ミス・アメリカーナのレビュー・感想・評価
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良い子の仮面を捨てる
テイラー・スウィフトはアメリカの若者のアイコン的存在だ。10代でデビューした彼女は、周囲に気に入られるため「良い子」を演じ続けてきたという。これはそんな彼女が「良い子」の仮面を捨てるまでの過程を追いかけたドキュメンタリーだ。
保守的な地域で育ち、カントリーミュージックをこよなく愛して育ったテイラー。女は政治に口出しするものじゃない、いつも笑顔を振りまかないといけないと思い込んで育ったテイラーがついに政治的な発言をするようになった近年の心境の変化にカメラが寄り添っている。
ショービズ界で正直に生きることは難しいことだ。テイラーの変化は父親の価値観に逆らうことでもあった。自分を構成する一部分を否定したり疑ったりすることは大変なエネルギーがいることだ。自分で考え、自分で学び、自分の言葉で表現するテイラーは確かに多くの若者のロールモデルにふさわしい存在だと本作を見て感じた。
テイラースイフィト人気の理由が分かる
テイラースイフィトの素直で誠実な人間性が知れる映画。最近はみんなに好かれようと自分に正直になれない部分もあったが、成長し、世界を代表するスター歌手になるにつれ、背負うものも大きくなり、人のために政治的発言をする決断をしたところがほんとかっこいい。日本にいるとアメリカの政治事情は詳しくは分からないため、共感はしにくいかもしれないが、一人の人間としての戦う姿は素直にかっこいいと思ったし、世界的スター歌手なのも納得。
ミス・コリアーナ♥Shake It Off!!!
彼女にとって、彼女の母親は色々な意味で逃れられないカルマになっている。食事の管理を強調していたが、それが大変に理解が出来た。しかし、摂食障害は克服してもらいたい。
同じジャンルの歌手にカレン・カーペンターさんがいるが、彼女は83年に摂食障害で天国に召された。
カレンさんは元々痩せていたので、カレンさんの逃れられないカルマは別の所にあったと思うが、テイラーさんの場合はっきりしている。だから、努力していると思う。そして、それが度を超すとカレン・カーペンターさんになってしまう事も知っている。だから、彼女は象徴的に民主党を指示したと思う。カレン・カーペンターさんの共和党指示は有名で、何一つ違和感が無かった。
しかし、彼女のファンに黒人の少女がいない事が気になる。ほとんどが白人の少女たが、途中、東洋系少女との握手会の様な場面が現れる。なるほどと、僕は感じたが、気になることが二、三あった。
1.彼女が物凄く大きな女性である事。
2.上から見下ろすので、姿勢が猫背になったいる事。
特に気になった事をあげてみた。彼女のアメリカンとしてのアイデンティティはカントリーを歌わなくなって無くなってしまったと感じる。だから、今の人気は、東洋系のギャル達の『かぼそき声』が多く集まっているからだと思う。背が高い彼女は、そう言ったファンを上から見下ろす事になる。そして、そんな姿勢を続けると、格好も悪くなるし、いずれそう言ったファンから見放されると感じた。
背が高いのは矯正できないのだから、後ろ姿をもっと綺麗に心がけて行くべきだ。それが出来なくば、ドリー・パートンさんに伝授してもらって、普通のカントリーミュージシャンに戻るべきなのである。
彼女が現在歌っている歌は、正にKポップで、化粧もコリアンビューティーだと僕は感じる。
追記
と言いつつ、Shake It Off!
歌詞を読みながら、聞いていると、なんか涙が出てくる。カントリー魂は取り戻してもらいたいが、彼女に対するバッシングとかには同情したくなるね。というか、ヘイトしたくない。たが。
All Too Well
テーラー・スウィフト(Taylor Swift ) の All Too Well という10分もある曲を大学の英語のクラスで使い、学習者の学習動機を上げるのに役立てたと英語の教授が話したのを聞いたことがある。そして、All Too Wellを聴いてみた。10分は聞かなかったが、具体的に自分の人生を歌っている作品だ。 ストレートの表現が好きで、この人の人生に興味を持ったから、紐解いた。
TS(Taylor Swift ) はのイメージはカントリー歌手で歌が上手いというだけで全く知識がなかった。巨大なスーパースターだけど、ファンからするとベスト・フレンドだと思わせるようだね。
ナッシュビルの音楽ジャーナリストのロバートがカントリー音楽って、人間性を騙せるように見えても、それを長く続けることはできないと。あるファンが、誰にも私のスマホを触らせたことがない、TSを除いてはと。TSの態度、ファンに抱擁する動きや話し方やファンへのアプローチの仕方を画面で見ていると、ファンとTSはすでに友達同士のようだ。スーパースターに見えないんだよね。これがカントリー歌手だから? それとも彼女は自分、そのままだから? それとも、スーパースターだと思っていないから?
