「スーパーヒーローも殴られれば痛いし、 消耗もする。 じゅうぶん強いが強すぎないのが、 イコライザーのデンゼル・ワシントンとの違いだと思う。」THE BATMAN ザ・バットマン ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパーヒーローも殴られれば痛いし、 消耗もする。 じゅうぶん強いが強すぎないのが、 イコライザーのデンゼル・ワシントンとの違いだと思う。
動画配信で映画「THE BATMAN ザ・バットマン」を見た。
2022年製作/176分/G/アメリカ
原題:The Batman
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2022年3月11日
ロバート・パティンソン
ジェフリー・ライト
コリン・ファレル
ポール・ダノ
ゾーイ・クラヴィッツ
ジョン・タトゥーロ
アンディ・サーキス
マット・リーヴス監督脚本
知らなかったのだがキャットウーマンを演じるゾーイ・クラヴィッツは
レニー・クラビッツの娘らしい。
バットマンシリーズを最後に見たのはたぶん2016年の
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」
だと思うのだが、2022年に新しいバットマン映画が上映されていたとは知らなかった。
映画館の常連だったオレも、
コロナウイルスのせいで映画を見るのは配信でとなった。
なので、映画の予告編を見る機会がほとんどない。
新しい映画情報には疎い方である。
新しいバットマンはロバート・パティンソン。
長身でイケメンでバットマンにぴったりの雰囲気だ。
ゴードン警部補を演じるジェフリー・ライトは物静かな男で
バットマンとのコンビがいい感じだ。
バットマンは劇中でたくさんの悪者と対峙するのだが、
そのほとんどは肉弾戦で、体力勝負だ。
スーパーヒーローも殴られれば痛いし、
消耗もする。
じゅうぶん強いが強すぎないのが、
イコライザーのデンゼル・ワシントンとの違いだと思う。
バットマンとリドラーとの対話、
ゴードン警部補との対話、
キャットウーマンとの対話、
バットマンの内面もちゃんと描かれる。
約3時間と十分に長い映画だが、
それほど長さを感じさせない、
見応えのある映画だった。
続編もあると思うが、
楽しみに待ちたい。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。