「昔ながらの筋肉ヒーロー」ブラックアダム yudutarouさんの映画レビュー(感想・評価)
昔ながらの筋肉ヒーロー
殺しておいて気の利いた台詞を吐く、みたいな、ちょっと他のアメコミヒーローとは一線を画す主人公像を目指したと思うけど、主演のドウェイン・ジョンソンの佇まい含みで結果80年代のマッチョヒーローみたいになってた。登場するヒーローたちも適度にダサい感じで、正直どこまで狙っているのか分からなかったけど、金ピカコスチュームのピアース・ブロスナンには一体何やってるの⁉︎と思ってしまった。無理に軽快さを出そうとする毎度のDC映画の辛みもアリ。しかし最近のこの手の映画はどれもCGでのスーパーパワー描写が凄まじく、今作でも竜巻や巨大化が自由自在で、そういうのを見てるだけで個人的には全然楽しいからいいんだけど。
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