劇場公開日 2022年7月1日

  • 予告編を見る

エルヴィスのレビュー・感想・評価

全294件中、221~240件目を表示

5.0キラキラに目が喜んでいる。

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

 1971年の秋、デニス・サンダース監督のドキュメンタリー「エルヴィス・オン・ステージ」の封切りを、確か丸の内ピカデリーで観た。高校1年生の小僧は、ベガスのなんたらも知らなかった。オッサンのくせに、派手な衣装で懐メロなロックで熱狂させるパワーに目を見張ったのが、エルヴィス・プレスリーの初体験。ヒット曲の数々や、ダサい歌謡映画の数々はテレビ放映などで知見はあったが、ライブでの彼はコレが最初だった。このドキュメンタリー作品は大ヒットし、続編の「エルヴィス・オン・ツアー」も公開されたが、こちらはあまり印象が無い。オン・ステージのインパクトが強すぎたようだ。
 本作「エルヴィス」は、そんなラスベガスでの成功を後半の軸に、そこへ至るエルヴィスとパーカー大佐と呼ばれるマネージャーの、アメリカンドリームの旅の物語。メンフィスの少年エルヴィスが、スターへ駆け上るストーリーは、黒人排斥運動や公民権運動との歴史的流れとシンクロさせて描かれる。エルヴィスの音楽のルーツが黒人のR&Bやゴスペルにあり、BBキングとの親交も含め、黒人へのシンパシーを持ち続けたとされている。
 トム・ハンクスがオスカーを獲った「フォレスト・ガンプ 一期一会」のエピソードに、エルヴィスがガンプの動作から独特の腰フリを編み出すというシーンがある。一種、エルヴィスの生みの親というお笑いネタだが、本作の全権を持つマネージャーのパーカー大佐は、まさに本当にエルヴィスを創った人物だ。「エルヴィス」は、今年の賞レースでは外せない作品となるだろうが、トム・ハンクスの、幾重にも嘘を塗り固めた油断ならないパーカー大佐役の熱演も、高評価されると断言できる。トムとエルヴィスの、なんとも言えない因縁を感じる。
 名作「ムーラン・ルージュ」をはじめ、監督作品すべてでゴージャスでカッコいい描写にキレがある、バズ・ラーマンの腕が冴える。さらに目眩くスピード感とリズム感が冴えるモンタージュ、そして編集の技も相乗効果で、煌びやかなアメリカンショービズの世界がスクリーンに溢れかえる。そのキラキラはエンドロールまでをも観客の目を楽しませる。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
t2law

3.5音楽良かったよ

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

監獄ロックなどの有名曲しかエルヴィスについて知らないで観る。
クイーンの映画が当たり、いろんなミュージシャンの伝記映画がつくられたが、音楽的にもドラマ的にも良い部類だと思います。特に胡散臭すぎる大佐役をトム・ハンクスが好演。主演のエルヴィス役の人も本人そっくりで歌に演技に頑張ってたけど、大佐には負けます笑。なんか大佐言い訳してるけど、大佐はやはり良くないよね。そして、大スターはみんな酒か薬物に溺れるの?とにかく芸能界は大変だと思った。特にエルヴィスの場合は時代の流れとかあって波瀾万丈でした。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
mz

4.5短命が運命なのか

2022年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

才能がありすぎて、成功する人は、不幸になるのでしょうか。

とくに、ショービジネスでは、華やかさの影に、もれなく家族の不幸、薬、過剰なストレスなどが隠れている気がします。

わたしは、エルヴィス・プレスリーの、いくつかの名曲しか知りません。それでも、この映画で本人の人生と重なっている歌を聞くと、心にジンとくるものがありました。

この映画は、大佐も主役級ですが、やっぱりエルヴィスですね。ステージのシーンが圧巻でしたし、少年から大スターへの変遷も、自然で素晴らしかったです。

コメントする 2件)
共感した! 10件)
Mikikar

5.0最初のエンターテイナー!

