劇場公開日 2020年8月28日

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「芸人が主のホラーであれば、それなりの表裏キッチリとした温度差が欲しかった。」事故物件 恐い間取り 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0芸人が主のホラーであれば、それなりの表裏キッチリとした温度差が欲しかった。

2021年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

観客1人しか笑っていない主人公達の漫才から始まり、
面白そうに見え無い次の漫才師にて大爆笑。
微妙な温度差から始まるこの映画。

「事故物件」コテコテ芸人主体の映画やったんか💦
売れない芸人がネタとして曰く付きのアパートに住む話。

亀梨くん(ジャニーズ級)の人間が出演していなければ、これほど評判にはならなかったであろうし、映画として撮影や音響にも気を使ってはいる。
ラストを面白くしようとする意気込みも分かる。

ただし、上映時間1時間51分をこの題目で引っ張るには非常に厳しすぎると思えた。

引っ張る他ホラー以外ネタがスベり、亀梨&瀬戸コンビが殆ど芸人風として演じておらず、怖い名目で登場させた女性:奈緒の演出に飽きが来る。

他出演者の演出も白々しく温度差が感じられ、「昔の芸人はオリジナルビデオでも真面目に観る人を怖がらせようと頑張っていたんだけどな、、、」個人的にも悲しくなって来る程。

「そんな所でそんな姿で出られたら発狂するだろ」的な所で発狂せず。
「そんな登場でビックリもしないだろ」的な所で大袈裟。

演出に凄い温度差を感じます。
芸人元ネタなのだからコレでいいのだと言われそうですが、、、
もう少し前のめりでホラーと向き合って貰いたかった作品でした😓

巫女雷男