「my name is vengeance」THE BATMAN ザ・バットマン トニーさんの映画レビュー(感想・評価)
my name is vengeance
どうしてもクリスチャン・ベイルやヒース・レジャーやホアキン・フェニックスと比べてしまうから、ポールダノの悪役はインパクトが薄く感じてしまう。
とは言え今回のバットマンも精神的なダークサイドをよく描けていた。vengeance復讐を拠り所に生きるバットマン、それに対して自分の親やポールダノの動機、そしてSNSにより生まれる無数のリドラー、、。
復讐は新たな復讐を生むという終わりのないループに気付いてモチベーションを変え、ゾーイクラビッツの殺人も止めるバットマン。
折しもウクライナ戦争が進行中で、どうしても復讐は復讐を生むというのが頭から離れないテーマとなってしまった。一刻も早くロシアの侵攻がやんでほしいし、新たな戦争が生まれない事を切に願います。
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