劇場公開日 2022年7月1日

「全然知らなかった」エルヴィス ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0全然知らなかった

2022年7月6日
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2022年劇場鑑賞154本目。
物心ついた時にはブルース・リーもエルビス・プレスリーも亡くなっていて、その後リー・リンチェイを入り口に(ジャッキー・チェンはジャッキー・チェンの入り口にしかならなかったので)ブルース・リーやドニー・イェン、ジミー・ウォングにハマっていったのでブルースの事を知る機会は山ほどあったのですが、プレスリーはリーゼントにもみあげ、白い服に紐いっぱいつけてツイスト踊ってるという知識しかありませんでした。
ブルース・リーやジェームス・ディーンみたいに数年しか活躍せず急死したのかと思っていたのですが、そうでもなかったですね。
それよりこの映画、プレスリーの映画といえばそうかもしれませんが、ウィキペディアにすら悪徳プロデューサーと書かれてしまっているトム・パーカー大佐を約3時間かけて弾劾するための映画としか思えませんでした。
また、プレスリーの音楽に対するルーツみたいなものは描かれていたのですが、曲作りの苦しさみたいなものはあまり描かれておらず、どんな曲でも作れるけれど、何を発表するかが問題、みたいな感じになっていて、ほんとにそんな簡単に作れるものなのか、それならその天才エピソードを描いてほしかったな、と思いました。

ガゾーサ