「思ってたのと違ってたけど、大迫力で満足。」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 頼金鳥雄さんの映画レビュー(感想・評価)
思ってたのと違ってたけど、大迫力で満足。
連ドラの第三話です。一話と二話を見ていないと意味がわからないと思います。でも見てさえいればそこそこ楽しめるはずです。私はアマプラでなんとなく見たらはまってしまいました。とにかくクィニーとジェイコブの行く末が気になって気になって!世界が終ろうが続こうがどうでもいい。2人の関係を見届けたい。そしてこのド迫力の映像と音響。大画面で楽しむべきだと思い、映画館に行きました。
私にはちょっと物足りなかったです。前作のラストからクリーデンスの強大な大魔王ぶりを期待していたのですが、そこまで大物扱いではありませんでした。それからティナとニュートのバディぶりが見たかったけど、彼女はちょっとしか登場しません。もちろんストーリーとしてちゃんと筋は通っているので仕方ないですね。4があると思うので期待したいと思います。とはいえ、クィニーとジェイコブの関係に一応のけりがついたので見に行ってよかったと思います。
それと私たちはもっと政治に興味を持った方がいいなと感じました。人気小説の「銀河英雄伝説」にはこんな感じのやりとりがあります。
「どうして独裁者が現れるの?」
「国民が楽をしたがったからさ」
今回の話はまさにこれです。宣伝上手なグリンデルバルドと、考えることを放棄した魔法界の人々が描かれています。皆さん、投票に行きましょう。(違)