劇場公開日 2021年4月2日

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「なんだこれが褒め言葉」ゾッキ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0なんだこれが褒め言葉

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

寝られる

竹中直人×山田孝之×斎藤工の共同監督作品ということで鑑賞。予告を見るとゆるーい感じだったので、そこまで期待はせず。ギリギリまで見るか迷ったが、特に見る映画もなかったので。

う、うーん...。
かなり不思議な映画。。。映画か?これ?
正直に言うと面白くは無いです。

ストーリーなんて無いです。
4.5個ぐらいの話をぐっちゃぐちゃにして、何がなんだかわからない意味不明な構成にしためちゃくちゃな映画。繋がった部分があり、「あぁ、これ全て繋がるんだ」と思ったら全くそういうことじゃないみたい。
一つ一つの話に深みが全く無く何も共感できない。テキトーでやりたい放題な観客放ったらかしの映画。ただただ、3人の監督が遊んだだけ。

独特な感性を持った3人なので、3人が一致団結してひとつの映画を作れるのかと心配だったが、やっぱりダメだったみたい。あれやろうこれやろうでとっ散らかり過ぎ。じゃあ、1人1つの話で計3本のオムニバス形式?みたいにしたら良かったんじゃないだろうか。

役者もかなりの無駄遣い。
この人を目当て!と思って見に行くと損した気分になる。私は松田龍平の演技を見ようと思いながら見たので、その面では意外と楽しめた。やっぱり松田龍平良かったです笑 笑えるのは彼の話だけでしたし。
あと、キャスト一覧や予告でもまるで主演かのようにされている吉岡里帆。実際10分も出ておらず、これは酷いなぁと思った。大したセリフもないし。

雰囲気としては嫌いじゃないんだけど、2時間もあると流石に退屈。10分の短編ドラマみたいにして深夜に放送したら見るかな程度。映画じゃなくていい。映画館で見るほどでもない。家のソファでゆったりしながら見るような作品だった。

んー、期待していなかったけど面白くなかった。
松田龍平と國村隼の良さを改めて知った映画でした。

サプライズ