エルヴィスのレビュー・感想・評価
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映画館で観るのがいい
こういう音楽もメインになってくる映画は映画館で見てなんぼ
ストーリーも良かった
音楽シーンも良かったけど、恋愛のところも俺は好き
でも音楽映画の割には歌うシーン少なすぎな気する
壮絶かつ上質な伝記
「キング・オブ・ロックンロール」とか「世界で最も売れたソロアーティスト」などと言われているけど、微妙に世代が違うことから、認識不足であったり、誤認識を持っていたりしたエルヴィスであったが、この歳になってこれだけ壮絶な伝記を観させてもらえ、感激している。
まずもって、幼少時代に受けたゴスペルの洗礼…この迫力満点の場面でグッと持っていかれてしまいました。
そして、主演その1のオースティン・バトラーのかっこいいこと。ステージでの動きは最高でした。クランクアップ後に過労?で病院に担ぎ込まれたという記事もありましたが、そりゃそうだと思います。
極めつけは、パーカー大佐の、胡散臭い腹黒さを見事に演じきった主演その2トム・ハンクス。チャーチルを演じたゲイリー・オールドマンを彷彿とさせる特殊メイクも驚異的だった。
どんなことが有っても、いくら離れようとしても、結局2人は表裏一体。そこが本作のテーマなのかな?
細かい?ところだと、リトル・リチャードのステージシーンも鳥肌もんだった。
色んな点で考えさせられることも多い伝記。自分でも、もう少し深堀もしたくなる作りになっていました。
はっちゃけたバスラーマンワールドが観たかった
最近のよくある伝記的なミュージシャン映画ではありません、だってバスラーマンの作品だから。
個人的にはもっとはっちゃけたバスラーマンワールドが観たかったが、実在する人物なのでこの程度なのか、若干消化不良。
ドキュメント⁉️
エルヴィスの人生ドキュメント映画。
彼の活躍当時の米国の世情背景と彼の生まれた環境下の人生を変えた音楽環境。
欧州や日本での講演活動があれば、まだまだ長い現役活動も可能であったかと!
マネージャーのエゴが最大のネックであったのは辛い。
私の知り合いにもこのマネージャーの様に自信の主張のみを考えて行動する人が居る。
この様な人とは早目に関係を切ることが良い事と思いました。
しかし、彼が42歳で亡くならなかったら今はどんな歌を歌って居るのか、是非聞きたかった。
お茶目な少年は大衆を随喜させるために生まれてきた!
監督の天才性が輝く傑作です。そして、エルビスというお茶目な少年が、大衆を随喜させる人生を描くストーリーに感涙です。大佐(マネージャー)目線で最後まで描かれますが、決して偏った見方ではなく、俯瞰性がある映画だと思いました。大佐とエルビスのシンクロ(同時に起こる)する人生の見事な解明を見たとき、人生の美しさに酔いしれてしまいました。生い立ちの中で、エルビスの優れた音楽は、少年時代に生活していた黒人音楽の世界から、涌現してきたことを再確認しましたが、圧倒的な魂の叫びの魅力の根源を確認できたことは物凄い収穫でした。気弱な少年が、罵倒されることによって開花した反骨精神の楽曲に、胸が揺さぶられます。彼の快進撃は、大佐の活躍によるところが大きいのですが、彼が42歳に心臓麻痺で命が尽きるまでの幸不幸のシナリオは、まさに彼自身で生まれる前に決めてきたことだと私は想像します。その彼のシナリオによって、アメリカの中では、音楽を通じての人種問題などの革命、病めるアメリカの革命に少なからず寄与したと信じます。彼のセクシーなパフォーマンスも、大衆を喜ばせるためのものであり、決して卑猥ではありません。まさに宇宙からの愛を届けた使命の人、としか私には思えませんでした。
