「婆ばはいいね。自由で!」おらおらでひとりいぐも しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
婆ばはいいね。自由で!
コメディな作品でしたが
…とっても深~いお話でした
共感しながら
納得しながら
重くならず
クスッと笑いながら
ちょぴり泣ける
夫に先立たれ一人で暮らす初老の女性
寂しさから抜けられずにいる
一人の生活は気楽で自由な時間がいっぱい
でも其処には寂しさが伴う
独り言を言ってみたり
心の葛藤だったり
自由と孤独は隣合わせ
…想像もできない
自分のお一人様的な老後
を体験できた様な。
人類は…
生きて死んで生きて死んで
繰り返しながら続いていく
余談…若い頃はおばあちゃんの
の気持ちは分からないままだったけど
その年に近づくと気持ちが理解できる
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NOBUさんのコメント
2022年9月22日
今晩は
今作も、私の好きな沖田修一監督が、原作(賞を受賞しましたね)を改編して面白く可視化した映画でしたね。
秀逸だったのは、独りの桃子さんの周りに現れる”寂しさ1-3”の妖たちと、桃子さんの会話や、桃の子さんの布団の上にどっかりと居座る六角精児が演じる妖の姿でした。
沖田監督が”独りになっても、負けちゃ駄目だ!”という思いをホンワカと伝える映画で、とても好きな作品です。では。