「ハーレクインロマンス映画第二弾?」ソニア ナチスの女スパイ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
ハーレクインロマンス映画第二弾?
裏でスパイ行為を行っていた女性の実話といえば、日本では『ジョーンの秘密』が公開されたばかり。それとは舞台や時代背景が若干違うものの、2人の男性との禁断の三角関係に転換していくという構成まで同じなあたり、やっぱりハーレクイン小説っぽくて笑った。
ただ、ヒロインのソニアが惚れる男性2人が共にメガネ男子なため、序盤は見分けが付きにくかったり、ナチスに情報を流すスパイの正体を探るという展開もスリル度が薄く、いざ明かされても何の意外性もなかったのが痛い。『裏切りのサーカス』未満、『ラスト、コーション』足らずといった印象。
『ジョーンの秘密』の三角関係も取って付けた感があったけど、こちらも蛇足感を感じた。でもそうした味付けをしないと観客は足を運ばないのかなぁ…
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