「役不足…」ワイルド・スピード ジェットブレイク ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
役不足…
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ワイルド・スピードの魅力は個性あふれる豪華キャストの共演、圧倒的スケールかつ斬新なアクションシーン。ここのところ、悪役は核だのハッキングなど、とにかく世界征服を企むというチープながら分かりやすい設定。しかし、今回はドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム(エンドロール後以外)の2大スターが出ていない。無理やり作ったようなドムの弟設定のジョン・シナ、久々のミア復帰、まさかのハンの生存、ワイルド・スピードX3の懐かしの面々では取り返しつかず、到底役不足に感じてしまった。敵役シャーリーズ・セロンも前作から出番も減り、パワー不足が否めない。シリーズモノのアクション作品は昔の007のように行き着くところは宇宙となるのが常だし、今回の強力磁力シーンも面白かったが、やはりそれを活かすも殺すも出演者たちというのが良く分かった作品となってしまった。
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