「過去作見直したもん勝ち」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 とらさんの映画レビュー(感想・評価)
過去作見直したもん勝ち
ファンタビ3作目。
映像美が光った作品だと思いました。
魔法動物達の場面は多いわけではないけど、コミカルな場面にもシリアスな場面にも存在感が発揮されてたと思います。
作中で明かされるダンブルドアの秘密は、ハリポタ好きなら馴染みのある話。「あぁ、その話か」
って思ってしまうが、ダンブルドアが秘密を明かす対象が少ない。だから、魔法界の人々の多くが知らない秘密だってことでしょうね。
必要の部屋、怪物的な怪物の本、クディッチのボール、レストレンジ家の金庫で見たモノが倍々に増えていく魔法など、過去作をどれだけ覚えてるかで、クスッと度合いが違うと思います。僕は制作陣の愛情を感じました。
国際魔法連盟の話など、背景設定の説明不足が多いので、そういう意味でも復習しておいた方が楽しめると思います。
マッツ・ミケルセンのグリンデルバルドの方が個人的には好み。ダンブルドアがジェイコブの式には出席せずに、1人で雪のNYを歩いていくラストシーンでは、ダンブルドアの複雑な心境を考えさせられた。ハリポタのダンブルドアを思い出し、込み上げるものがありました。