「う~~~ん」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 ぽんたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
う~~~ん
言いたいことが沢山あります。まず、1・2作目の方が面白く観られました。
魔法動物とのワチャワチャ感が好きでこのシリーズのファンになりましたが、前作あたりから内容がシリアスになっていって、、、これならハリポタと変わらないんじゃないかと。ファンタスティック“ビースト”なので魔法動物要素は入れてあるものの、1作目に比べると無理矢理ビーストを絡めた感が否めません。
また、グリンデルバルドの裏をかくために作戦は立てず、それぞれが予測不能な動きをしよう、といった趣旨のはずでしたが。ジェイコブがカバンを選ぶとき、あからさまにダンブルドアが「それは選んじゃダメだ」といった素振りを見せたのが、結局お前がコントロールするのかよ、と思ってしまいました(苦笑)
あと単純にクイニーの闇堕ちからの復活が早すぎました。最初から完全スパイならまだわかりますが、敵側に付いた苦悩が一気に薄れたような。。。
そして物語のラスト、ダンブルドアが「また困ったことがあれば助けてくれるか?」とニュートへ問いかけたときに「頼まれれば何度でも」的な返しをニュートがしていましたが。
正直、今回のストーリーは主人公が活躍した感がまったくありませんでしたので、よくもまぁそんなに胸を張れるな、と感じてしまいました。
そもそもあんなに味方サイドに沢山キャラがいたのに、誰もスカッとする展開を見せてくれなかったなぁ、と。見せ場は、妹の死の記憶を消された男性が土壇場で追っ手を倒したのと、バンティが麒麟の入ったカバンを持って来たくらいですかね?
今後の展開がどうなるのか予想が付きませんし、次回作が作られるのかもわかりませんが。
ジェイコブが一番好きなキャラで、彼とクイニーが結婚して幸せな生活を歩もうとしているので、もうダンブルドアは彼を巻き込まないであげてください、、、そろそろ他力本願ではなく、自分の手でグリンデルバルドを倒してください、って思いました。。。笑