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

私が産まれたのはビートルズが日本に来た年
エルヴィスは生きていた、ビートルズも健在
ジャクソン5はまだデビューもしていなかった

そう、幼い頃から劇的に変わっていく世界の音楽を目の当たりにしてきた
その最初がエルヴィス・プレスリーであったのかもしれない
彼が歌っていた姿は映像からわかるが何を思い幸せだったのかどうなのかはこの映画からでもわからない

最高の瞬間を何度も何度も味わって人の一生のあり得ないほどの感動を世界に与えてきたことでしょう

ジョン・レノンやマイケル・ジャクソンもそうだったようにエルヴィスも世界を変えるためだけに産まれて来たのだろうか

神の使いのような存在に思えてしまう

もう一度彼の歌を聴き直してみようと思うのです

コメントする (0件)
共感した! 18件)
カルヴェロ

4.0搾取。。

2022年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

音楽の搾取、自由の搾取、愛の搾取、尊厳の搾取。

そして最も重い罪。

尊厳の搾取

ラストお前が言うな!と心で叫んでしまったよ。。

マヘリア・ジャクソンが大好き。

そして、初めて動く😅エルヴィスを見た。

なんて魅力的なんだろう。。

コメントする (0件)
共感した! 24件)
ムーミン

3.5あくまで伝記映画として観るものかな

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

エルヴィスの人生を描いた伝記作品。
悪徳マネージャーが狂言回しをしているのがよく分からん。エルヴィスが観たいんよ。
序盤の勢いの良さに気圧されつつも、意外と歌のシーンが少ないなぁと感じた。

感動はできないが、有名になるにつれての孤独、辛さそして舞台の上でこそ輝くスター性を見事に描いているなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
いたかわ

4.0歌をまるっと聴きたくはなるな

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

バズラーマンズ〝プレスリー“と言う感じのエンターテイメントだった。詰め込めるものは詰め込む、豪華な視覚情報を散々テンポよくミックスさせてゆく手腕は早送りさせないぞ、という勝負を挑んでるかとようだ。まあ昔からだけど。
ボヘミアンラプソディでは主人公のキャスティングと造作がまったく乗れなかったので本作のオースティンバトラーには大拍手。最初の衝撃を与えるライブシーンは本当にかっこよかった。ただ途中からやっぱり歌をまるっと聴きたい欲求には応えてくれないのでなんか溜まってくる。ここはボヘミアンラプソディとは逆。で、クライマックスをどこに持ってくかといったらラスベガスの監獄。その助走であるクリスマスのテレビ番組。
やっと最後の最後にマジものが出てくるが、やっぱりそれは圧倒的に素晴らしい。
バズラーマンの映画の作りはとにかく積み重ねて走馬灯のようなものになれば、、でいくとどう締めるかが重要なのかと思うけど、やっぱりプレスリーの死はフレディマーキュリーの死と違って集約されてるものがヒーローと悪党マネージメントなので苦い終わり方になるな。。妻や愛する人が中心だと物語として昇華できるけど、中心が悪党マネージャーだもんな。
でもやっぱり往年のヒット曲をバッチリ映画の再現で観たかった、とは思う。クリスマスのやラスベガスのはそれなりに面白かったけど。あえてやらなかったのは冒頭やエンドロールの音楽の使い方でよくわかりましたが。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ONI

4.5スノーマン

2022年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

長いよバズ・ラーマン

映画館で観なかったら途中で飽きると思う

前半部は相変わらずのラーマン節で退屈しない

後半は落ち目になってくるので観ている方も落ちてくる

しかし、ライブ部分は素晴らしい

最後の本人登場は背景含め必見!!

