マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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よく眠れます
「1」の続編で、「2〜3」はなかったことになっているとの噂で行きましたが、3「トリロジー完結編」からの続きでした。
逆にいえば、シリーズを追った人たち向けのファン・ムービー的な側面も。
あのセルフカバーみたいな同じ内容の繰り返し、韜晦するキャラ、長く難解な設定説明セリフなどに魅力を感じるようであれば、傑作に感じると思う。
私のように全部観たけど、「1」が頂点で、どんどん失速して行ったように感じ、「3」で30分も意識を保てず熟睡した人間にとっては苦痛そのものでした。
リスペクトしたであろう押井守作品のうち、1作目のような『GHOST IN THE SHELL』ではなく、『天使のたまご』『イノセンス』『トーキング・ヘッド』みたいな世界へ行っちゃった感じ。
かつては最新のビジュアルだったシリーズも、亜流、モノマネがあふれ。
技術に追い越された時代に、同じようなシーンの繰り返しに見え、過去の作品という雰囲気にすらまとい。
ネオとトリニティも、バカップルぶりは微笑ましくもあるが、「すでに子や孫がいても」と思うくらいの年齢での改めてラブシーンって、ノスタルジーがメインテーマのようになってしまていると感じました。
なので、大まかな流れは把握できたものの、退屈でところどころ寝ちゃいましたよ。
「1」しか観ないで行ったら、意味不明かつ冗長でよく眠れるはず。
エンドロールのあとに、短いおまけがあるので、明るくなるまで立たない方がいいと思います。
(尿意に耐えられないなら、トイレダッシュかまして戻ればいいかと)
ある意味、この1分程度の部分が、本当に見せたかったものなのかもしれません。
自分にとってよかったのは、予告にもあった「風呂のアヒルちゃんかわいい」ってのと、「黒猫ちゃんかわいい」くらいだったかな。
ネオの復活
最初の状況でモーダルが何かはなんとなくわかったけどITとか仮想世界系SFにある程度あかるくないとこの映画はしんどいですね。
3部作観てない人ははたしてついていけるのだろうか。心配になりました。
楽しめましたが。続くことはなさそうですね。
やはり一作目の革新は超えられないですわな。
てかスーツはどこの誰よ。。
まあまあだった
1作目だけ見返して見たら、3作ともみなければいけない作りだ。しかし、2作目と3作目はきつくて見る気がしない。
予告でさんざん聞いた『ホワイトラビット』の場面がいい。モーフィアスの誕生場面も面白い。
アクションは冗長でスリルがなく眠くなる。銃弾では当たらないのでダメージがなくて殴り合いで少しある。しかも戦いながら議論まで始める。何を争っているのか分からなくなる。論破したら勝ちなのか。
新幹線の天井がやたらと高い。
面白かったけど不満もあった
内容はよかったです。映像も綺麗ですしCGも出来が良いです。過去作を意識しているので序盤からおっ、となる場面もあり楽しめました。戦闘シーンも迫力があり出来は良いのですが過去作に比べたら印象的なシーンは感じませんでした。モーフィアスの担当が変わるという事は知っていたのですが、やはり担当が変わるとなんか寂しさを感じます。他にもネオに関しては老けたとしてもマトリックスのネオで見たかったのですが、最近の影響から終始ジョンウィックにしか見えず気になりました。
ようこそ、マトリックスへ!
