劇場公開日 2020年6月1日

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「畑に花を植える発想がいい」花のあとさき ムツばあさんの歩いた道 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0畑に花を植える発想がいい

2020年9月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

限界集落で最後は誰も居なくなる山奥の急斜面にある家と畑。
昔は養蚕と炭焼で生計を立ててたようでそこそこ栄えてたようだが、今はどちらも成り立たなくなってるのが実情。
子供たちは生家を離れ戻ってこないが、不便だし仕事が無いのだから仕方ない。
これから離島や山奥の家って人が居なくなって、猿やイタチよような動物のすみかになっていくのだろう。
人口が減っていく日本を象徴するような作品だった。
そんな中、歳をとって面倒見れなくなることを考え畑に花を植えてきたおばあちゃんの発想が素晴らしい。
人が入らなくなっても、遠くから眺めても、美しい花に癒されるだろう。
ほのぼのとする良いドキュメンタリー作品でした。

りあの