とんかつDJアゲ太郎のレビュー・感想・評価
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音楽がよかった
屋敷蔵人を演じる、伊藤健太郎氏が目的の鑑賞。
まずタイトルを聞いた時点では、「これは観ないだろうな」と思っていたが、健太郎氏が出演するということで、鑑賞することに。
目的が目的だけに、健太郎氏の出演シーンが少なくて残念。
役としては重要だが、あれだけ派手に番宣に使っておいて、たったこれだけ?
ストーリーは、これまでヌルい生き方をしてきた成年が、恋と失敗をして「生きる」ということに少し目覚めるお話。
クラブをアゲるのも、とんかつを揚げるのも同じ。
最初は意味がわからなかったけど、どちらも「自分の努力と他者へのリスペクトが必須」ってところでしょうか。
展開はリアリティが無さすぎでしたけど、クラブシーンの音楽は良かった。
身体が動きだしそうになりました。
これは映画館で観るのが正解かな。
健太郎氏のシーンについては、登場シーンでファンにサインをねだられるのですが、差し出されたTシャツを見て「汗で落ちちゃうよ」というセリフが、(屋敷として)とてもナチュラルだったのが印象に残りました。
アゲ太郎がクラブで失敗してるとこに現れて「そこどいて」とアゲ太郎に替わってDJを始めた時の、健太郎氏の声と流した音楽が、わたし的にMAXでした。
北村匠海の存在は凄い
予想していた以上に純粋に面白かった、楽しかった!!一人一人個性的なキャラクターばっかり出て来る作品の場合、誰をキャスティングしてもメイクと衣装と背景と雰囲気でなんと無くちゃんと個性的に仕上がるような感じはするけど、この作品はキャスティング◎だった。
クラブととんかつ屋さんのシーンが沢山出てくるけど、クラブのシーンもとんかつ屋のシーンも見てて飽きなかった◎
北村匠海は本当良い◎基本的に純粋な性格の役どころが多くて、今回のアゲ太郎役は、原作は昔少しだけ読んでたけど意外だった。でも北村匠海が演じる事によって、この作品が、一歩間違えればテンション爆上げノリノリの雰囲気映画になっちゃいそうなところを、最終的に1人の青年の純粋な成長物語に昇華させてて…。観た人の心をじんわりと感動させる爪痕を残す作品になってた◎
北村匠海出演の過去作品、どれを思い出しても、やっぱり北村匠海が演じてるだけでそのキャラクターにも作品自体にも奥行きが出るし、かなり良い影響を与えられる人だなぁと思った。
コメディとしては佳作
コメディ映画として、よく出来ていました。
『がんばれベアーズ』的な、「ハマって、努力して、失敗して、真髄を悟り、成功」の基本パターンをしっかり押さえてましたし。
観てよかった。
伊勢谷友介と伊藤健太郎の件さえ無ければ、ネガティブな意見に押し流されることもなく、そこそこ評価を受け、評判になったかもしれません。
原作のギャグ漫画らしさを期待した人には肩透かしで、つまらないかも。
寿司でいえばカルフォルニアロール
普通に楽しかったです
コメディなので好みはあるかもですが、普通に楽しかったです。笑いのポイントが若干分からない部分もありましたが…でも最後はみんなでノリノリで終わったあと楽しかったと思える映画でした。伊勢谷友介さんのDJオイリー、良かったです。もったいないですね。
北村匠海くんのコメディのイメージなかったんですが、あげたろうかわいらしかったです。
楽しそうでなにより(◍´꒳`)b
アゲアゲ
とんかつが食べたくなる
とんかつが、食べたくなります。
映画はテンプレっぽいですが、大きな失敗をやらかすけど、それを乗り越えていく、というお話でした。
ちょっと原作と違って、あれ?と思う場面もあったけど、綺麗に纏まってて、いい意味で予想がつかなくて、面白かったです。
俺は、この点数だ!どうしてこんなに差があるのか?の考察
今まで、キミスイなどで深い印象があり、
自分が感動した映画に多数出演していた北村くん。
彼が、コメディ映画の主演をする。どうなんだ?
期待と不安の中、レビューを覗くとものすごいバラツキだぞ。0.5から5.0までバラバラじゃんか!
もう、自分の目で確かめるしか無い。
原作未読で、映画だけの感想。
結構感動して、うっすら涙した。
こんな、実際には存在しない人物を説得力ある演技で演じるのは、下手な役者には出来ない。
顔と名前だけで選ばれた?
そんな事は絶対にない!
これだけの規模の映画の主演をまかされる事、
そんなつまらん事で選ばない。お金がかかってるんだよ?
少なからず確信が無いと、選ばれない。
ギャグは、もう世代とセンスだから、つまらん人もいるだろう。
自分も都会の下町育ち、親は自営業だ。
だから、都会育ちでも、クラブなんて全然縁が無かった。
そして、幼なじみと、幼稚園からずっといっしょ。
もう、理屈抜きの腐れ縁で結ばれているんだよ。
いくらカッコつけても、全部知られるんだよ。
自分なんか、店番してたら、「あなたが生まれた時に、私
取り上げたのよ」なんて人も来ちゃうんだぞ。
都会の中の村社会って感じ。盆踊り、祭り、否応なく手伝う。助け合うしか無い。
このへんが、あまり描かれてないから、すんなり納得出来る人と、そうで無い人が別れちゃうのかな?
