「井筒和幸は、自分で自分を破壊…」無頼　７７７さんの映画レビュー（感想・評価）

長いこと、ヒット作が出てなかった井筒監督の「終焉」とも呼べる作品
「人」も「物」も、とにかく『大破壊！』を、するだけの映画
リアリティーが低く、やっている内容は「Ｖシネマ全盛」の頃のヤクザ作品と
同様で、本当に薄い…
昭和の「仁義なき戦い・シリーズ」より、大層にエキストラや物に大金を
投じているが、全部無駄！！
名の知れない主演俳優は、最初から最後まで「親分の顔」に見えない
２１世紀になってから、北野武映画は別格として「ヤクザ映画はダメに
なった」の典型である
業界内でも「井筒和幸は、映画監督として終わった…」と
伝わったのであろう…