「驚かないといけないのだろうが、驚くほどのものはない魔法ワールド。」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
驚かないといけないのだろうが、驚くほどのものはない魔法ワールド。
どうも、個人的な好みかもしれないが、ビリビリと棒の先からCG光線を出して、戦闘されると、完全な傍観者になってしまう。
第一作は観たが、第二作を観ていないので、ストーリーも入ってこない。第一作もかなり前のような気がするので、内容を忘れている。
悪い魔法使いと戦ってもらってもいいが、魔法ではなく、ビリビリ念力光線で戦われても、いずれにせよCGの世界なので、見ごたえがない。
ジュード・ロウの「ダンブルドア」と、マッツ・ミケルセンの「グリンデルバルド」の魔法の契りが「ダンブルドアの秘密」ということなのだと思うが、ラストシーンで手首の鎖がほどけ、魔法がとけた理由もよくわからなかった。
ディズニーなら、愛の力で魔法がとけるので、わかりやすいが、そんな人間の普遍的なものが描かれていないのではないだろうか…。
CGのトリックだけでは、2時間半もたない。これだと、見なくていいリストに入ってしまいますね。
しかし、軒並み高評価のようなので、劇場でお確かめください!