どうしてもトムハンクスの瞳って優しく見えちゃう
プレスリーの歌声って耳心地がよくてほんとに好き。
ラストの本人と歌声と曲ですっごく好きだった人を思い出して涙腺崩壊
いつもはエンドロール中に席を立つけど涙拭いてて最後まで座ってたら最後にもう一言聞けた。
3時間近くは長いと思ってたけどあっという間に終わりました。
時折プレスリー役の彼の顔がナイナイの岡村さんに見えたり、晩年のプレスリー本人が竹内力さんに見えたり邪念が入って困った。
35年くらい前にカセットテープが擦りきれそうなほど聴いた曲を今夜はスマホで聴くことにします。
エルビィス最高でした
ボヘミアンラプソディに勝るとも劣らない
良い作品でした、ただの音楽映画ではなく
エルビィスの栄光て苦悩が絵ががれていて
主役のオースチンバトラーの熱演
トムハンクスの演技素晴らしいものがありました、映画での曲もほとんど知っている曲ばかり
1971年に上演されたエルビィスオンステージを思い出しました
もう一度観に行きたい映画でした
1人のミュージシャンの人生を描き切った名作
今よりかなり規制などが厳しく、生きづらい世の中において自分自身の音楽を貫き通した、エルヴィス•プレスディーという男の生き様は素晴らしかったです。音楽の演出や表現も素晴らしく、最後に本人映像が流れた時には思わず涙が出そうになったりと、諸々含め僕にとって最高峰の音楽体験となりました。
プレスリー
ごめんなさい。
俺エルビス世代でも無いし、そもそも洋楽とか掘った事無いし、アニソンとか歌謡曲大好きなクソ平均以下日本人なんすよ。
ビートルズですらちゃんと聴いてないクセして、「やっぱ生き様と音楽はロックだぜー! 」とか言っちゃうタイプの、ロック憧れクソファッション野郎なんすよ。
ごめんなさい、今回勉強させて頂きました。
ロックの語源は岩じゃ無くて、ロッキングチェアと同じ意味のタテ揺れなんだよ、とか。
ロールは横揺れの意味で、ロックンロールとは勝手に体が踊り出すような黒人音楽が起源んんだよ。とか。
何となく雑学レベルで知ってた、ロック&ロールを俺ら末端まで伝えてくれたのって、エルビスプレスリーだったんですね。
映画見る限りですが、エルビス自身が幼き頃魅了された黒人音楽を歌い、彼のパフォーマンスに魅了された人達が黒人音楽を知り、そもそも差別の下層で愛された黒人音楽が世界を揺るがす。
これに恐怖を覚えた世界が、エルビスを縛ろうとした史実なんですね。
なんだ俺のよく知ってる手塚治虫や永井豪とよく似てるじゃ無いですか。
エルビスはプロデューサーに恵まれなかったと描かれてたけど、鳥山明のマシリトとか、宮崎駿の鈴木敏夫のような関係だったら、エルビスはもっと幸せだったんだろうか?
そこに明確な意図を乗せないバズラーマンも悩んだ結果の本作なんだろうな。
幸運と不幸
エルビス・プレスリーと言えば、ロックのパイオニアの一人であり人気と栄光で溢れており、こんな人生だったなんておもわなかった。
それをしっただけでも大きかったけど……!
話の持っていき方でこんなに変わるとはおもわなかった。
ク……と比較すると、どうも栄光を持続させるために、人生を犠牲にしてるような気がする。
個人的には、この手の題材はク……のような構成にしてほしかった。なんかとうじの記録映画を表に出しすぎる感じがした。これのほうが良い方のほうが多いだろうけど、不幸を表に出しすぎで、栄光の方を後ろにした構成はどうも?
