「何の為にもならないが何ともクセになる感じ」ゾッキ Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
何の為にもならないが何ともクセになる感じ
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なんか予告で気になったので観賞
とはいえ予告でも極めて謎だったのですが
不条理系漫画の映画化だそうで
舞台は作者の故郷の蒲郡で
竹中直人・山田孝之・斎藤工がそれぞれ監督した
3話のオムニバスをシームレスにくっつけたような構成
感想としては
派手さはないミニシアター系の雰囲気ですが
淡々としたエピソードながら豪華なキャストもあり
じわじわクセになるとこがある不思議な作品でした
人間秘密がなくなると死ぬと言い出すおじいちゃん
扉を開ける音がうるさい旅に出る男
下着を買おうとする高校生
仕事しない間男
引退したAV女優
他様々なキャラクターがストーリーを跨いで
関わってくる様は伏線というほどしっかりは
していませんがああアレかという脳の体操に
近い感じ(?)
蒲郡もホントなんもない海沿いの街ですが
スクリーンを通すとまあ望郷感あふれる情景で
見えるもんです(確かに竹島周辺とか綺麗ですけどね)
ちょっと男子の猥談的ネタもあり
ご当地キャンペーンとか打っていいのかと
思うところもありますがw
割とお薦めです
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