ドクター・デスの遺産 BLACK FILEのレビュー・感想・評価
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面白そうだなと思って見に行きました。 終末医療に切り込んだ重いテー...
面白そうだなと思って見に行きました。
終末医療に切り込んだ重いテーマだと思ったんだけど、え?そっち?
それならそれでなんで犯人がそうなったのかは無くて消化不良。
それとスマホ持ってんのにGPS捜査しないの?とか、注射刺されて反撃しないの?とか、近くの警察に向かわせればいいのにとか、ツッコミどころ満載で入り込めなかった。
あとやっぱり画面の暗さが日本の映画って好きになれない。思い出の場所とかも、美しいシーンが欲しかった。
期待はずれ。
北川景子は怒り顔でも美しい。見どころはそれだけ・・・
言うまでもなく北川景子は美人だけど、怒った顔もやはり美しい。
人妻になったとはいえ、とても魅力的です。
作品の中身はなんというか、テレビの出来の悪い2時間サスペンスドラマですね。
公式ホームページによれば「安楽死を手口にする猟奇的な連続殺人犯“ドクター・デス”が仕掛ける事件」とあります。
少し前に、不治の病の患者から安楽死を請け負った医師が逮捕された事件が報道されましたが、本来、この「安楽死」というのは非常に重いテーマです。
同じく公式ホームページに「本人の意思と家族の同意のもと実行される安楽死は殺人と言えるのか」とありますが、答えはとても簡単で、法律(刑法202条)に明確に犯罪行為と規定されています(ヨーロッパの一部の国では合法化されているそうですが)。
わが国では、「尊厳死」については議論がなされていますが、「安楽死」は議論の余地なく犯罪行為とされています。
ちなみに、
「安楽死」は第3者が不治の患者を死に至らしめるために積極的に介入する
「尊厳死」は医療介助を差し控えることにより不治の患者を死に至らしめる
と違いがあります。
医療技術の進歩によって、助かる見込みはないけど際限ない苦痛を死ぬまで受け続けなければならない人がいるそうです。苦しむ患者に対して鎮痛剤を投与しますが、薬が効かなくなる場合があり、そうなると後はあとは安らかに逝くことを祈ることしかできません。
そのような患者に対し何ができるか?「安楽死」は許されるのか?とか、作り方次第でどのようにも描くことができたはずです。また、逆に、安楽死についてあまり深入りせずにミステリー重視で作品を作ることも可能でしょう。はっきり言ってこの作品の作りはとても中途半端と感じました。
ストーリー的には、
冒頭、火葬中止させて検視解剖させますが、そもそもその段階では遺族の反対押し切ってそのようなことをする権限はないはずです(この段階で、この作品大丈夫か?と思いました。)
その後、単に似ているというだけでいきなり警察に連行して事情聴取してますがそのような権限もありませんし(任意?)、まして事情聴取中に腰ひも結び付けて逃走防止を図る権限もありません(この段階で、脚本の出来は良くないと判断しました。)
これ以上はネタバレになるので書きませんが、犯人の人格についての描き方も、警察の捜査方法も、犯人による誘拐の描き方も支離滅裂ですね。
北川、綾野両主役は頑張っていたと思いますが、
刑事2人のバディ物として続編作るには、今作の出来は悪すぎると思います。
ミステリファンより、キャストのファンにお薦め
キャストは豪華。
隠しキャストも面目躍如の怪演。
序盤は捜査の地道さに感心する部分もあるし、後半の危機にもハラハラはします。
ですが終わった後に、心に残るものがありませんでした。
恐らくその原因は、以下の2点にある気がします。
🎬
①伏線がない!?
