「多少わかりにくい点もあるが、今週(8/27~)では本命筋」スペース・プレイヤーズ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
多少わかりにくい点もあるが、今週(8/27~)では本命筋
今年106本目(合計170本目)。
特集にある通り、バスケットボールと、バスケットボールを扱うeスポーツをテーマにした内容。
そのため、バスケットボールのルールやe-スポーツの文化(や、往年のバスケットボールの有名な選手の名称など)を前提にした字幕は出ることは出ますが、知らなくてもついて行ける範囲ですし(伝えたいこと、それ自体(ネタバレ防止)は映画では明示的に出るし、そこには関係してこない)、「知らないと置いてけぼりになる」類型ではないかなと思います。
単純にバスケを扱った映画も余りないように思うのですが(野球やサッカーはそこそこある)、さらにe-スポーツ(日本ではまだ黎明期。また、賞金などが関係すると、日本では法律の関係も関係するので危ういところがある)というのを扱うのも珍しい類型かな…とは思います(海外では盛んなようですが、日本ではまだ、興味がある人が参加する程度。そこそこのPCスペックがないと参加すらできない、というリアル事情も一つの原因)。
ストーリー自体はわかりやす「すぎる」し、多少ぶっ飛んだ設定やご都合主義に過ぎるところはあるのはあるのですが、この映画であれもこれもひねりまくると理解できなくなってしまうので(純粋なバスケ映画とも言い難いが、バスケに見せかけて内容が全然違うとか言い始めたら理解不能になる)、そこは大きな減点対象ではなかろうと思います。
一方で、作画が結構特殊なので(予告の動画でもわかります)、好き嫌いはわかれるのではないか…とは思えますが、こればかりは好き嫌いの問題であって映画の傷ではなかろうと思います。
評価にあたっては、特に差し引く要素がないので(バスケのルールを「正確に」知っていると有利な点もあるが、「バスケをテーマにしたe-スポーツ」で、バスケ「自体」ではないので、下手にルールを把握すると逆に混乱する類型も想定可能)、フルスコアにしてあります。
明日の予定:白頭山大噴火(など)