「【スウェーデンが、ナチスの占領を免れた理由とノルウェー女優、ソニアが身の危険を顧みず、二重スパイになった相関性を考える。】」ソニア ナチスの女スパイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【スウェーデンが、ナチスの占領を免れた理由とノルウェー女優、ソニアが身の危険を顧みず、二重スパイになった相関性を考える。】
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-北欧四ヶ国の中でスウェーデンのみが、終戦まで中立を保てた理由は、現在でも確たる理由は明らかにはなっていない・・-
-だが、ソニアが二重スパイになった理由の背景は劇中、色々なシチュエーションで描かれる。-
■印象的なシーン
・拘束されていた元レジスタンスの父が解放されるシーン。彼女は車内で笑顔も見せず父の衰えた姿を哀しげな瞳で見つめる。
-父のためにスウェーデンのスパイ活動に協力し始めたが、徐々に深く関わってしまった(ドイツのスパイにもなっていた。)彼女は素直な気持ちでは、もう父に会えなかったのだろう・・。辛いだろう・・。-
・彼女が密かに、多数の死体写真を見つけ、見つめるシーン。
-私のやっている事は・・・-
・アンドルとの関係性が明らかになるシーン。
-恋人なのに、情報をリークしていた国が違い・・。あの海岸近くの小屋での彼女の行為は最後のアンドルへの思いなのであろう。-
〈北欧の小国、スウェーデンが選択したナチスの占領を避けるための生き残る道。一人のノルウェー出身の女優が、その選択肢に翻弄されつつ、父のため、愛する隣国、恋人のために身の危険を顧みず戦った実話ベースの物語。〉
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