ミステリの醍醐味の1つが、何気なくばら撒かれた伏線が、終盤で一気に回収されること。
本作も、大きなミスリードが1つあるものの、伏線の回収が畳重ねられる痛快さはありませんでした。
🎞
②動機に同情・共感できない
「マスカレード・ホテル」は、序盤や犯人が明かされる展開はイマイチだけど、自白された動機の哀しさに共感する部分もあった。
本作でも終盤に、犯人の表情で動機が語られるが、そこに悦びを感じるのはやはり狂気でしかなく、心が動かされるものではありませんでした。
🎥
「探偵の探偵」の北川姐さんが大好物の自分は、ミステリ映画として、少し期待し過ぎていたのかもしれません。
キャストのファンには、見て損しない見せ場はあると思います。
昭和な刑事ドラマ的ムービーは嫌いではない^^;
久々に金曜レイトショーは、1席飛ばしてほぼ満席のドクター・デスの遺産
この撮影後、妊娠出産して、即映画の番宣に出てる北川景子に脱帽デス。
途中からの展開が唐突過ぎましたが・・・
これドラマでシリーズ化してたら綾野・星野のMIU404を凌駕する綾野・北川のナイスなバディムービーデス。
このコンテンツは、ドラマで続編か前日譚やるべきですよ日テレさん。
しかし木村佳乃のここ数年の振り幅が凄すぎデス。
あっ内容は,病で苦しむ人を安楽死させるドクター・デスと2人の刑事のクライムサスペンスです^_−☆
*1/9追記
2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始しました。
映画好きの皆様宜しくお願いします。
いい具合に裏切られる
サスペンス刑事ものなので
気になって見てみました
観ていていい感じに視聴者を裏切る感じで
とても良かったです
子役の子の演技が良く親子関係に深みがでて
感情しやすいです
この刑事2人のシリーズ化しても
中々期待が持てると思います
ご都合設定な所はありますが
良い映画だと思います
テレビドラマレベルの中途半端さ
安楽死をテーマにしたもので、もっと期待してはいたのですが。。。
おもしろかったのは、ちょっとした展開だけ。
・場面の雰囲気を無理やり作ろうとした音楽(これが一番気になった)
・なにをしたいのかわからない犯人
・重いテーマなのに何を伝えたいのかわからない
・キャラクター性がよくわからない、主役陣とそれ以外の単調な役者の演技の差
コロナでスケジュールが厳し目になったのか、総じて中途半端でもったいない感じでした。
白衣を着た(詰めの甘い)悪魔。
日テレです。娯楽作品です。安楽死を題材にしてますが社会性は無し。その是非を問う、なんて野暮も深掘りも無し。クライムサスペンスとしても一級感は低いっすかねぇ。犬養・高千穂コンビでシリーズ化してドル箱になってくれればラッキ!的な魂胆もチラホラ。
ネガ要素だらけな気もしますが、これが、意外にも、結構オモロイ。ただし、が一杯ですけど。
まず、尺が足りてないんだと思います。なんで、基本設定の説明と、キャラ立てて捜査が展開して行くくだりは、完全にテレビ品質脚本。もうね。シャカシャカと話を進めるやっつけ感。撮影の丁寧さとのギャップに戸惑いましたw
アレがアレだと判明する直前から、完全にギアが入れ替わります。雑に流して来た描写が映画品質に転生。
が、ですね。
最後がさ、雑過ぎひん?
ラストカットには吹きました。
正直に告白すると、わたくし、彼女が嫌いなんです。が。これは良かったです。
良かった。普通に。
色々と足りない!
あまり期待はせずに鑑賞。
予告にあった綾野剛&北川景子の警視庁No.1コンビっていうのが一切感じられず😣
主演2人の人物背景がほぼないため薄いし関係性もよく伝わらない😣
前半はわりと早く展開されるから楽しめたが後半は正直ダルいかなと😣
安楽死がテーマだけに考えさせられるのはたしかに☝️
ドクターデスの正体もその後の展開も途中で読めてしまったのは残念だが正体があの人という認識が出来なかった😲😲これが一番の見せ場だったかも
換骨奪胎なのか?
2時間ドラマ、といったTVサイズの中身、演出のみなさんの感想には、全く同感です。
原作を未読のため、申し訳ありませんが、尊厳死が犯人の動機,テーマというより、快楽殺人者の安楽死の体を装った連続殺人に見えました。他の殺し方の猟奇殺人でも成立する。
この映画に語っては、尊厳死を焦点では無いと思います。
尊厳死? 快楽殺人鬼?
題材は難しい尊厳死についてだと思う。
序盤は痛みや苦しみに耐えかね「死なせてほしい」と希望する患者(家族)を見ていられずに尊厳死をドクター・デスに依頼する話。
尊厳死を希望する家族の気持ちに立ったり、それでも生きていてほしいなと自分なりに考えつつ見ていました。尊厳死を希望する家族の想いに応えるドクター・デスであれば感情移入もできたかもしれない。尊厳死について自分なりにも考えたかもしれない。が、最後はただの快楽殺人鬼というオチで終わった気がします。
予告とキャストに期待しすぎちゃった感じでした。
【尊厳死と殺人の境目】
今年7月、筋萎縮性側索硬化症(ASL)で安楽死を望む女性が、SNSを通じて知った医師二人によって殺害された。
安楽死を望んでいたことから、尊厳死と一時報じられていたが、医師二人は、女性の主治医ではなく、障害者や高齢者は死んだ方が良いなどと投稿し、優生思想を持っていたことが明らかになっている。
