エルヴィスのレビュー・感想・評価
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タイトル「パーカー大佐」じゃダメだったのか?
トムハンクスの大佐っぷりは、想像していた本人そのものだっただけに、作品タイトルもパーカー大佐で良かったような気がする。オースティンバトラー扮するエルビスは、どうしてもモノマネ感が否めず終始集中できなかった。
エルヴィスプレスリー
夢は人生歩む道のりを照らす灯台のようなもので、決して到達点ではないのだよ。
好きにならずにいられない
ピンクのキャデラック
主演男優賞の可能性もあるもんな~などと、アカデミー賞授賞式直前に観ておこうと思ってwowowで視聴。そんな授賞式前夜、なんとトム・ハンクスがラジー賞ワースト助演男優賞を受賞という不名誉な・・・これでオースティン・バトラーがオスカーを掴めば善と悪の両極端映画になってしまう。
音楽伝記映画として、かなり珍しい構成。感動的なライブデビューのシーンから栄光の日々が描かれるものの、真逆であるかのようにギャンブルに嵌まってしまい借金だらけのマネージャー、トム・パーカー大佐をも描く。
ロックンロールというのはゴスペルやR&Bから派生した音楽。反骨精神が無けりゃ魅力を感じない。その点、エルヴィスの生い立ちや南部で育った環境からみても当時最強のロックンローラーだった。男性ファンを増やしていれば、もっと偉大なミュージシャンに成り得たに違いない。
もっとエルヴィスの人となりを早くに知っていれば、ファンになってたかなぁ。モノマネ芸人がスタイルだけを真似してるイメージがこびりついていたのも原因か。
と、書いていたときにファンヒーターの時間延長サインであるメロディ「ラブミーテンダー」が流れてきた。
挑発的な反骨の象徴が、契約に雁字搦めにされていたというアイロニー。
「キング・オブ・ロックンロール」エルビス・プレスリーの生涯をバズ・ラーマンお得意のポップでゴージャスな映像で映画化。
全編奇をてらった作り方。
まずはロックンロールだけでなく、大方ヒップホップとのミクスチャーミュージックが彩るという、エルビスを描く上で常識に囚われない音楽面での大胆不敵なチョイス。少し違和感を感じたものの、ロカビリー自体R&Bとカントリーのミクスチャーであると考えれば、なるほど現在に映画化するのであればこれはこれで面白い。
またプレスリーを搾取し続けてきたマネジャー、トム・パーカー大佐の回想というプレスリーと反対側からの主眼で、プレスリーの人生を語らせていく。50年代の保守体制への強烈なカウンターカルチャーであるロックンロールのカリスマが、商業に飲み込まれて行く様がつぶさに描かれる訳だが、挑発的な反骨の象徴が、契約で雁字搦めにされていたというのは哀しく、皮肉的でもある。ただそういった悲劇的な面を強調して描くあまり、プレスリーの内面の描写が弱いと感じた。電光石火でプレスリーの人生を駆け抜けていくスピード感は悪くないが、もう少しドラマ的な引っ掛かりが欲しいところ。
プレスリーを演じた、オースティン・バトラーのなりきり振りは鳥肌もの。ルックスはそこまで似ている訳ではないのに、話し方、歌い方、佇まいでプレスリーが蘇ったかのような錯覚をさせる大熱演。だからラストでプレスリーの実映像が出てくるのは完全に蛇足だろう。
片やトム・パーカーを特殊メイクでブクブクに太ったトム・ハンクスが嬉々と演じる。狂言回しでもあるので、その辺りはハンクスの安定感のある演技と表現力が物を言っている。
ハデハデな映像絵巻とミクスチャー音楽が彩るコミックのような作品で、伝記ドラマとしての見応えはかなり淡泊。エルビスの人生を観るというよりも、バズ・ラーマンの作家性が過剰に出過ぎた印象の作品だ。
音楽の歴史を塗り替えたレジェンド!
生命力漲る
凄かった。
エルヴィスプレスリーはなんとなく子どもの頃に
母親から腰を振る人と言う事くらいしか
話に聞いてなかったし、
その音楽も懐かし映像で観るくらいだったけど、
腰を振るその歌い方が、
どう言う影響があり、
それを貫く事がどれだけ格好良いことかを
まざまざと見せつけられた。
正直見る前は古い音楽だしな、
と思ってたけど、音楽もとても格好よかった。
音楽もだけど、その裏の状況や演出も相まって
反骨心、カリスマ性が見えて物凄く格好よかった。
エルヴィスプレスリーの映像を見たくなりました。
特にクリスマスライブでの演奏からの
ラスベガス公演までの流れは、
エルヴィスプレスリーの人生で最も輝いてる瞬間
と言うこともあって、素晴らしかった。
オースティンバトラーは言わずもがな、
青年期から死の間際まで見事に演じてたし、
歌唱シーンもとても良かったけど、
それに反してゲスい動きを見せるトムハンクスも
素晴らしかった。
ショービジネスの汚い裏側と、
その影を消し去るような眩い光の中にいる演者は
消耗して行くばかりなのだなと、
活動時間や人生は短かったかもしれないけど、
太く分厚く生命力漲る人生だったなと
明日への活力になりました?
愛に飢え、愛を振りまく人
映画エルビス 感想
WOWOWでの放映で『エルビス』を観た。
トムハンクスの悪徳ぶりが主人公エルビスを小物に見せてるエルビスプレスリーの才能に寄生するこの世界の常識と言わんばかりにこれでもかとアーティストを追い込んで行く様はトムハンクスが主役なのか?あと一番気になったのがエルビス役の俳優がジョントラボルタにしか見えなかったこと、ファンでなくてもこれはガッカリかなぁ
たとえこの映画が壮大なプロパガンダだとしてもボキは受け入れ涙する
「エルヴィス・アーロン・プレスリー 音楽史上最も売れたソロ・アーティスト」
だけど一度も聴きたいと思わず生きてきた。何故なら私の大好きなブラックミュージックを盗んで換骨奪胎して大儲け!カネと女、欲望まみれのイイ思いだけしたイケ好かないモテモテ白人チン○野郎だと思い込んでいたからネ💀
今日、この映画を観るまでは🐈
犯罪者の父を持ち、幼少期からメンフィスの黒人スラム街の白人のための貧民住居で育ち、黒人の教会でマヘリアジャクソンたちのゴスペルを浴びながら歌って踊って育った生粋のブラックミュージックラバーのエルヴィスにシンパシーを禁じえなかった。そして公民権運動の嵐とショービジネス界に巣食う悪い大人たちに翻弄され食い物にされ続けた無知で不器用な万年青年の数奇な人生が最後には愛おしくなったわ🫶ミュージシャンの伝記映画では出色な作品だと思う♪
甘いマスク、情熱的で孤独な一面。主演男優は素晴らしかった。トム・...
甘いマスク、情熱的で孤独な一面。主演男優は素晴らしかった。トム・ハンクスも見違える役だった。
実はプレスリーのことはよく知らず、興味深かった。
母親のキャラクターは特異。プレスリーの兄を亡くした、母親のトラウマが深く、母親とプレスリーに影響している。
何でこんなことになったのか、いまいち映画を見ていてもよくわからない。ラストの本人の映像は印象的。
とはいっても、この詐欺師でなければ、体もボロボロにはならなかったはず。
不思議な現象。
トムハンクスの悪目立ちが惜しい。
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