「ファントム・メナス!」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 ハムカツ太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ファントム・メナス!
今作を見て感じたことは、初めてスターウォーズのファントム・メナスを見た時と同じような感覚を得ました!
スターウォーズもエピソード4.5.6を見た後1.2.3という、これから先の時代背景を知った状態で、過去の物語を見るような感じで、ハリーポッターシリーズという、その後の時代を知っている状態でみるという部分が似ているよう感じました。
そして、ハリーポッターシリーズではあまり描かれなかった、政治などの大人の世界で魔法界が描かれており、難解なところもあるが、そこも含めて楽しむことができました!正直なところ、ここまで面白いと思っていなかったので、ビックリしました。ハリーポッターとは違う、魔法界全盛期(ダンブルドア全盛期と言った方が良いのでしょうか?)での戦いは、まさに、ジェダイオーダーが存在していた頃のエピソード1.2.3の状態であり、濃密なバトル描写を楽しむこともできました。
物語の内容としては、いつくか疑問も残っています。
・グリンデルバルドは未来が見えるのに、なぜバンディがキリンを持っていることに気づかなかったのか
・まず、未来が見えるのであれば、作戦がない作戦も意味ないのでは?
・秘書?か誰か忘れましたが、ニューとの鞄を奪ったのに最後まで守り続けなかった意図は?
・クリーデンス生きてる?死んでる?
などと疑問はありますが、私は十分に楽しめましたし、バンディの行動は最後まで読めずに、やられました!なによりも、ジェイコブが最高でしたよね!「僕の心は君でいっぱいだ」のシーンはジェイコブのことを好きにならずにはいられないようなシーンでした。
次回作からどのように、グリンデルバルドが動いていくのかが鍵になってきそうですね、楽しみに待ちましょう。