あと、トンカツ屋だけど、別に手伝わなくてもいいし、
後を継ぐ義務もない。だけど、何故だかそうしちゃうんだよ。
トンカツ屋で言えば、朝から仕込みで早起き、昼は調理場、そして後片付けと、一日中働いてる。
バカじゃ無いの?と思っちゃう時期もある。
そんなん、ガキの頃から毎日見せられる。
今なら、安い飯やなんかいくらでもある。
それでも、ココのトンカツじゃないとダメって言ってくれる人が沢山、毎日、来る。美味しそうに食べてる。
ある時、これって奇跡的なんじゃ?と思う。
手を抜けば、すぐ廃業だよ。普通。
なんでこんなに頑張っていられるかって、それは
アゲ太郎や、娘を育てるため、そしてお客さんが喜んでくれるから。
しかし、強制的に、ヤレ!とは言われない。
夜中にDJの練習してても、何にも言われない。
自分は二代目で、トンカツ屋になったけど、
もし、アゲ太郎が他に本気になれる物みつかれば、
決して反対はしないだろう。
本心は、誰にもわからないけど、
漬物を上手く漬けたって、喜んでた。
DJで、フロアをアゲたの見て、喜んでた。
ただ、しょうがないからトンカツ屋にでもなるよ。
とか言ったら、絶対継がせないだろうな。
だって、本気でやらないと、すぐ潰れちゃうんだから。
そんな、伏線がもう、身に染みてわかるから、
そして、トンカツ揚げるのも、
フロアをアゲるのも、同じだ!って結論だ!
親父も、オイリーさんも、マジリスペクトの対象なんだよ!
そんな背景を知ってか、知らずか、
北村くんのハツラツとした演技!
仲間たちも、個性的でよかったじゃんか!
オイリーさんも、時代のカリスマDJも、上手かった!
山本舞香も可愛い!
音楽もいいじゃんか!
もう、低評価などあり得ない。
山本さん、可愛い〜!!
原作ファンからすると…
原作ファンです。
原作で好きだった点は以下の要素
①ディフォルメされた独特な絵柄ながら、意外とリアルにDJプレイや渋谷のクラブカルチャーをあげ太郎と一緒に学べる教則的な側面で楽しめる。
②悪い人は出てこない&ストーリーもいい意味で王道でなく、話がサクサク進んでいく勢いのよさ。
③そしてなにより、とんかつ屋とDJという、一見繋がりなさそうな要素を、勢いとパワーでシンクロさせていき、それらが相乗効果となりあげ太郎が2足のわらじを履く仕事人として成長していく。
そん好きだった要素が、今回の映画ではどれもうすーーくうすーーーくされ、無難な王道音楽映画のプロットに落としこまれてしまったなぁという印象でした…
特に気になったのが、原作ではオイリーさんの三日間のDJ特訓で、DJにとってどんなテクニックが必要なのか(カットインやスクラッチ)主人公も読者も知るのですが、本作では謎のDJ KOOの動画を見せられ、あとはあげ太郎の家にある教則本…
ディグやチルアウト回も大事だと思うんだけどなぁ。原作で最初にクラブのあれこれを教えてくれる忍堀さん的な人必要だったのでは?
挫折してからのラスト音楽カッコイイでしょ感&家族の物語なんてどこにでもありそうな映画。大衆向けにするのはいいけど、もっと原作ならではのテーマを出して欲しかった。
と、原作と比べると否定的な面はありましたが、ラストの音楽シーンや、劇中歌ジューシー&クリスピーなどは正直アガってしまい、楽しい音楽映画として観れますよ!!
爆誕、直後の爆死
コメディらしいけど、どこで笑えば良かったんだろうか?
役者に罪はない。
最後のDJは良かったように思う。
なんでこの企画が通ったんだろ?
まさかの「主人公って北村君に似てない?」って悪ふざけからなのだろうか…?
ポスターに
「抱腹絶倒のコメディ、ここに爆誕」
って書いてあった。
…薄ら寒い。
2回目の鑑賞
佳作
原作好きだけど映画も良かったと思う
TDA原作好きだから見に行ってみました。
結構原作と違ってましたが邦画にする中でうまく作り替えたのだなと思います。
最初は戸惑いましたが後半からしっくりきて楽しめました。
色々と不安なことが重なった映画ですがみんな見てほしいなー。
(とんかつ)ー(脂っこさ)=ポップで可愛い映画
原作ファン目線…
元はギャグ漫画なのに笑ったのは1、2回かな…アゲ太郎をして、ウッ!の藤井頼太、chill out回が無いのは期待外れもいいとこ。
無理やり実写化するとこんなにつまらなくできるんだなと感じた。YouTubeで好き勝手にとんかつDJやって有名になっていくって、そんな流れがあるかよ。
oilyさんと師弟関係を結ぶシーンなんか掛け合い再現するだけで笑えるだろうに。それもなし。
エンドロールの小山ゆうじろう先生の書き下ろしイラストが見れただけで救われた感じ。
私の行った映画館にはグッズがなかったのでオンラインショップでトートバッグととんかつキーホルダーを購入。
キーホルダーは特にぼったくり設定ですが作者に貢ぎたかったので満足です。トートバッグには
とんかつを食べ歩いて愛する会のバッジが付いてたのでこれは嬉しかったです。
DVD出たら買いますが特典しか観ないと思います笑
作品評価0 小山ゆうじろう先生のイラスト1
映画化によるグッズ化1の2点です。
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