「ツボ」弱虫ペダル U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
ツボ
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原作が大好きなせいか、冒頭からウルウルする。
役者を通して原作を読んだ時の感動が流れ込んでくる。なので、このレビューは純粋な映画のレビューではないのかもしれない。
ただ…驚いたのは主演の声がアニメの声に似ている。偶然なのか意図してなのか俺には分からないのだけど、彼の声が俺に及ぼした影響は大きいと思う。導入剤とでも言うのだろうか…アニメへの移行もそれに連なる原作への移行も容易だった。だからこそ、記憶が呼び起こされたのかもしれない。
まぁ、基本的にこの手の物語には滅法弱いって事はある。
普通に見れてる事に驚きもするんだけど…カメラワークが素晴らしい。
臨場感とでも言うのだろうか?
ペダルの熱を余す事なく伝えてくれてたように思う。
役者達も実際にペダルを踏んでるように思う。
登りはまだ耐えられもするだろう。
でも下りは…?
60kmにも及ぶ速度の中で、更にペダルを踏みこんだのか?
小石一個ですっ転ぶと言われるようなロードのタイヤ。
そんな危険を冒したとは思わないが、そう思わせる緊張感が絵にはあった。
ハイケイデンクライムもそうだけど、色々知恵を振り絞ったであろう今作。
インターハイ編が観たいなあとも思うのだけど、巻島のスパイダーがネックかなあと考える。
いや、まぁ、色々難しい課題も多々あんだけど。
坂道以外のキャラがビジュアル的に寄せてこなかったのはある意味正解なのかもしれない。
現実の範囲内だからこそ、物語を楽しめたような気がする。
そして、橋本さんはなんであんなに制服が似合うんだ?
…全く違和感が湧かない事に違和感!
可愛いらしかったです。
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