「登場する人ほとんどクズ」事故物件 恐い間取り ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
登場する人ほとんどクズ
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ホラー映画に慣れてないからか物件で起こる怪奇現象は普通に怖かった。最後のラスボス以外。
所々の驚かせ描写はいいのだが、ストーリーが良くない。
聞けば原作は芸人さんの体験記で今も事故物件に住んでいらっしゃるとのこと、余程エピソードがなかったのだろうか。無理やりお話の山場を作った感が否めない。
そもそも事故物件に住む経緯が吐き気を催すほど最低。
テレビの企画で住むことになるのだが、主人公が望んで立候補したのではなくプロデューサーから売れてないという弱みにつけ込まれて半ば無理矢理住むことになるのだ。
もはやこの時点で嫌悪感しか抱かない。
さらに霊感があって嫌がってる女性に幽霊を写すために家に来てくれと頼む主人公。「何かあったら俺がなんとかするから」という曖昧な根拠。
もう本当に登場する人全員がクソなのだ。
そして、最後のクライマックスで唐突に始まる幽霊のボス戦。これには思わず笑ってしまった。
様々な除霊道具を使って追い払おうとする相方。
その相談相手は・・・・
なんと不動産屋。
いや、上野でお守りくれたおじさんじゃないんかい!!
あと、最初のネタパートもすべりすぎて(設定上滑ってて正しいんですけど)ある意味他のどんな演出よりも怖かった。
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