真偽はともかくいい音で観るべき映画

コメントする (0件)
共感した! 7件)
うんこたれぞう

4.0絶大な影響力を持つ伝説のヒーロー

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

エルヴィス・プレスリーの伝説の裏側を描いた禁断の実話。禁断の音楽・ロックを生んだ伝説のヒーローだけあって絶大な影響力に驚嘆した。
長尺だが時間の長さを感じない展開であり最後のライブシーンはエルヴィスの魂の熱唱が衝撃的で心が激しく揺さぶられて感動した。彼の生き様を観て欲しいオススメの一本。
2022-106

コメントする (0件)
共感した! 21件)
隣組

3.0大佐が主役?

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

エルヴィスは産まれる前なので、伝説の歌手、個性的な衣装…そのくらいの知識しか持っていないので楽しみにしながら行きました。エルヴィスのことを知りたかったのに、しかし主役が大佐で少し残念でした。でも全身全霊で歌を届ける姿とか、観ていて一緒に命を削っているようで力が入りました。
エルヴィスファンには賛否が分かれそうな内容ですが、私は少しでも知れて良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
かおり

4.0スターの人生

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

彼の晩年に生まれ、特に興味を持たずに生きてきたのでストーリーは新鮮でした。
そりゃ、これだけのスーパースターなので写真や曲は聴いたことはありますが。
まあ一面なのでしょうが、ぐっとくるものはありました。

コメントする (0件)
共感した! 17件)
rakugoya1

3.5予告編ほど良くはなかった。

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

スーパースター、エルヴィスプレスリー。
物心ついた頃には亡くなっており、体格や衣装からプロレスラーみたいな人だなーと思っていた。
映画を通して、初めて彼の歌や人生に触れた。

予告編では、彼の鮮烈なデビューを観客に印象付け、傑作になるかと思われたがー。

早逝に追い込んだパーカー大佐に視点を置き、徐々に蝕まれていくエルヴィスを描く。
鏡の迷路から現れるパーカー、甘い言葉をエルヴィスに囁き、思うまま彼を搾取する様は、悪魔そのもの。

一部の演出は良かったが、全体的に軽いスナックのような映画。
なぜエルヴィスは簡単に操られたのか、親への深い愛情、母親との異常な依存関係をもっと丁寧に描いてくれた方が、共感できた。

親子の過剰な愛情がひっかかり、鑑賞後に調べて毒親であったことが分かる。
ついでに映画で見られた奔放な性生活、酒が嘘であることも。
ノンフィクションとみせるなら、彼を不当に貶めるべきではない。

オースティンバトラーの演技は素晴らしかったが、トムハンクスは戯曲的でメフィストのよう。
次々に切り替わる展開に、観客は置き去りにされた感じ。

もっと彼の歌を聞きたかったし、
彼の気持ちを丁寧に描いてほしかった。
期待が大きかっただけに、残念。

コメントする 2件)
共感した! 14件)
ホラー好き

3.0期待してたけど👎

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿

曲を流しながら話は進むが映画の内容の割に時間が長すぎて後半飽きが来る!
歌って盛り上がる場面は少ない

コメントする (0件)
共感した! 5件)
シゲゾ〜

4.0圧巻のライブシーン☆

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿

スクリーンで観るべき作品。バズ・ラーマンのめくるめく映像と音楽、開始数分でロックの始祖であり稀代のスーパースターに圧倒されて鳥肌が。疑惑のマネージャーの存在や、こんな経緯があったなんて今まで知らず、もっと生きる道もあったのではと残念でならない。

公民権法もまだで、人種差別が強く残ってた時代に、貧しい故に黒人地区に住み、黒人の音楽であるR&Bと白人のカントリーを融合させたのがプレスリーであり、ツアーに黒人女性コーラスを連れてくるなと興行先に言われ激怒、どんなに金を積まれてもツアーに行かなかった、とか知って感動した。

痩せてキラキラしてる若い頃から、40代の太ってきた姿まで、特殊メイクをしつつもどんどん変わっていくオースティンもすごかった。ほんとスターなのよ。初めて観た女の子たちが驚いて目の色変わっていくのとかほんとリアルで、すごかった。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
mami