また、石原慎太郎元都知事が、ASLは業病、つまり、前世の罪によって現世で病を患うことになったなどと非合理的で反知性的な発信を行い、ASLに対して差別的な見方が強くあることも話題となった。
医師二人は、百数十万円の支払いを要求し、この金額を安いと発言したことが報じられていたし、石原慎太郎は、差別的発言をしたこへの批判に対しては口をつぐんだままだ。
この作品の犯人もそうだが、耐え難い苦しみを抱えている人に、自分の思想を被せて、殺害行為に及んだり、差別を肯定するような発言も決して許されることではないと強く思う。
ただ、NHKスペシャルが昨年放送した、日本人女性がスイスで安楽死を迎えるまでを追ったドキュメンタリーを思い出した。
この女性は、神経難病を患い、歩行や会話が困難となり、近い将来、自発呼吸も難しくなり、人工呼吸器が必要になると宣告されていた。
この病気は多大な肉体的苦痛も伴い、その耐え難い苦痛や自身の運命を悲観して、彼女は自殺未遂も繰り返していた。
そして、自ら自死の行動さえ不可能になり、スイスの尊厳死を斡旋するNPOに連絡、病状や考え方など厳しい審査を経て、安楽死が認められることになる。
家族は葛藤する。
姉妹のうち、受け入れること出来ない妹は立ち会いを拒んだように覚えている。
しかし、姉妹のうち二人は、葛藤の末、彼女を理解し、安楽死に立ち会うことを決心する。
スイスで、医師の最終意思確認を終え、彼女は姉妹と最後の言葉を交わし、これまでのお礼とお別れ伝え、ほんとうに静かに、そして、穏やかに、ある意味、眠りに落ちるよりあっけなく、スーッと息を引き取る。
NHKスペシャルは、こうした最後の場面も記録し放送した。
死とは何か、人間の尊厳とは何か、耐え難い苦痛とはどんなものか、死を選択するとは何か、残される家族の理解と葛藤とはどのようなものか考えさせられるシーンだった。
スイスは1942年に積極的安楽死を法律で容認した国だ。
その後、欧州の複数の国、カナダやアメリカの一部の州がこれを認め、21年にはニュージーランドで、合法となる予定だ。
長寿の社会で、大きな病気などを患わらない限り、人は死を意識することは少ない。
医学も高度医療も更に進化し、難病を克服する割合が高まった。
そして、社会の福祉に対する考えやシステムも進み、障碍者や、病気や事故で障害を負った方々が生きるためのインフラも昔に比べたら改善し、パラスポーツなどを通じて、勇気やモチベーションを高め、社会参画する障碍者の人も増えているように感じる。
こうしたなか、僕達は、それでも、苦しく絶望的な病気を患ってる人がいることを、キチンと認識できす、忘れがちなのではないのか。
耐え難い肉体的苦痛、治癒の可能性は皆無に等しく、自立した生活はおろか、ほとんど何も自ら行うことが出来ない人々のことをだ。
僕は、安楽死に賛成ではない……と思っていた。
思っていたというのは、他人事のように考えていたからだ。
しかし、NHKスペシャルを見て、葛藤を覚えた。
肉体的に多大な苦痛。
不治で、悪化するのみ。
自立生活どころか、自立呼吸など生命活動も困難。
人間の尊厳とは何か。
この問題提起は回答にたどり着くのが難しい。
アメリカのケヴォーキアン医師は、130人を安楽死させたと言われている。
これだけ聞くと、恐ろしい。
だが、それは病気でほんとうに苦しんでいる人を慮った気持ちからの行為とされ、保釈後は亡くなるまで安楽死の啓蒙に一生を捧げたらしい。
さて、映画は、オープニングがカッコいい。
昔よく見たデカコンビのシリーズドラマのようだ。
結構みんな点数厳しいなあ。
分かりますけどね。
僕は、去年見たNスペを思い返すことにもなって、ちょっと加点します。
ずっと楽しみにしていた映画です。
ドラマでも良かったのではとの声が多いようですが、安楽死と言う重いテーマは、ドラマでは表現しにくいのかな?と思いました。
後半の展開していくスピード感がとても良く、満足でした。
映画を観た後にパンフレットを読んでびっくり、冒頭から伏線が張られていたようです。
それをふまえて、もう一度観たいなと思う映画です。
色々考えさせられるテーマだったのと、オープニングが少しドラマの様な印象になってしまったので、星マイナス1です。
難しい題材だけど、まとめが単純
前半は、現代社会に潜む安楽死問題。本人が死を望み、家族が病人の苦しみを感じ死を望む。その望みを叶えるドクターデス。
途中までは、被害者はいないのでは?と話は進み、後半、無理に被害者と犯罪者を作り出すあたり、アイデアの無さを感じました。
ドラマ 相棒であるような、ドクターデスの生い立ちやそこにある闇を丁寧に描けば、良かったと思いました。
期待し過ぎて…
綾野剛さんだし、予告を観て面白そうだったので、楽しみにしてました。
安楽死。絶対だめだけど、最初見ているウチは、遺族に同情して、複雑な気持ちになり、命の重み、尊厳死とは?のテーマになっていくのかと思いきや、うーん…思っていたのと違う、というか、前半で力尽き失速感がすごい…。後半が長く感じてしまいました。
オープニングにも感じましたが、所々、謎に音楽が主張してきて、火曜サスペンスのような演出。ドラマのシリーズ物で良かったのでは?と思ってしまいました。
綾野剛さんやシークレットキャストの方々、熱演していたのに、人物に共感できず置いてけぼり感がすごい。
これは、ドラマにして人物像からじっくり見たかったと思いました。
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