題名の「マトリックス レザレクションズ」は、「マトリックス 復活」という意味です。
「マトリックス」を知らなければ、「マトリックス 復活」も理解できません。
「マトリックス」、「マトリックス リローデッド」と「マトリックス レボリューションズ」
を知っていることを前提に物語は、展開します。
「マトリックス」は、世界観が独特なので、理解するには苦労します。
「マトリックス」を知っていると既視感があるか、理解が深まるかで評価は分かれます。
「マトリックス」という世界は再構築され、「マトリックス」、「マトリックス リローデッド」
と「マトリックス レボリューションズ」については、発売されたゲームの中の出来事として
扱われ、誰でも知っているということです。
トーマス・A・アンダーソンは、有名なゲームクリエイターで「マトリックス4」というゲーム
を作成しているところから物語は始まります。
ネオ(トーマス・A・アンダーソン)、トリニティー、モーフィアスとスミスくらいは知って
いるというだけでは理解できません。
オラクル、アーキテクト、ナイオビ、メロビンジアンとサティーも知っていなければなりません。
モーフィアスとスミスは、別人が演じているので、違和感があります。
「マトリックス レボリューションズ」の結末に納得していない人に向けて作られた物語で、
この結末なら納得できます。
もちろん、アクションも満載です。
IMAXで鑑賞しましたし、IMAXで鑑賞することをお勧めします。
パンフレットも、良くできているので、お勧めします。
自分は、豪華版のパンフレットを購入しました。
懐かしい
オープニングから懐かしくてよかったです。
realに復帰するまではいい感じでした。
どうしてもメタ的内容になるのは昨今の流行りというか続編モノの宿命ですかね。
real復帰後の再会とかちょっと感動的でしたが、「変わるものもある」とか言って欲しかったな。新モーフィアスには通じないのか。
「いや飛べん」から急にギャグになってしまって伏線としても要らん一瞬と思いました。
あとラストのジャンプシーン、公開直前に撮影時映像が公開されましたよね、あれ見てちょっと分かっちゃったんだよな。ネタバレしてるよw
まぁとにかく懐かしいのと、お二人さん元気そうで良かったですwww。そういう映画ですね。
見たいものが詰まった完璧な続編
いやー、興奮しっぱなし。これだよこれ。自分の見たかったMatrixが戻ってきた。カンフーアクション、SFマニアがヨダレを垂らすガジェットの数々、Bullet-time、バイクに乗るトリニティ、そしてエージェント・スミス。
しょっぱなは、ゲームの世界になっているMatrixを見せられてちょっと嫌な予感が。『代紋TAKE2』みたいな最悪のエンディングは勘弁してくださいよ。
そんな杞憂は、吹き飛んだ。20年の映像技術の進化はすごいね。人間バッテリー工場の壮観さはIMAXということもあって、しばらく恍惚の状態になった。さらに人間が入ったポッドを運ぶ蝶型マシンが機械美の極致といっていいフォルムをしていてたまんない。
哲学的というか押井守的なセリフは健在。1回目は雰囲気を味わって、2回目からは世界観を広げながら楽しむことができる。リローデッドとレボリューションは関係ないっていう噂だったけど、めちゃくちゃ繋がってるからしっかり復習して、2回目に臨みます。
迷走を続けたウォシャウスキー監督もやっとポッドから抜け出たみたいで完全復活。セルフカバーでもいいものはいい。僕は全面支持です。
追記
2回目を鑑賞してメタ構造がスッキリした。時間経過を逆手にとってトリロジーを素材にしてしまうあたりは、唸ってしまう。
人間の感情や心理を操作するアナリストの存在は、二つのことを連想させる。若年層への悪影響を知りながら、人間をスマホ依存症に引きずり込んで収益を上げるフェイスブック。そのフェイスブックを使って心理操作に成功したトランプ陣営。
トリニティがめざす世界とはどのような世界なのだろうか。
スーツの存在も気になる。
89点
いやーマトリックス3部作の続き!
て言う続きだった気がした。
3作目の最後にネオが機械側に
スミスの脅威を消すかわりに
ザイオンに手を出さない条件で
スミスを破りザイオンを守った。
そんな気でいたがスミスがネオを取り込んだ
時に機械側がネオを通してスミスを
消したと。約束通りマトリックスの
中の出たがっている人は解放して
もらえるはずなのに、マトリックスを
完璧な状態にしてしまい、出たがる人が
いなくなったと。ネオのおかげで
マトリックスもバージョンアップ出来て
スミスもネオもトリニティもデータ改ざんされ
閉じ込められる。あれは現実ではなくゲームの
ストーリーだと。おかしな事が起きる時も
現実ではなくクレイジーで妄想だと。
だが自分でも抜け穴を作っていて、
現実の世界のネオが救った人に助けられ
今回も愛の力で切り抜ける。
ネオの力は一辺倒で、アクション的には
3作を超えてこなかった気がしたが、
過去ストーリーの構成やオマージュや
重ね方が天才的にすごかった!
ファンほど感動する作り方だと思った。
無理矢理?
無理矢理続編作っ多様なストーリー
アクション、CGはマトリックスさながらのクオリティ。ただストーリーはこれまでの哲学的な部分は無く、人間的な面白味に欠ける。
わかりやすいストーリーではあったが、マトリックス感はない。
これ以上の解は無いと思う
本作は、前3作の正統なる後継作。
ついにMatrix3部作そのものからも解放され自由を得ることになった。
Matrix3部作を否定せずちゃんと引き継ぎ、そして新たなる扉を開けたのだ。
それはネオやトリニティーのみならずMatrix3部作という世界に閉じ込められていたファンの心すら解放したと思う。
それは決してMatrix世界の否定ではない。
青いカプセルで元の変わらない少々退屈な平穏な世界に戻ることも可能だ。
しかしおそらく、ほとんどの皆は赤いカプセルを選択するのだ。
新たな世界の扉を開いたMatrix。続編としてこれ以上の解は無かったと思う。
楽しかった!