彼こそ「キング・オブ・ロックンロール」
世界を瞬く間に駆け巡ったそのニュース、
『エルヴィス・プレスリー』がメンフィスの自宅で死亡した
42歳だった
に接した時に、取り立てての感慨を持たなかったことを記憶している。
時に1977年の夏の盛りのこと。
当初は下半身の動きが卑猥とされ、
テレビでは上半身しか映されなかった。
『ビートルズ』が彼の家を訪問したいきさつ。
『パーカー大佐』との関係性。
などなどの、彼に対しての通り一遍な知識は持ち合わせており。
しかし、往時にテレビ等に映るその肢体は相当に肥満しており、
ステージ下で熱狂する多くの女性の姿を見ても
全くピンと来ることはなく、
その熱気の源泉に理解すらできずにいた。
まぁ、自分がガキんちょだったと言えば、それまでだけど。
しかし以降で、故人の人となりについての逸話や、
音楽史上で果たした功績に触れる毎に
観方は変わって来る。
実際は礼儀正しい好青年であり、しかし
周囲への愛情が深すぎるため
自分が抜き差しならない状況に陥ったこと。
若くしてスターダムにのし上がったため、
世間を知ることが無く、信頼した親族にもイイように食い物にされたこと。
肥満ですら、オーバーワークと精神的に追い込まれた結果であったこと。
そして本作。
『パーカー大佐(トム・ハンクス)』が狂言廻しとして登場し、
自身がスパースターを世に出し支えたことを得々として述懐。
加えて「キング・オブ・ロックンロール」の死に、自分に直截的な責は無く、
またマネージメントも正当であったことをつらつらと言い募る。
しかし、物語が進むにつれ、その裏の顔が次第に白日に晒される。
間接的にではあるにしろ、精神的にコントロールし、
早すぎる死への導線を引いたのは、疑いのないところ。
ある種、『ファウスト』と『メフィストフェレス』の関係性を想起させるのだが、
今作の手柄の一つは『エルヴィス』がどのようにカタチ造られたのかを
テンポ良く端的に披露してくれたこと。
その前段の、『パーカー大佐』の人となりを見せる一連のシークエンスでは
かなりの取っ付き難さがあるものの、その一山を越えさえすれば、
物語の要点はすんなりと頭の中に入って来る。
『エルヴィス』に対しての基本的な知識が無くとも、
すんなりと理解できるようになるムリの無い構成と進行。
監督・脚本の『バズ・ラーマン』の腕の確かさを見る。
また主演の『オースティン・バトラー』も素晴らしい。
ハンサムな容姿は当然のこと、就中その歌声や
(たぶん、時として実際の『エルヴィス』の声と
重ね合わせているようだが)、ライブアクトについても
パーフェクトな成り切りっぷり。
黒人に対して偏見の無かった『エルヴィス』ではあるものの、
「公民権運動」にはさほど関心を寄せて無かったとも聞く。
或いは「ベトナム戦争」についても、どちらかと言えば推進の立場だったとも。
人は誰でも聖人君子ではなく、表もあれば裏もあるのは自明のこと。
一つ被害を受けるだけではない側面を描いて見せれば、
人となりへの共感は寄り深まったろうにとも思う。
白と黒
エルビス・プレスリー・・・
名前は知っているが、リアルでは見ていない。
歌もあまり知らないが、どのような人物だったのか気になり鑑賞。
今から50~60年ほど前、白人と黒人が隔離された時代について、
初めてまともに学んだ気がした。
腰を動かして歌うことがこんなに問題なったのか。
ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスが問題となり、
警察に監視されるとは。
何よりも、エルヴィスとパーカー大佐の関係性。
言葉巧みな大佐にいいように扱われ、騙され。。。
でも、大佐がいなければエルヴィスがここまでのスターになれなかった可能性もあり。
まさに白と黒、いつの間にやら持ちつ持たれつ。
エルヴィスの人生の浮き沈み、華やかなステージ上の姿と苦悩のプライベートの姿。
ここにも白と黒の対比。
この映画、エルヴィスだけでなく大佐も主役だったのか。
いや、むしろ大佐が主役?