4.0オッサンからは早めに逃げろ

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿

黒人から音楽を盗んだとも言われていたエルヴィスをブラックミュージック史に刻み直した。

ゴスペルとブルースのマッシュアップ、B.Bキングやマベリアジャクソンへの憧憬、キング牧師やロバートケネディ暗殺に対するプロテスト。

エンディングでエミネムのラップが流れるのも熱い。

パーカー大佐との愛憎は今ひとつだったので、構成としてはシンプルに伝記映画にしてもよかったのでは。

語り手がパーカー大佐なので、自分の言葉を奪われてもがくエルヴィスが不憫だった。

いつまでも「分断」を憂うのではなく、こういう映画を作る段階にきているのだと思った。

ストレンジャーシングス のビリー、パワーオブザドッグのあの子とか話題の若手がたくさん出てる

コメントする (0件)
共感した! 7件)
hyvaayota26

5.0エルヴィスが時代をこじ開ける

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 トム・ハンクス演じるパーカー大佐のヴィランぶりが強烈。全世界を敵に回すのが確実な演技で、この毒を飲み込まないと、ラストまでたどり着けない。IMAXは朝一番しかないため、早起きして駆けつけたが、音楽的にも伝記的にも濃すぎる内容で、一日分のエネルギーを使った気がする。

 パーカー大佐は、エリヴィスが時代の寵児であることをいち早く見抜き、エルヴィスをスターダムに押し上げる。人気が出ると同時に黒人音楽にルーツを持つエルヴィスを当局は敵視するようになる。

 ここで、すごいシーンを見ることになる。

 大佐に言いくるめられたエルヴィスがトラディショナルなスタイルでライブ会場に登場。観客は、本来のエルヴィスのパフォーマンスを期待している。その一方で、R&B的な体の動きをしたら逮捕しようと警官隊が待ち構えている。
 そんな中、エルヴィスは大佐の指示を無視して、やってくれるんだよね、ロックンロールを。ライブ会場にいるファンと全く同じ気持ちになった。俺も警官隊をパージするためにステージに上がっちゃうよ。逮捕なんか怖くない。
 まさにエルヴィスが時代をこじ開ける瞬間。ここから始まるうねりは、誰も止めることはできない。
 ライブ会場の目と鼻の先で人種隔離政策の強化を訴えている国会議員は、前世紀の遺物で滑稽でしかない。

 エルヴィスの本人映像が、物語とシンクロして使われるんだけど、とんでもない感動に襲われる。音楽を愛し、ファンを愛するエルヴィスが、そこにいる。

コメントする 3件)
共感した! 50件)
bion

3.5トム・ハンクスに食われることなく、ちゃんとエルヴィス・プレスリーの映画になっている

2022年7月2日
Androidアプリから投稿

キャスティングを見た時、マネージャーが主役なのかと思ったが、確かにトム・ハンクスの怪演は強烈ではあるものの、それでも、ちゃんとエルヴィス・プレスリーの映画になっていて、安心した。その点、オースティン・バトラーの頑張りには、拍手を送りたい。バズ・ラーマン印のきらびやかな映像も、随所で楽しむことができる。
エルヴィスの音楽の起源がブラック・ミュージックにあること、異端児扱いされていた彼が兵役に従事し、そこで妻と出逢ったこと、彼の活躍の背景に黒人の公民権運動や要人の暗殺事件が影を落としていたこと、彼が海外ツアーを行わなかった理由がマネージャーにあったこと、そして、何よりも、エルヴィスがその悪徳マネージャーに利用され、金をむしり取られていたことなど、色々と勉強になることも多かった。
ただ、冒頭で予告され、この映画の最大のテーマにもなっている「誰がエルヴィスを殺したのか?」ということに関しては、やや肩透かし気味であったように思う。ラストに、マネージャーの口から語られるそれは、あまりにも綺麗にまとめられ過ぎているのではないか?まあ、そうは言っても、肥満とか、ドラッグとかだと、身も蓋もない気もするが・・・

