「ジャーナリストのアン・ハサウェイ」マクマホン・ファイル Yukさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャーナリストのアン・ハサウェイ
ジャーナリストを演じるアン・ハサウェイの役作りには力が入っている。レ・ミゼラブルでアカデミー助演女優賞を獲ってから、しっかり仕事を選んでるという感じ。その部分は楽しめたが、全体的には薄味で物足りない。
病気の父(ウィリアム・デフォー)の仕事を引き受け、アメリカ政府の武器供与に関わってしまい陰謀の渦中へ...題材は決して悪くない。
だけど何でジャーナリストがそんなものを引き受けてしまうのか、とか、政治的な背景説明がちょっと雑とか、何故ベン・アフレックと寝てしまうのか、とか、最後は何処に居るのかよく分からない状態で唐突に結末を迎えたり。気になるポイントが多すぎて生煮え感が否めない。
残念ながら、もう一回味わおうというほどの深みはない。映画って難しいですね。
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