ロバートはナッシュビルで歌うときは言語を使って表さなければならないと。ロスではブン....ブン.....タイプの音を含めて表面的に表現できると。ナッシュビルでは言語で表現できれば聴いてくれると。これはおもしろい表現の仕方だと思う。ハリウッドの表面的な世界を十分心得ている言い方だ。
TSは12歳から作詞をしているんだね。高校も後半はホームスクーリングなんだね。 父親がメルリンチのナッシュビルオフィスに移ってから。TSは作詞は、自分の個人のことを書いて、それも、詳しく書いているんだね。だから、TSはTSと付き合った人は『自分のことを歌っている』とわかると。
素晴らしいところは、ただ有名になりたい。そうなりたいからなんでもするというのではないと。自分のやり方で、やりたいことをすると。そして、何をしたいか知っていると。ミーハーじゃなくで自分を持っているんだよ。それがファンから見ると力づよいし、自分(ファン)の気持ちを分かってくれると思わせるのかも?
2006年の『Tylor Swift』というデビューアルバムはTSは大人なんで驚くと。カントリーは過去には30代以上の女性のファンが多いけど、TSはティーンのファンで、アルバムもティーンが買って、最初のアルバムもまだティーンが買っていると。確かに、カントリーの女性歌手のファンは中年層。でも、TSファンは若者が多いねえ。
このビデオ、途中で飽きてしまった。TSの歌詞にふれるわけでもないし、世界中でコンサートをするのは人気のある歌手だからだし。ファッションモデルのように写真を取ってるだけで、あっちを向いたり、こっちを向いたりしているだけで面白くなかった。TSのアルバムを聴いて分析してないからなんとも言えないけど、このドキュメンタリーは後半、飽きちゃった。 私はカントリーは好きな音楽のジャンルだが、TSはまるでカントリー歌手から遠ざかっていってしまったようだ。
テイラー・スウィフトの半生
テイラー・スウィフトを通して垣間見る現在のアメリカの一面が分かるドキュメンタリー。
セレブと言われる若い女性歌手の知られざる葛藤や苦悩が分かりやすく描かれていると思う。
テイラー・スウィフトのファンでなくとも彼女を応援したくなる作品。
【誹謗中傷のSNSや男尊女卑、差別的思想を葛藤しながらも、自らの強い信念と素晴らしき楽曲で捻じ伏せた素晴らしき女性の姿の記録。】
■このドキュメンタリーの素晴らしき点
1.テイラー・スイフトさんの13歳からの音楽キャリアと成功していく姿を描きつつ、
2.授賞式でカニエ・ウエストの乱入に戸惑い
3.SNSでの誹謗中傷に傷つきながらも
”病的に痩せた姿よりも、太っている方が良い”
”信念を持って、おかしいと思う事に声を上げる”
ー彼女の地位を考えれば、かなりリスキーな事。劇中でも、スタッフから再考を促される場面が映し出される。が、彼女は悩みながらも自らの信念を貫こうとする。-
ーテネシーという、共和党基盤の強い州で、自らの信念を信じ、民主党支持を表明する場面。-
が、虚飾なく描かれる所。
<”口のテープを剥がすときが来た。”
あらゆる差別思想に反感を表し、多面性を受け入れる姿に、一人の人間として深く感銘を受けたドキュメンタリー作品である。>
テイラーってどんな子?
テイラーを知らないけど、曲は聞いたことあるなぁ…くらいの人が見た方がおもしろいと思う。
ところでテイラーのネコがとてもかわいいのでそれだけでも猫好きは好きになる映画かもしれない。
テイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトの子供時代から現在に至るまでを映像で追う。
大バカ者のカニエ・ウエストとの関係、政治的立場を明らかにした経緯など、とても興味深い。
観ているだけで楽しい。
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