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「みなそれぞれの「子ども」を探している」チャイルド・イン・タイム MEIさんの映画レビュー(感想・評価)
みなそれぞれの「子ども」を探している
カンバーバッチファン&彼の製作総指揮ということで鑑賞。
カンバーバッチのベストショットは泣き顔なのかもしれない…美しすぎます。
カンバーバッチ演じる主人公がふと目を話した隙に娘を見失ってしまい…
というあらすじですが、どうやら「子ども」を探し続けていたのは主役夫妻たちだけではなかったようで…
親友のエピソードが気になりましたが、小説が原作なのですね。読んでみたい!
(しかも大好きなつぐないと同じ作者様!)
サスペンスであればちゃんと娘失踪の真相が明かされるのでしょうが、これはヒューマンドラマ。
主役夫妻のような人たちはきっと現実にもたくさんいる。
根本的解決はできていないけど、大切なものを失ったひとたちがゆっくり再生、前を向いていくまでが描かれていると感じました。
特に感情の起伏もなくまったり観ていましたが、最後カンバーバッチがイマジナリー娘ちゃんと手をぎゅっと繋いだとこで涙が出てしまいました。
人物を窓越しに見つめる演出が多いのが印象的。
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