「愛だの恋だのはもうしょうがないじゃん 魔法使いだって人間だもの みつを」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
愛だの恋だのはもうしょうがないじゃん 魔法使いだって人間だもの みつを
『ハリー・ポッター』のスピンオフ『ファンタビ』シリーズ第三弾。
本作は国境も人種もマグルも関係ない「真ダンブルドア軍団」結成。
国際魔法使い連盟のリーダー選挙でわく魔法界。
その肝となる魔法動物「麒麟」を届けることはできるか?
作戦名は「3カード・モンテ」!
なんか第一作でニュートとジェイコブが互いのトランクを取り違えたところをおもいだしたなあ。
そして、ニュートの助手バンディは本作での大活躍とは裏腹になんか切ないなあ。
グリーデンスの出自にまつわる伏線も完全回収され、なんか「「ドキドキ」と「しみじみ」が同居する回だったなあ。
さて、あと残り2作はどうなるのだろう。
エンドロールに流れる魔法動物の黒シルエットはさしずめウルトラマンのオープニングみたいだ。
だからこれは終わりではなく新たな物語のはじまりだ。
これからどんどん面白くなっていくことに期待したいよう。
ただ、グリンデルバルドを演じた代役マッツ・ミケルセンよ。
「悪役感」が足りないぞ。そんな眠たくなるような授業みたいなことするんだったら
撮影前に一杯ひっかけてから出直してこい!