劇場公開日 2020年11月13日

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「何度か涙が流れました」ドクター・デスの遺産 BLACK FILE ゆんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0何度か涙が流れました

2020年11月18日
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泣ける

興奮

知的

被害者・家族、犬養の娘さやかちゃんの演技がとても良かったです。
彼らに感情移入した時それぞれのシーンで涙が流れてしまいました。
わたし自身が安楽死について考える時間の多い立場の人間なので、この作品での安楽死についての取り上げ方に満足(というよりは安心に近い)しました。
今回のドクターデスがたまたま快楽殺人者だった、それで十分でした。

綾野剛さん演じる犬養隼人はやっぱり格好良かったのでファンの人は観に行って後悔は無いです。
犬養隼人シリーズの中で、最初に実写化するべき作品ではなかったのでは、もっと犬養の聡明さ、高千穂とのバディでの活躍が描かれる作品が良かったのでは、とは思いました。
安楽死を扱いながらもエンターテイメント志向の映画なので、もっと犬養と娘のやりとりや、娘さやかちゃんが最後前向きな考え方に切り替えられた過程や、犬養と高千穂のバディ感があって欲しかったなって思ってはしまいました。

ゆん