猫をかぶるって、タイトルが好き。
ストーリーと主人公の気持ちを物語ってた。青春とファンタジー。
あと味がいい☺︎
ヨルシカの花に亡霊好きで、最近よく聞いてたけど、この映画の主題歌だった!
すごくあってた♫
感情描写が拙く、惜しい作品
ストーリーは、視聴者を置いてきぼりにしないよう分かりやすく作ってあったと思います。
昨今は制作者の「見せたい」気持ちばかりが先走り、「見やすさ」を蔑ろにした無駄に難解な作品も多い中、いい意味でシンプルな作品に出会えました。この作品は、流れや目的がハッキリしています。
ただ、問題はキャラクターの描写です。
正直自分の目から見て、なんじゃこりゃ? と思うような行動や発言が多々ありました。キャラクターの人間味が薄く、登場人物のほぼ全員が無神経で薄っぺらく感じます。
◎主人公のムゲの、日之出に対するイタズラ(公衆の面前で「日之出サンライズアタック」と言ってお尻にお尻をぶつける)の度が過ぎていることの気持ち悪さ
◎しかも上記のイタズラは、猫に変身したムゲが日之出と関わることで好意を拗らせた末の行動という不気味さ
(日之出は猫の正体がムゲだと知らないので、相当に不気味だったはず……)
◎このままじゃダメだと一念発起して書いたムゲのラブレターが、クラスのクズ男子に奪われその場で音読された際、日之出はその内容に対してノーリアクションで誤魔化すこともできたろうに、ギャラリーやクズ男子が見ている前で「俺は恥ずかしい」「大嫌いだ」と大声でエグい公開処刑を行った無神経さ
(ここは本当に冷めました)
◎そんな酷すぎる無神経極まりない公開処刑をされたにも関わらず、一ミリも変わらない好意を日之出に向け続けるムゲの違和感
(もはや恋愛というより依存では……?)
◎家出したムゲの情報を聞きに学校に出向いた父の再婚相手(新妻)が、教師が目の前にいる状況で確信もないのに「あなた娘と付き合ってるって聞いたけど、あなたのところに行ってない?」と日之出に問い出したという空気の読めなさ
◎新妻と前妻が言い争って殴り合い掴み合いに発展したシーンで、そんな姿を見たらショックを受けそうなムゲが「あちゃー」といった感じの軽い反応しかしなかったことの意味不明さ
(しかもシリアスな展開のはずなのにコミカルなBGMが流れていたあたり、女性どうしの争いをバカにするような制作側の意図を感じて萎えました)
◎EDにて、ムゲがラブレターを音読したクズ男子に普通に挨拶していたことに驚愕
(あんなことされたらトラウマになって卒業後も恨まれてもおかしくないのに、早々に許しただけでなく、自分から挨拶するってのはどう考えてもおかしい……)
などなど、登場人物たちのメンタリティに対して疑問点やツッコミどころが満載。
それに加え、主人公のムゲが日之出を好きになり始めたキッカケが一切描かれていないこと、日之出がムゲに惚れた理由が浅く感じることなどが、人物描写の薄っぺらさに拍車をかけています。
あと、猫のお面屋ですが、あれはいったい何だったんですかね……? ただ単にそういう職業ってだけだったんでしょうか? それとも、何かのキッカケでお面の力を手に入れたんでしょうか?
その点をもっと詳しく描写していれば、物語に深みが出たんじゃないかなと思います。
お面屋の正体をいろいろ予想しながら見ていたため、そこは特に何も補足がなくてちょっとガッカリでしたね……
お面屋もかつては人間で、他の人間から人のお面を奪わないと人間の姿に戻れない(だからムゲを甘い言葉で必死に騙した)みたいな設定の方が面白かったのでは?
ムゲのお面を被って偽ムゲになったのが、新妻の飼い猫のきなこって……そこは絶対お面屋だと思ったのに。何でだ。
作画は最初から最後までとても綺麗でブレがなく、演出もよかったです。それだけに、上記の難点が痛いんですよね……ほんと惜しい作品だなと感じました。
ただ、アニメ作品にありがちな「無意味な性的誇張」や「過剰なキャラ萌え要素」もなく、純粋にいい物語を作ろうという気概を感じて好感の持てる作品ではありました。
この制作陣なら、ちょっと工夫すれば世界でも勝負できる作品が作れるんじゃないかという期待はあります。
2020年ワースト、観客を信じられない佐藤順一監督の弱さと醜悪さが露呈
アレを馬鹿が読み上げる描写はいいよ
だったら周囲にそれをちゃんと止めさせろよ
僕があの場にいたらぶん殴ってるけど、監督はそうじゃないんだね
さらに読み上げた男に、ちゃんと報いを受けさせろ
放置したままハッピーエンドじゃないんだよ
地獄を放置するな
それとも佐藤順一監督は、ちょっと変わった女の子のアレを衆目に晒すプレイを全国に広めたいの?
報いを受けさせないんだから、「そういうこと」だよね
それと大事なことを全て言葉にすんじゃない
言い訳ばかりなんだよ
キャラクターに演技させられないor観客が読み取ってくれるか不安なシーンは全部言葉にしちゃってる
観客を信じて託せよ
映画は観客が観て完成させるんだろ
それとも日本の少年少女はメッセージを受け取ってくれない馬鹿だと思っているんですか?
「帝一の國」以来の胸糞悪い映画でした
星は付けない方針なので5にします
女の子の行動が突飛すぎて、ついていけないと思ってしまった・・・ 途...
女の子の行動が突飛すぎて、ついていけないと思ってしまった・・・
途中でひのでのことばっかりで友達のことも大切にしてあげて!ってつい言っちゃった・・・
でも、ストーリーの流れは好きです!あとお面屋笑
映像自体はすごく綺麗で見ていてすごいなと感じました!!
期待してた分、少し残念でした。
主人公の女の子の心情が共感しずらい?とにかく、あまり作品に入り込めませんでした。特に考えさせられる映画でもなく、ありきたりな描写が多く、一回見て満腹って感じでした。。。
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