酷い感想だけど、素直な感想。
最初スローペースで解説的なセリフだと感じたが、後半にかけてしっくり来ました。
マトリックスという超大作の良い終わりで大満足です。
批判ツッコミはプロの方のレビューにお任せします。
前回からの続きです。旧三部作を見て予習して下さい
旧三部作は見たので覚えていると思ったら、かなり忘れていました…
旧三部作の続編見たいな物なので見る前に予習しておいた方が楽しめます。
初めてマトリックスシリーズを見る人も同様です。予習しておきましょう。
内容的には旧三部作と同じノリとアクションなので期待は裏切らないどころか技術の進歩もあってより良かったと思います。
ただシナリオは旧三部作を知ってないと置いてけぼり食いそうです。
内容的に分かりにくいのは相変わらずなので
復習して慣れておかないと脳味噌がついていかない…
それと暗い画面の時の哲学じみたセリフの所は退屈で油断すると軽く意識が飛んでしまうのも前作同様。
それにしても… キアヌ・リーブスもキャリー=アン・モスも前回から引き続き主役級で出ますが若いなあ…衰え知らないの?って感じです。
IMAXで観るど迫力コント
トランスジェンダーであることをカミングアウトしたラナ・ウォシャウスキー監督
死ぬほどつまらなかった前作「ジュピター」の製作チームが手掛けるマトリックスまさかの続編はどうなるか!?
さっそくこの日の為に汗水流して稼いだお金をはたいて公開当日IMAXのエグゼクティブシートにて鑑賞!
さあどうなる!?
ちゃんとマトリックスでした!!笑
安心しましたが。ラストシーンのあまりの珍映画、珍道中っぷりに桂文枝師匠並みにエグゼクティブシートからズコーッ!と転がり落ちそうになり、そのままエンディング!!
要するに男性から女性に変わったラナ・ウォシャウスキー監督は「マトリックス」を"彼"(Man)の話から"彼女"(Woman)の話にしたかったんだと思います。
その試み自体は全然良いと思うし、"マトリックス=救世主=男の話"を"女性の話"として再構築するというタイミングは今の時代が合っているのかもしれない
。
それでもトリニティーの決断は果たして本当に彼女の為だったのかすごく疑問に残るし、最後の方まで結局ネオのわがまま、というかほとんど余計なお世話で救出作戦が決行されてるのが、ネオってこんなに自分のことしか考えない人だったっけ?と気になってしまう。
人間栽培用ポッドからトリニティを取り出すとき仲間の機械がちゃんとお胸を隠しているのは笑った。機械達がこんな配慮をするなんて!
あとはマトリックスという前作が偉大過ぎて今までいろんなパロディものが出てきて、今更本家があの世界観を再現してもやはりセルフパロディにしかみえないというのも残念。
追放者(エグザイル)ライフをエンジョイしてそうなメロビンジアン、飛べないネオのくだりや、ネオもトリニティも言うこと聞かず知能指数が0になった機械軍達の決死の人間爆弾作戦など、IMAXで壮大なコントを観ているようだった笑
エージェントスミスの話に関しては前作で3作にも渡って描いておきながら、本作のスミスの超テキトーぶりには笑ってしまう。
これが一番ビックリしましたね。こんなだったら登場させないほうがよかったんじゃないかと思う笑
彼は結局何したかったのかわからないし笑
マトリックスシリーズは個人的には一作目で完結すべきだったと思っている。
機械軍達との戦争編であるリローデッド、レボリューションズは蛇足に感じた。
そしてトドメの本作である。
ネオとトリニティを適度な距離に保ちながら栽培すると原発並みの素晴らしい電力供給が得られるのじゃ!というアナリストこと機械軍代表。ソーシャルディスタンスかーい!と突っ込みどころ満載な脚本。
ネオとスミスが思想は違うけど一緒にゲームとしてマトリックスを作っていて、ワーナー・ブラザースにマトリックス4作らされるというメタ展開はちょっと面白いが、メタ展開やるなら全員オリジナルキャストじゃないとノれませんて笑
本作のように一作目をただのパロディとして消費されるコンテンツにされないように、あの時の映画館で衝撃を受けた思い出を大切にしたい。
MCUに参戦意欲を示したキアