弱虫ペダルのレビュー・感想・評価
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テレビの2時間ドラマでよくない?
アニメを全話見て、原作を読み始めた所で拝見しました。
公開前からキャスティングで騒がれていましたが、
出演者の皆さんはロードに乗るトレーニングを頑張ったんだな、という感想。自分もロードに乗るので思うのですが、特に坂道役の長瀬さんが座ったまま、あの坂を、登ったのは純粋にすごかった。
役者は演技力は置いといて、頑張っていたと思うが、
ストーリーと演出があまりにも酷かった。
ストーリーは原作に忠実なのはいいが、2時間に収めるために、メンバー物語の格になる部分が中落ちているイメージ。
序盤の坂道vs今泉の件。坂道の凄さに説得力を持たせて欲しいし、今泉が坂道を意識する部分をもっと強調させないと、なんでって感じになる。ただ心の声では全然説明になってない。映画と漫画アニメでは表現が異なるのだから工夫して欲しい。
こんな感じでただ物語が勝手に進んでいくので、見応えがない。流れていく。鳴子との出会い、仲良くなる感じも意味わからないし。
その結果ラストのレースでも、坂道が頑張る理由付けが弱く、今まで積み上げて来たであろう感動への伏線が生きてこない。
坂道がロードバイクに出会って、仲間が出来て、役割をもらってと成長する物語だと思う。しかし、この映画では、坂道が成長する実感もその都度感動する描写も欠けていると思う。
最後に演出で寒いなー、と思ったのが感動風演出やりすぎ。無音にして、感動系の音楽を流す。重要な場面で一回とかならわかるけど、約10分くらいに2回とかされると流石に寒か感じる。どっちを強調したいのって感じ。ついでに音楽でいうと、坂道が最下位からゴボウ抜きする所でテンション上がる曲じゃなくて、
微妙に感動系?のゆっくり目の曲調。観客の感情昂らせてくれよってここまで心の中でツッコんでしまいました。
諸々書きましたが、続編は出来ればご遠慮願いたい。
もし作るにしても、監督、脚本は変えて欲しいなぁ。
それか、テレビでフジテレビの土曜プレミアム枠でどうぞ。今度こそ見ないけどね。無料でも。
イライラしたのでいっぱい書いてしまいました。
全体的に上手くまとめてる!
弱虫ペダルの原作・アニメのファンです。
マンガの実写化ということで正直観るか否か迷ってました。
しかし、好きな作品がどう実写化されているのかも気になり鑑賞しました。
まず、全体的にはとても良く出来ていると思いました!
弱虫ペダルといえば個性的なキャラが多く、それぞれのエピソードも多いので映画化するとしてどこまでの内容なの?と思っていました。
2時間とかそこらの時間に果たしてまとめられるのか?と疑問でしたが、大胆に取捨選択して、メインとするキャラ以外は潔く省く選択をしたんだなと思います。
正直に言えば好きなキャラやエピソードが出てこないのは、とても寂しいですが時間を考えたら賢いと思います。
後半は原作と異なり、インターハイ予選を1年生含めた6人で走るという映画オリジナルの内容になっていました。
この後半部分は少し勿体ないなぁというのが個人的な感想です。
映画としての盛り上がりや主人公を目立たせる為もあると思いますが、一部インターハイ1日目の内容が取り入れられてました。
それ自体は悪くはないと思いますが、続編作るとなったらインターハイ1日目どうするんだろうか?とか余計な心配をしましたw
また、リザルトについての描写が中途半端だったり、細かいところが少し大雑把だなという印象。
もう少し丁寧に描いて欲しかったし、少しキャラクターにブレが見えたので一貫性を保って欲しかったなという気持ちもあります。
ただ全体的には概ね上手くまとまっていたし面白かったです。
キャラも実写でも違和感のない塩梅になっていて、原作から離れすぎず、かつリアルさもあって凄いなと思いました!
特に小野田くんと鳴子くんは本当に原作から現実に溶け込んでいるように感じるくらい、キャラクターとして存在してた!
2人とも可愛かったです!
個人的には是非続編作って欲しい!
でも、今回出てないキャラとの繋がりや、インターハイの内容を考えると2部作とかにしないとおさまらなさそうw
続編が観れるなら、どう繋げるのかも楽しみにしたいと思います!
弱虫じゃない
ほとんどが自転車のシーンじゃないかと思うくらいです。
なので青春映画だけど、恋愛要素はゼロ。
とてもテンポの良い作品で、あっという間に感じました。
それでですね、面白いなと思ったのが弱虫のタイトルとは裏腹に、主人公の気持ちが強いんですよね。
読んでないので、原作ではどうなのか分かりませんが。
主人公の坂道、気持ちの葛藤が無いんですよ。最初から最後まで仲間や自分自身を信じる強い心を持っているんです。
疑心暗鬼な時代だからこそ、強い信じる心を持った主人公が求められるのかもしれません。
それから、三年生の金城先輩が格好良かった。後で俳優さんの名前見てみました。
竜星涼さん。
ん・・・、『ぐらんぶる』の人じゃないですか。
雰囲気違うから全然気が付きませんでした・・・。
この映画、肩肘はらずに楽しめる青春映画だと思います。
すごく良かったです
最初に実写化のニュースを知ったときは、キャスティングミスだと思いました。漫画を読んだことがない私でも、唯一主人公の顔だけは知っていて、永瀬さんとはかけ離れていると感じたからです。だから、観る気は全く起きませんでした。
でも、映画が公開されて、Twitterで時々評判を目にするようになり、だんだんと観てみたいと思えてきました。
とても久々に映画館に行き、大きなスクリーンで観る迫力のあるレースシーンに引き込まれました。坂道くんのまっすぐなところや諦めない姿勢に、すごく好感を持てました。きつい撮影だったろうに、自転車初心者であろう役者さんたちがここまでの状態に持っていくって凄いなぁと感心してしまいました。坂道くんはもちろん、他のキャストさんも皆良くて、本当に存在する人たちみたいに自然に見えました。
構成が無理なく、何の疑問も持たずに見終えました。脚本が良いんだろうなぁ~と素人ながらに思いました。
ロケーションもとても良く、映画館で観て良かったなぁ~と感じました。
最後のKing & Princeの曲も、「青春!」って感じで、とても合っていました。
見終わって、晴れ晴れとした気持ちになれました。
観ようかどうか迷っている人には、ぜひ観て!と勧めたいです。
良い作品をどうもありがとうございました!(*^^*)
映画から伝わる熱量!
サブスクで全期鑑賞し、映画館で観てきました!圧巻です!!役者さんの熱量を肌で感じました。息遣いやアニメでは伝わりきれない臨場感や迫力があり、尺の関係でオリジナル展開を交えつつ原作を大切にしたキャラ作りやストーリー展開で原作ファンでも楽しめるかと思いました。
レビューでは3年生の活躍がないとのコメントも見かけましたが、映画オリジナルの県大会という設定であくまで1年生の実力を試す、経験を積ませるていだったので気になりませんでした。
今までのジャニーズ実写化を覆す映画だと思います。
大号泣!
映画の始まりから小野田くんの可愛らしい顔に癒されて、ニヤけしまいました!
ストーリーが進むにつれてどんどん話に入り込んであっという間の2時間で、仲間との絆や友情や葛藤の場面などとても胸にしみました!実際に自分たちで自転車を漕いでいて疾走感のある映像とみなさんの演技に心打たれました!
次回作もあれば必ず見に行きたいです!
キャラクターそのもの!
私は永瀬廉くんが好きで彼が主演と決まってから弱ペダの漫画とアニメを観ました。すっかり弱虫ペダルにハマってしまい映画を楽しみにしていましたが、こんなにも出演者さん達がハマり役だとは思っていませんでした!廉ちゃんは坂道くんそのものだし、柳さんはナチュラルなショがやり過ぎ感のない自然な巻島さん、鳴子くん役の坂東さんも本当に鳴子くんのようでした。その他の皆さんもイメージを崩さないピッタリさで車載カメラにギアチェンジが映る時に、これ実写映画だった!と思うくらいアニメを見ているようでした。私が弱ペダで好きなキャラクターは真波山岳だったので箱学が出てこないことに公開前はガッカリしていましたが、映画を見たら原作との差も納得のいく繋がりで大変満足しました。是非弱ペダファンにも知らない方にも見ていただきたいですし、楽しんでいただけると思います。
青春が詰まってました
ひとりぼっちだった坂道くんが自転車と出会い仲間と出逢っていく青春ストーリー。こんなに熱くワクワクする映画を久しぶりに観ました。キャスト陣のCGなしで挑んだ自転車のレースシーンは、自転車の事何も知らない人にでも伝わる熱量と迫力と面白さがありました。原作もアニメも観ましたが、実写映画版は原作の魅力を大切に表現しながらも、実写化でよりリアルに違和感のない素晴らしい作品になってました。主演の永瀬さんは間違いなく坂道くんでした。また観たい映画です。
実写ならではの表現で映像化されていて原作ファンとして満足でした
原作は全巻、アニメも全話観ています。ロードは少々。
弱虫ペダルの原作の一番の魅力は一つのゴールに向かってチームが仲間を信頼しながら全力で戦う中で、総北高校、箱根学園をはじめとする各校の個性溢れるキャラクターが発する魅力ある台詞の数々で、それが一年次、二年次のインターハイの中で特に顕著に表れています。一年次のインターハイだけで単行本では9巻から27巻まで続いており、作者をして「漫画史上最長の1試合?」と言わしめるくらいの長い戦いです。
二時間という限られた時間の中にこれらの魅力全てを詰め込むことは不可能なので、作品の中では描くものを絞り、さらにその中から割愛するものを選び、残したものを繋げるために、設定の変更や脚本の工夫が必要となります。
実写映画という手段を選んだ以上、漫画やアニメでは表現できない実写ならではの表現を期待していましたが、そこの取捨選択は完璧だったように思います。自然の景色の美しさはアニメの比ではなく、自転車を漕ぐ時の筋肉の動きの美しさや、レースの雰囲気は漫画やアニメとは比べものにならないくらいよく伝わってきました。特に坂道のハイケイデンスクライムをCGなしの実物の自転車の映像で見られたのは本当に良かった。
原作では要所要所に昔話が挿入されて、各キャラクターの個性がじっくりと描かれている反面、ストーリー展開が遅いと感じたりしましたが、映画ではテンポよく話が進んでいき、多少の設定変更はありましたがエッセンスのみをしっかり残していたと思います。坂道と今泉・鳴子との出会いから自転車競技部入部に至るまでの経緯は必要十分な量で描かれ、自転車を漕ぐ姿のリアルを表現するインターハイ予選パートにしっかりと尺を残していました。
ただ、原作を読んでいるので、坂道、今泉、鳴子をメインで描くために彼らの見せ場を作ることが目的化したような金城のオーダーには違和感を感じました。描くべきものを描くためにこういうオーダーになるのは仕方のない面はあるのですが手法としてやや強引かなあと思います。金城と巻島ではなく坂道と今泉を出した理由にはちょっとした不可抗力の理由をいれて欲しかったと思います。ライバルにブロックされたくらいであっさりと引くようでは石道の蛇が泣きます。劇場での感想は「三年生働けよ」でした。実力強化のために最初から1年生だけで獲りに行く戦略をとるというような事前設定でもあれば自然な形で一年生3人をメインに据えられたと思えるだけに残念。この辺の辻褄がもう少し考えられた脚本だとなおよかった。
とは言え、全体としては、実写ならではの表現で十分に描かれ、うまく二時間にまとめあげ、アニメと同じ服を着て同じことをやっているだけの映画にならず、実写でしかできない作品に仕上がっていたと思います。主役の永瀬さんをはじめとする皆さんの役作りの努力がそのまま画に表れていたものと思います。
一原作ファンとして十分に楽しめる作品でした。
5回泣けた!続編希望!!
実写は原作とは違いがっかりする映画も多い中、この作品は再現度が高く、最高に面白い映画でした!!
クライマーやケイデンスの速さをセリフもありながらCGなしでアニメと同じように再現していて過酷な撮影ほんとに大変だったと思いますが感動と勇気をもらいました。ありがとうございました!!
鳴子くんが鳴子くんすぎてびっくり。坂東くんをこの作品で知って好きになりました笑
小野田くん、永瀬さんのいつもの声とは違いよくあの声が出せるな〜!とびっくり!
誰にでもどんな人にでも自分が輝ける場所がある。それを教えてくれる映画でした。前に進もう!と作品のストーリー、キャストさん達の努力から思うことができた映画でした!
後の0.5は続編に期待してるからです!!続編待ってます!!小野田くんのライバル真波山岳くん出してください!!
ここからは少しネタばれです。
・鳴子くんのワイはチームのために死ぬんや〜!
・今泉くんのゴールした後のガッツポーズ
・寒咲さん等が小野田くんの背中を押していけえ〜!というシーン
・小野田くんの今泉くんをゴールまで届ける!!という決意。
・最後の小野田さんの言葉、誰にでも輝ける場所がある。
五回泣けました!最高です!!
【”独りぼっちだった少年が友とチームのために必死に自らの役割を果たす姿” そして”誰でも光り輝く場所はある!”熱き青春自転車ロードレースムービー降誕。】
ー今まで独りぼっちだった少年が”ロードレース”を通じ、初めて仲間と力を合わせ物事をやり遂げる過程を、物凄い熱量で描いた成長物語。-
■今作の面白く、心に沁みる所幾つか。
1.坂道少年が高校入学を機に、アニメクラブに入部しようとするが、休部状態でいつの間にか、県トップを誇る自転車部に入部する過程。
ーママチャリで時速27㎞ってありえないでしょう・・、と思ったら小学校高学年から千葉からアキバに週一度ママチャリで通っていたのね・・。
おばさんバイクVS坂道君のママチャリ並走シーンが面白い。-
コメディかな・・と思っていたら、物語の”面白さのギア”が一気に上がる。
2.1年生歓迎60キロレースでの、次世代”エース”を期待される今泉君(伊藤健太郎:太腿がナカナカ凄い。練習したのだろうなあ・・。)や鳴子君たち、一年生レースの、手に汗握る面白さ。
クールに見ていた巻島先輩が思わず叫ぶ”行け!坂道!”
ー勿論、観ている私も心中、叫ぶ。”今泉君も、坂道君も、そして鳴子君も頑張れ!”-
3.真剣だが、暑苦しい二人の”スプリンター”鳴子君と”おっさん”田所君とのやり取りで嗤い・・
ーレース中、矢鱈ウルサイ・・。体力使うよ・・。-
4.まさかの県予選に臨むメンバーに選ばれた坂道君。
プレッシャーがかかるとともに自転車同士の接触事故に巻き込まれ、まさかの最下位に一度落ちてしまう・・。
ー集団で走るから、良くあるんだよなあ・・。ー
だが、ここからの坂道君の仲間たちを追う山道を猛烈な勢いで駆け上る姿が凄いし、観ている側はもう、観客ではなく、”エース”金城主将を始めとしたチームの一員として、固唾を飲んで見入ってしまう。
坂道君は明らかに”クライマー”であるという事も確認しつつ、ロードレースの駆け引きも面白く描かれる。
ーうーん、この作品、無茶苦茶面白いぞ!-
5.そして、次のエースを期待されている今泉君が、中学時代のトラウマを吹っ切り、新しく”エース”となる姿・・。
皆で円陣を組む姿。勿論、坂道君も輪の中に満面の笑顔である・・。
<コメディ青春スポーツ映画の要素を盛り込みながら、一人の少年が素晴らしき仲間たちと出会い、成長する姿を描いた素晴らしき”自転車ロードレース”ムービーである。>
■蛇足
・時候の良い時期に、川沿いのスピードを出せる道をロードバイク 愛車GIANT で走りますが、下り坂追風参考で時速45キロが最高値です・・ママチャリで時速27㎞って信じがたいなあ・・。凄い。
・今春、上映された「栄光のマイヨジョーヌ」ドキュメンタリー作品なども、世界のトップレーサーの実情が垣間見れて、面白いかな・・と思います。
部長~~!!!???
部長が渋い~~~(笑)(笑)
高校生の設定が。(笑)(笑)
まあこんな感じなのか??
なんか大学な感じとか社会人な感じで。
まあ設定のアンバランス感がいいような。(笑)(笑)
なんかまじめに競技について考えてしまったような。
素人には面白く感じてしまいました。(笑)(笑)
ママチャリ~~!!!???
なんか素人には自転車レースってこうなんだとか少し感心してしまいました。(笑)(笑)
全体的にレースのシーンが多くて、個人的には良いかと。(笑)
ボクシング映画とか、ホッケー映画とか、実際の試合のシーンはなんかシーーンみたいな。
感じがあったので、そこそこ観れて、歓心してしまいました。(笑)
ただ、実際は無理だろ(笑)みたいな。(笑)(笑)
そんなに追いつけないだろう??とかのツッコミとかありつつも。
ギャグがなかったけれど、なんかマジメに観れてしまい良かったです。(笑)(笑)
原作ファンは見ない方がいい
役者の演技について、所々やはりツッコミどころはありました。所々噛んでたりセリフがかぶってたりとか。キャスティングについては大方良いのでしょうが、鳴子が今泉よりガタイが良かった点はちょっとなぁ、、、と
ストーリーについてですが、
とにかく、原作漫画のいろんな名シーンを県大会という場面でいろいろ詰め込みすぎです。
例えば小野田が落車するシーンも、県大会の、しかも中盤あたりで発生するとか、他校が協調するとか。
落車のシーンも、「のぼりで100人抜け!」と手嶋が言うのが熱いのに橋本環奈に言わせたり(そもそも手嶋と青八木の描写はありませんでした)ちょっと苦しかったです。
特に協調のシーンは不快なものがありました。広島の呉の高校をモチーフにしてるのでしょうか、とにかく相手校が過度に嫌味っぽく総北に絡むシーンが見苦しかったです。原作ではそうした相手校の背景なども描かれていてスッキリするのですが、、、、
鳴子が途中まで総北を引いて、平坦道終わったら急にガッツポーズしたり見てられなかったですね。
1番気になったのはカメラワークです。最初から最後まで、カメラワークが甘い。気付いたら追いつかれているようなシーンとか、漫画のような迫力、緊張感が全く感じられませんでした。
率直にもったいない
キンプリのファンです。
最初はれんくんが見れるだけでいいか。くらいの気持ちだったのですが、
公開が近づくにつれてインタビューやら番宣やらを見ていると、
原作アニメも気になり、最初は映画になるところだけ…なんて思っていたら
どんどん引き込まれ4期まですべて見ました。
ちなみにアニメでは巻島先輩と御堂筋くんが好きです。
漫画、実写ドラマは未視聴です。
結果的にアニメ見ていかなければもっと楽しめたかなと後悔しています。
正直前半部分(ウェルカムレース)までは端折ってる部分もあったけど
実写で話もキャストもここまで完成度高いのはかなり珍しいし、
素晴らしいなぁと思っていました。
合宿のあたりから、はぁ?と思う部分が多くなり、なんでこうなっちゃったの?
もったいない…という感情しかありません。
まず、これはアニメとかなんとか関係なしに純粋に鳴子君が海に行くシーン、必要?
そして、鳴子君をチームの為に死ねなどというのは納得がいきません。
実際アニメでも鳴子君は結果的にチームの為に力を尽くして
リタイアという形になるけれど、それは誰かに言われたからとかじゃなくて
自身で決めています。それを本当は飛び出していきたいのに
止める、止められるなんて言うのはちょっと…と思いました。
それに、スプリントラインの説明を一切していないばっかりに
田所先輩はなんで飛び出していったんだよ?状態です。
巻島先輩のピークスパイダーはどう表現するんだろう?と思っていたら
全く出てこずで、残念でした。
100人抜きに関しても、何であれが感動するかと言ったら
巻島対東堂が控えているからこそ感動するのであって
ただ100人抜いても…という感じ。
そして3分で戦況が変わるといったセリフに関しても
結局飛び出すのは1年生2人だし、うーん…
金城先輩も自身の体調やバイクに何も不調がないのに
ブロックされたから1年生を率先してだすなどという作戦を立てるようには思えません。
あれじゃ3年生のただの実力不足というか。
3年生の活躍もあってこそなのにそこが端折られてしまったせいで
1年生に頼る先輩みたいに見えてしまったなと思いました。
今泉君もポキから突然復活するし。
一緒に行った原作アニメを数話ちょこちょこと見ただけの人は
とても楽しめていたようですし、アニメをがっつり見てしまったのが
間違いだったと思いました。
アニメ自体はとても面白かったので5期に期待です。
キャストに関しては期待以上でしたし、あれをCGなしでやっているのは
本当にすごいし、素晴らしいと思いました。
ただそれだけに脚本が残念でなりませんし、100人抜きなどをもう使ってしまった以上
インハイなどの続編にもあまり期待はできませんし、とてももったいないです。
坂道が自転車で仲間と出会い成長していくということだけに視点を置いて
なおかつ、キャストの人数的な関係なのか箱学や京伏が出せないのであれば
出会い~合宿までをもっと丁寧に描いてくれた方が続編に期待もできたし
良かったのかなと思いました。
実写映画の中ではかなり成功です。
それだけに何度も言いますが本当にもったいない。
原作ファンが満足って本当?
原作知らない方&俳優のファンの方が、あのケイデンスで坂道を登る永瀬廉さんの姿を見てカッコイイ!と思うのはよく分かるのですが、原作ファンでよかったという感想が不可解です。
登場人物の個性や背景を理解しないままにストーリーを改変した結果、弱虫ペダルとは別物の映画に仕上がっています。
寒咲さんを父にすることで、3年生との先輩後輩の絆はなくなりました。
坂道のママチャリが改造されていたエピソードがなくなり、なぜ坂道がバケモノになったか説得力がなくなりました。
坂道のアニ研への思い入れが薄すぎて、唐突に「試してみたいんだ!」と自転車競技部に入部。
1年生ウェルカムレースをスタートさせながら、「お前は走れない!」と坂道だけ走らせない金城の不可解。(クロモリが届くまで待てとかの指示なし。)
なのになぜか、坂道がビンディングシューズを履きギアを使いこなしている不可解。
今泉のトラウマは、御堂筋の策略によっての敗北ではなく、そこら辺の中学生に実力で負けたことによる。
合宿は一体何をやったの?(巻島&坂道だけ別の場所?)
お風呂の描写必要でしたか?合宿での練習を掘り下げて欲しかったなぁ。強くなった説得力が欲しかったです。
坂道が巻島にあれだけ積極的にグイグイいける子なら、友達100人出来たんじゃないかなぁ。
巻島が巻島じゃなかったです。優しくて不器用な巻島が、ただのニヒルな先輩になっていました。もちろんピークスパイダーでもなかったです。
県予選ごときで苦戦。これでは箱学のライバルになり得ない。
田所はなぜ1人で飛び出したの?スプリントリザルトを取った描写はなし。最初から逃げ切り狙いなら、最低でも坂道連れて2人で飛び出すのでは?田所こそが無駄死に。
鳴子に「チームのために死ね」という金城。チーム総北は支え合うチームじゃなかったのかな。金城は必要であればエース自らチームを引く男のはずなのに。「50キロ引け!それがお前の、お前にしか出来ない役割だ!」ならわかります。死ねはない。
寒咲幹が坂道を呼び捨てにしたり抜きなさいと命令したり。
100人抜けは、合宿で切磋琢磨した手嶋が言うからこそ意味のあるセリフ。誰が言ってもいいというものではないです。
県予選の協調で囲まれただけで抜け出せない程度の実力の巻島と金城。
落車した坂道が3分で追いつけばなぜ活路が開けるのか、全く理解できなかったです。金城(巻島)の戦略、彼らが想定したレース展開はどんなだったのか、誰かに解説して欲しいです。1番意味が分からなかったのはここでした。
坂道と今泉があっさり抜け出す。なぜ3年は抜け出せない?3年は坂道達が抜け出すためのアシストをした訳でもなくて、そこに無策にいるだけでした。無能としか言いようがない。
ライバル校の厄介なエースは何が厄介だったのですか?
今泉の説得力のない勝利。
巻島対東堂の対決の「勝者は空を仰ぎ見…」は、クライマーの対決、空に最も近い場所での勝負にこそ相応しい解説。平地での勝負に使うべきじゃないと思います。
景色は綺麗だし、スピード感はありました。
実際にあのケイデンスで回し続けるのは凄いし流石だと思いました。
1年生レースとか、合宿でのT2との勝負とかをクライマックスにしたらよかったんじゃないかなぁと。
脚本に無理があり過ぎたんだと思います。
原作の雰囲気は伝わる
正直原作は名前くらいしか知らんのですが
珍しいロードレースをテーマにしたスポ根漫画
という認識で観賞
感想としては
ロードレースの魅力も感じながら
主人公がその魅力に取り憑かれていく過程が
感じられ十分面白かったです
キャスティングは原作が少年漫画誌らしく
コミカルなぶん再現性は困難だったと思いますが
そもそも漫画の高校生を実際の高校生が演じるのは
どだい無理ですしそのへんは
気になりませんでした
ただぐらんぶるを事前に観ていたせいで
その映画で裸で走り回っていたのに
今回クールな先輩役の竜星涼が出てくるたびに
吹いてしまったのは誤算でした
ケーデンスとか引っ張るとかといった
特有の用語に特に説明無く進めていったのは
あんまり知らない人でもとにかくスゴいと感じる
効果が案外あるのかもしれません
原作もまた読んでみようと思います
スポコンに涙
永瀬廉くんのライトな茶の間ファンの18歳です。原作も5巻までは読了済です。誰も付き合ってくれず、一人で初めて近場のイオンで鑑賞しました。
個人的に永瀬廉くんが見れれば満足、という心持ちで、あまり期待はしていませんでした。
ところがどっこい、胸熱展開で体感時間が10分ほどでした。インターハイ出場が決まるまでの映画なのですが、初めの今泉と坂道のシーンや、最後のインターハイでのハプニングからの立ち直り、まさに、努力、友情、勝利の王道展開でした。自転車での躍動感も伝わってきて、こんな風に自転車走るまで、どれだけみんな努力したんだろう、とそれを考えるだけでも涙がホロリとしてしまいました。