コメントする (0件)
共感した! 10件)
tomato

3.5見応えあり

2022年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

彼のような孤高の人は、きっと神様から人類への贈り物なんだなと思う。

だからこそ、彼はその歌で人々を幸せにするという使命が終わったからこそ、天に帰っていったんじゃないだろうか。

それだけにそういう俗世に染まることがない彼の歌声に満たされたってことでしょう。

そうした目でみれば、差詰トム・ハンクスは薄汚い金と欲に塗れた亡者にしか見えなかかった。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
ちゆう

5.0黒い!

2022年7月2日
iPhoneアプリから投稿

アーサークルダップ、ママソーントン、BBキング、マベリアジャクソン、リトルリチャード、ファッツドミノ.....
なのに白人はハンクスノウだけ笑笑。

小学生の時に、エルビスがA面、ポールアンカとニールセダカがB面のLPを父が聞かせてくれました。当時の私にはエルビスが暑苦しく、B面ばかりきいていましたが、今思えばその暑苦しさこそが、エルビスの黒さだったのですね。年バレます。(笑)
今となっては、私は黒人音楽大好きなので、とっても楽しめました。

話としては、レイであり、ジュディであり、ボヘミアンラプソディです。ミュージシャンが歩くまんまの道を行きます。

トムハンクスの、CGか?と思えるぐらいの肥満度と、ハゲっぷり、そして怪演が素晴らしく、思わずこれは何の映画だったのか忘れるぐらいです。残念ながら、主役は喰われちゃったかな。

ところで、プレスリーの奥さんは大事にされながらも、後に「裸のガンを持つ男」でコメディ女優として登場します。

お金って人を狂わせるという感じですかね。金になる才能には恥知らずな人が寄ってきて、その才能を食い物にするという。
ちょい長かったかな。

でも、面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
アガサ

5.0音楽映画に分類されると思うけど、要当時のアメリカの事情の知識

2022年7月2日
PCから投稿

今年190本目(合計466本目/今月(2022年7月度)2本目)。

今日はこちらなどを含めて複数視聴。その中でのトップバッター。

映画自体は「史実に基づく」など出ませんが、実在する人物を描いたものなので、あることないこと書けませんし(遺族の方とトラブルになる)、出ないとはいえ実質的に「史実に基づく」といってもよいのでしょうね。

多くの方が書かれている通り、この映画は音楽映画に分類されると思いきや、描き方(視点)があのマネージャー視点であるため、何かと「言い訳」が多いこと(当然、主人公はそういう視点は持ち得ても(余りにも取り分が多いとか)、普通は「この歌にはどういう趣旨をこめて作ったか…」などが論点になる)、さらに、当時のアメリカ社会(黒人差別、公民権運動など)を知らないと、一部の字幕の意味がわからなくなるところはあります。

また、若干放送時間が長いかな…(3時間を超えないが、2時間は超える形)も、今のこのコロナのご時世ではちょっときつい印象です。とはいえ、アメリカ映画で日本の映画館事情に配慮するのも限界があったこと、また、支持はしなくても「理解はできる」マネージャーの「言い分」も描き切ろうと思うと、そのくらいの時間枠はいるんじゃないか…というところです(極端に短いと、今度はマネージャばかりの話になって、エルヴィスはどこに行ったんですか?という話にもなっちゃう)。

私は2日目(土曜日)に見ましたが、8割埋まり。私より年上の男性の方が多い印象です。映画の趣旨的にそうなるのは当然なのでしょうね。

アメリカの当時の公民権運動や黒人差別の問題の知識があると視聴にあたって有利ですが、なくても理解に支障をきたすものではないので、フルスコアにしています。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
yukispica