「The Rock will Rock you」ブラックアダム ますぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
The Rock will Rock you
ドウェイン・ジョンソン
カリフォルニア生まれ
マイアミ育ちの50歳
父は黒人プロレスラー(祖父もレスラー)
母方はサモアの血を引き
どの人種にも見え
196cm118kgを誇る恵体で
WWEでは「ザ・ロック」として
爆発的な人気を誇り
2001年から俳優も始め
プロレスならではの表現力が
大いにハマり
2020年から2年連続で
世界一稼いだ俳優(年96億円!)
となっている
3年連続も間違いないでしょう
そんなロック様がついに
ヒーローバースの世界に殴り込みを
かける今作
果たしてどうだったか
やはりロック様の存在感は絶大で
話は雑も雑なんだけどまあいいや
って感じで楽しめる作品でした
ドラゴンボールみが強かった
5000年前
カーンダックという地で
エタニウムという鉱物を
奴隷に探させていた暴君がおり
圧政から立ち上がろうとした少年
フルートが処刑される寸前に
魔術師シャザムから
力を得て超人に変身
エタニウムから王冠を作り
究極の力を得ようとした
王と激突し国を崩壊させて
しまったという断片的な昔話
(言い伝え)から始まります
そして現代のカーンダックは
DCコミックおなじみの悪玉
インターギャングが市民を虐げ
苦しめていましたが
夫をインターギャングに殺された
アドリアナはインターギャングも
血眼になって探すその王冠を
見つけて封印するため
弟のカリームや雇った仲間の
イシュマエルらと
場所を突き止めますが
インターギャングに囲まれ
大ピンチになったところで
ご都合的に呪文を唱えると
テス・アダムが復活し
インターギャングを瞬殺
集まってきた援軍も
あっという間に瞬殺しますが
エタニウム製の特殊武器で負傷
気絶したところをアドリアナが
どさくさで掠め取った王冠と
一緒に自宅に運びます
そのころ
テス・アダムの覚醒を察知した
スースクでおなじみ政府組織ARGUSの
腹黒おばさんアマンダ・ウォラーは
JSAのホークマンにアダムの
再封印を命じホークマンは
未来が見える魔術師ドクター・フェイト
巨大化自由自在のアトムスマッシャー
風を自由自在に操るサイクロン
を招集しカーンダックに向かいます
未来が見えるフェイトは
ホークマンが死ぬ未来が
見えることをずっと気にかけて
いました
(ブロスナンのフェイトの声が
吹替だと007の時の田中秀幸さん
だったそうでそっちで
見ればよかったと後悔)
アドリアナ宅で目覚める
テス・アダムに
アドリアナの息子アモンは
ヒーローが来てくれたと
大興奮しますが
俺はそんなじゃないと否定し
家を飛び出すと
5000年後の変わり果てた
カーンダックを見て回ります
アモンはヒーローになってよと
食い下がりインターギャングを
挑発してピンチになった
(作った?)ところを
テス・アダムはひと暴れ
そこでJSAも到着し
大混戦になりますが
テス・アダムの超強力な力は
ヒーロー4人がかりでも
どうする事もできません
その中でドクター・フェイト
はアドリアナが持っている
王冠を危険だから返しなさいと
言いますがアドリアナは知らんと
とぼけます(アモンに渡していた)
テス・アダムは危険だとも
ホークマンが告げますが
アドリアナはこれだけ
この国が好き放題されてても
あんたらは来たことが
なかったじゃないと批判
ヒーローたちは返す言葉も
ありません
その後5000年前に崩壊した
居城の玉座の付近にたたずむ
テス・アダムをアドリアナは
見つけますが
テス・アダムはだんだん
自分がなぜ超人になったかを
詳細に思い出していきます
5000年前革命を訴える息子を
止めようとしたのは自分で
シャザムに覚醒された息子の
代わりに自分と妻が狙われ
瀕死になったところで息子が
戻ってきて救ってくれた
ところで追手に息子が殺され
今度はテスが怒りで超人に覚醒し
国を完全に破壊してしまい
そのせいでシャザムに封印されて
いたのです
だからテス・アダムは自分は
ヒーローではないと言うのです
そんなところへ
インターギャングの追手と
イシュマエルがアドリアナの
家へ迫り王冠の場所を尋問し
カリームは重傷を負い
王冠を持つアモンは
命からがら逃げだしますが
イシュマエルに捕まり
インターギャング特性の
エアバイクでさらわれて
しまいますが
息子を助けてと
アドリアナに頼まれた
テス・アダムは圧倒的な
スピードで猛追しますが
逃げられてしまいます
アモンを助けるため
テス・アダムの目的のためなら
人を殺すこともいとわない
部分は譲らないがホークマン
らは一時的に協力体制を組みます
王冠はアモンがギリギリで
家に隠していました
テス・アダムらは
その辺の下っ端を脅して
居場所を聞き出しますが
エタニウムの採掘現場
だった模様
そこではイシュマエルが
アモンをエタニウム製の
破れないバリアで仕切っており
イシュマエルは実は
カーンダックを支配していた
王の末裔で王冠によって力を
得ようとしていました
アドリアナはアモンのために
王冠をイシュマエルにあっさり
渡すと構わず殺そうとしたので
テス・アダムが怒り爆発
建物ごとぺっちゃんこに
なってしまいます
イシュマエルは王冠を
被ったものの肉体が崩壊
してしまっただけでした
その後テス・アダムは
妙にしおらしくなり
自分の強大な力を封印するよう
ホークマンらに頼み
力を解く魔法「シャザム」を唱え
ひょろひょろ男に戻ります
ジョンソンの筋骨隆々の身体
のほうが本物ですからCGか
代役かなんでしょうけど合成で
筋肉を減らす役者も
この人くらいでしょう
そしてホークマンらは
海氷奥深くの海底の設備で
テス・アダムを封印します
この機械がどう見ても
ドラ〇ン〇ールの
フリーザの宇宙船にあった
治療の機械にしか見えないw
さて一件落着かと思いきや
ドクター・フェイトは
ホークマンが死ぬ未来が
変わっていない事を打ち明け
まだ終わりじゃないことを
示唆します
案の定回収した
イシュマエルの遺体が王冠と
共に動き始め
なんと悪魔の大王「サバック」
に覚醒してしまいます
サバックはゲロ強で
JSA全員で束になっても
かないません
するとドクター・フェイトは
テレパシーでテス・アダムに
助けを呼びかけその時間稼ぎと
ホークマンが死ぬ未来を
変えるために特攻します
そしてフェイトが散った間際
テス・アダムは蘇ります
そしてフェイトの敵に燃える
ホークマンらと共闘し
サバックは倒され
テス・アダムは
JSAに誘われますが
ヒーローにはならないが
カーンダックの守り神に
なることを決意します
正直ストーリー自体は
行ったり来たりごちゃごちゃ
しすぎている部分があり
なんとも冗長的な感じが
後になってみると強いですが
ロック様の大暴れはやはり
見ごたえがあります
こうやって俳優たちが
ヒーロー役を一人ずつ得ていく
パターンいつまで続くんでしょうね
スタローンとかもそのうちやりそうw