「音楽に対する感度はどうだ。」エルヴィス タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽に対する感度はどうだ。
バズ・ラーマンのことはあまりにガチャガチャ、ゴテゴテしているセンスが愛せないなという評価だったが、予告編でこの映画を知り、エルビスとバズ・ラーマン合うんじゃないかと期待していた。このラーマンのセンスで、ここ最近のシングにハマりすぎて音楽映画に厳しくなるという症状も直せるかもしれないと期待していた。画面もコテコテなら、音楽もコテコテのマッシュアップ感覚に疲れてくる。これに比べるとシングは音楽に対して、真っ正面から向き合った作品なので、やっぱりシング燃え尽き症候群を直せない。バズ・ラーマンでも直せなかったか。トム・ハンクスがめちゃくちゃ怪しくて芸能人にたまにあるヤクザのつながりじゃなくて、のんやオセロの中島みたいな年長者によるコントロールかな。トム・ハンクスが音楽的にセンスが鋭いならまだしも、そこのセンスは全然なのも素人には不思議に見えてしまう。BBキング兄貴へのキャリア相談とか、あれは本当にあったことなのかな?
日本でそろそろ加山雄三や小林旭の映画を作っても良さそうな気がしている。
もっと泥臭い正面から音楽を愛している映画をみたいかも。どうやら予告編でやっているワン・ピースの映画も音楽映画らしい。
コメントする