「次回作どうなっちゃうんだろう?」ワイルド・スピード ジェットブレイク Equinoxさんの映画レビュー(感想・評価)
次回作どうなっちゃうんだろう?
相変わらずぶっ飛んだ展開でドッカンドッカン爆発してクルマもあれもこれもガンガン壊れます。何処までCGで何処まで実車を壊したのか凄く気になりますが、とにかく派手でサイコーです。
F&Fシリーズ伝統ではありますが、今回もツッコミどころを挙げたら枚挙に暇がありません。敵の銃弾はまず味方に当たることはないし、味方のクルマは簡単に壊れないし、都合よく磁力を自由自在に操れる超兵器とかクルマで人工衛星に体当たりしたりと非科学的超展開も更にパワーアップしてるし。ブライアンも相変わらず生きてる設定で妻のミアは参戦しますがブライアンは子守で欠席です(役者さん亡くなってるから仕方ないんだけど)。ブライアンの性格からしたら妻一人で危険なミッションやらせないと思うけどなあ。
等々、細かいことを気にしだすとはっきり言って粗だらけです。細かいことを気にしちゃう人は観ない方がいいかもしれません。
しかし、毎度のことながらそんな細かいことはどうでもよくなるパワーと勢いがあります。そのパワーと勢いに圧倒されて2時間半が一瞬で過ぎ去ります。これは頭を空っぽにしてド派手な映像と展開を楽しむ映画です。物理法則とかシナリオや描写の整合性とか気にしちゃいけません。
ハンが生きてた経緯とかもそりゃ無理があるだろって思えなくはないんですが、他がもっとぶっ飛んでるので些細なことです。全く気になりません。ハンに限らず、過去作に出てきた登場人物がどんどん登場してくるのも気分が盛り上がります。そんなやつまで?みたいなキャラまで出てくるので観る前か後に、過去作を一気に観直すといいと思います。ショーンはちょっと見た目変わりすぎて最初気付きませんでしたが。
潜水艦だの飛行機だのを経て遂に宇宙に行っちゃいましたけど、次回はどうするんですかね?クルマで行ってないのはもう深海くらいなのでは。
最後に、禁煙に成功して時間が経過したからってことなのかもしれませんけど、ハンがお菓子をボリボリ食べてなかったのは残念でした。
そうそう、エンドロール途中にえ?という展開あります。エンドロール始まったらすぐに帰らないように。