劇場公開日 2021年4月2日

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「おかえりなさい」」ゾッキ カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0おかえりなさい」

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「生き物というものは秘密がなくなると死ぬんじゃないだろうか」
こんな魅力的な言葉でこの映画は始まります

秘密って嫌いじゃありません、誰にだって言いたくないこと言えないことの一つや二つあるんじゃないでしょうか
私も生まれてから50年以上生きてきてますけど物心ついたころからすっかり嘘ばかりついてきてますけどそのほとんどがことごとく見抜かれてばればれなってきましたね
こっそりと多少後ろめたいことって衝動に駆られてやってしまってましたからね~
夏休みの深夜に一人で学校のプールに入った事はありますか?
これは誰にもばれてない秘密の体験、なかなか楽しかったな~
今も気になりますけどあちこちにカメラがあるものですからね、っていうか名前出ちゃうからねしませんけど
他にも誰にも言えないことたくさんありますよ
「私は何にも秘密はないのよ、嘘も隠し事もな~んにもないの、あたりまえでしょ」
なーておっしゃる方もおられると思いますよ、世の中は広いし沢山人はいるんだからね

秘密とか嘘って悪いことを隠すためだけじゃなくって相手への思いやりだってあると思いますよ
仕方なく黙っていることや聞かないでほしいいこと色々あるじゃないですか
ワイドショーなんかじゃマイク持った人がたいして悪いこともしていない有名人に
「今回のことをどのようにお考えですか?」
とか言ってその人の情けなさそうな表情を見せたいのでしょうけどそんなものホントはどうでもいいじゃないですか、私にはわかりませんゴシップが金になるなんて
それはいいとして嬉しいのはピエール瀧さんを劇場で見れたことが良かったです
おかえりなさい
待っていましたよ

カルヴェロ