エルヴィスを演じたオースティン・バトラーもよかったが、
やはり大佐を演じたトム・ハンクス、素晴らしい。
ボヘミアンラプソディほどの感動はなかったが、これはこれでいろいろと
感じさせる映画であった。
エルヴィス愛
エルヴィス・プレスリーってすごい人だったんだなぁ。
エルヴィスの伝記映画なのだから、大佐は脇にして、オーソドックスに感動できるように作ってほしかった。
実話だから仕方ないのだろうけども、なんだか、「エルヴィス」を利用して、エルヴィスを利用した大佐を描いた作品みたい。作品としては素晴らしいけど、エルヴィスの映画というよりも、バズ・ラーマンの映画って感じ(もちろんそうなんだけども)。
作り手に、エルヴィス愛があるんか?って思ってしまう。
オースティン・バトラーが演じるエルヴィスの歌唱シーン、パフォーマンスが最高に素晴らしかった。途中に変なもの、見たくないもの放り込まずにずっと見せてほしかった。
大佐カットして、編集し直して別ヴァージョン作ってくれないかな。
直前に午前10時の映画祭で「アポロ13」観たばっかりなので、トム・ハンクスの変わりように驚いた。
音響のいいスクリーンで観たかったけど、バス・ライトイヤーにおさえられてた。バズ・ライトイヤー観にいく人は音響気にしてないだろうに。
こういう作品こそ大きなスクリーン、音響のいい劇場で観せるべきなのに。
それにしても、プレスリー亡くなったの42歳って、残念だなぁ。
思いのほか政治色濃いめ
なんで今この映画なんだろう、って疑問は、映画が始まるとすぐに解けた。
黒人と白人が隔離されていた時代に、黒人カルチャーに影響を受けた。→Black Lives Matter
女みたいなメイクで登場 →ジェンダー問題
ケネディ、キング牧師の死…時代的に避けては通れないエピソードだとしても、政治色が濃ゆいなあ、と思いながら鑑賞。
バズ・ラーマンのギトギトした電飾の世界観とエルヴィスは親和性があるけど、
明確なピーク(はい、ここクライマックスです!なシーン)が分かりづらいので、
後半の落ち目のグダグダなへんが、悪目立ちして、とても長く感じた。
肥満の原因とされるドーナツは、なぜか出てこなかったけど、大人の事情でしょうか?
世の中が危ない時は歌に託せ
エルヴィスのことは全く知らない世代です。リロ・アンド・スティッチで名前くらいは知ってるくらい。
クイーンにエルトン・ジョンにビートルズと良い映画が続いてたので少し期待してましたが、期待は超えなかったかな。
途中途中のライブシーンでけっこう盛り上がるんだけど、ラストがイマイチすっきりしない、、本人が亡くなってるので仕方がないといえば仕方がないんだけど、、
やはり常に彼が付きまとうのと、彼の視点で進むシーンが多々あるから?
てか黒人の歌を白人が歌うだけで、何とか法で捕まって徴兵か懲役って、、酷い時代ですね(-.-;)
スキニーエルヴィス
エルヴィスの歌をちゃんと聴いたことはなかったし人気歌手という漠然としたイメージしかなかったが、運だけでない真の実力の持ち主であり、両親特に母親をとても大切にしていたこと、一人の女性を深く愛したことがよくわかった。
才能あるスターと、彼を見つけ、売り出したマネージャー。話の主軸はどちらか言うとマネージャーサイドかと思う。他人の才能に頼るしかない悲哀。もちろんマネージャーの商才によってエルヴィスは大成功するわけだが、出自は仕方ない部分があるとしてもエルヴィスの死後、ギャンブルしか残らなかったことを考えるとやっぱり凡人だったのかな、と。
オースティン・バトラーはあまりエルヴィスに似てはいないが、サプリミナル的に写真を差し込んでいたのではないかと思うほど時々エルヴィスにソックリな瞬間があった。また顔以上に、エルヴィスはもっと体型がムチッとしていた印象だが、本人も若い頃は細かっただろう。ラストで全身全霊で歌う彼のラストステージの映像を見ると42歳とも思えないくらいボテッと太っていて、色々あったのだろうと思わせ、オースティン・バトラーの細さが効果的だったのかも、という気もした。
いずれにしても、これまで主役級俳優とは言い難かった彼の熱演には、スター誕生の瞬間を見た気がした。
ちょっと詰め込みすぎたのかなんなのか
個人的には、時代背景も当時のことも
知識なく見たので、ちょっと難しかった。
音楽を題材にしてるので、もっと歌唱シーン多いのかなあと思いきや
歌唱シーンだけで初見でも楽しめるのかなあと思いきや
序盤の初めて歌唱中に腰を動かすシーンで、女性が人前でひゃああああああってあんなに発狂してるのえ?なんで?とちょっと最初引いたんですが笑、でも、当時のエルヴィスの映像が出た時に、確かに色気あるかもと、それで若干納得できました。笑
当時の映像を越える色気を出すのは難しいんだなあと思いました。
ただトムハンクスの嫌らしさが漂う演技は凄かった、、
人生を2時間半で描くには短いとは思うけど、映画としてはちょっと尺も多くて見疲れもするし、ちょっと詰め込みすぎたのかも。
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