劇場公開日 2022年3月11日

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「ほぼ初バットマン」THE BATMAN ザ・バットマン 梅★さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ほぼ初バットマン

2022年3月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

バットマンシリーズは幼少の頃に観た断片的な記憶しかないが、今作は初心者向きと聞いたので、これを機にシリーズに色々挑戦してみたく参戦。

今作で強く感じたのは、バットマンは超人ではないということ。
スーツや車、バイク等の最新鋭の機器を使用しているが、彼自身は生身の普通の人間で、一歩間違えれば命を落としかねない中、復讐のためだけに生き、努力を重ねてきた彼に深い悲しみを感じた。
そんな彼が復讐という呪縛から解放され、彼本来の優しさを取り戻した時は思わず目に涙が浮かんだ。

それに比べ、今作のヴィランのリドラーについては掘り下げが足らないような気がした。
シリーズを知っていることを前提にしているのか、次回作で掘り下げられるのかは分からないが、シリーズを知らない者としては、ただのサイコパスでヴィランとしての魅力はあまり感じなかった。

また、今作は本当に画面が暗い!おまけにカメラ越しの見づらい映像…。失顔症の気がある私としては、ただでさえ外国人は見分けがつきにくいのに、見にくい画面、同じような雰囲気の集団、メイクや服装を変えられるというのは非常に厄介。次回作はもうちょっと見やすい画面にしてくれ〜
次回作が出るまでには他のバットマンシリーズを見比べてみたいと思う。まずはティム・バートン版からかな。

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梅★