「滲み出る郷土愛」夜明けを信じて。 夜明けの金星さんの映画レビュー(感想・評価)
滲み出る郷土愛
本作を観てあの時代(昭和末期)の徳島(地方)、名古屋(中堅)、東京(中央)、NY(世界)の立ち位置に思い巡らさざる終えなかった。お金の流れとテクノクラートらがそれを象徴していた。その中を颯爽と駆け上がって行く主人公。ただ人生の岐路に立つ度に郷土に回帰して行く(まるで巡礼者の如くに)。そして空っぽの部屋と残されたメッセージ。製作総指揮者(特別出演)の郷土愛が滲み出るような作品に仕上がっていると感じた。
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