この実写化は原作ファンから批判もあったりしたものですが、原作ファンにも是非とも見てほしいです。特に巻島先輩役の柳くんは、ビジュアル的にも完璧そのままでした。鳴子くん役の坂東くんもハマっていたように思えます。廉くんの顔が大好きで、個人的に声は高いなぁ...、と思っていたのですが、小野田坂道くんを演じている時の彼の声はとても可愛らしく、まさに小野田坂道そのもの、という感じでした。
個人的にこれは実写化でかなり完成度も高く、成功な部類だと思います。悪いところが思い浮かびません。強いて言うとするならば、寒崎ちゃん役の環奈ちゃんの顔色が悪くて心配になったくらいでしょう。
何より、初心者同然の俳優さんたちがあんなにキツい坂を登って、スタンディングオーべーションしたいです。
マンガ原作映画のクイーン橋本環奈
マンガみたいな話をしてるときに、マンガみたいな顔が出てくるといいよね。橋本環奈はマンガ原作作品に合ってるなと思ったの。橋本環奈が出てるマンガ原作作品は観るようにしよ。
脚本がひどいんだよね。なんか「弱虫ペダルってどんな話?」って人に聞いて、「友達いないヲタクが仲間が欲しくて頑張って、この人クライマーなんだけど、スプリンターとオールラウンダーが同期にいて、先輩がなんとかかんとかでね、それで……」って熱く語られたダイジェストをそのまま文字におこしたような脚本なの。
それで心情表現が全部モノローグだから「あー、そうなんだあ。そういうことになったのね」って、なんか説明を受け入れて観るだけだから、そんな盛り上がらないのね。登場人物も大事な場面では『うおー』しか言わないし。
インターハイ予選でライバル校がさ
『総北はメンバーの半分が一年生らしいぞ』
『強者の驕りが出たな』
って言ってるんだけど、驕りもなにも、この映画観る限りでは、上級生三人しかいないんだよ。インターハイの常連なのに。驕りどころか部の存続がヤバイよ。
あと、このライバル達やたら『ひゃっはー!』な人たちで、レース中も『ひゃはは』みたいに笑うんだけど、そんなアホいないでしょ。極めて真剣に前に出させないようにブロックすると思うよ。
役者さんはいいんだよね。伊藤健太郎と橋本環奈がやり取りするところは「《今日から俺は!》だ!」って思ったし、竜星涼が渋く決めると、《ぐらんぶる》観た後だから、「そんなシブく決めたって、あんた大学いったらキャンパスの真ん中で真っ裸で寝るじゃん」って笑っちゃうしね。
オープニングで『フジテレビムービー』が出たから、思いっ切りハードルを下げて観て楽しんだんだけど、観ててフジテレビムービーの弱点が解ったよ。キャストにかけるお金を削って脚本にかけた方がいいよ。
「本当にこの脚本、みんな目を通してOK出したの?」って思ったからね。恐らく原作の長い物語を二時間に盛り込んだから、ダイジェストみたいになっちゃったんだと思うけど、それでもやりようあるでしょ。
伊藤健太郎の役は永瀬くんバーターのジャニーズで十分じゃない? 竜星涼の役も「誰だお前?」って俳優でいけるでしょ。柳俊太郎が無駄遣いなのは異論ないでしょ。
「キャスト揃えとけば、話なんかなんだって客は集まる」というビジネスモデルだと思うけど、それよりキャスト代を押さえて脚本練ってね「みんな下手だけど、なんか頑張ってて好感もてた」っていう作品の方が息長く売れると思うよ。
あとステマもやめなよ。2020年8月14日もしくは15日登録で、レビュー数1の高評価の人おおすぎるよ。
思ったより
アニメ見てますが、思ったよりいいんじゃないかなって感じでした
個人的に3年の先輩方の活躍がほぼほぼって言っていいほど無くて少し残念。まああれだけ長いシリーズを映画でまとめるってなったら多少は知らない人たち用に今風に色々変えてやったりとか多少は変わるのはしょうがないのかなって感じでした、でも面白かったです自転車漕ぎたくなりました
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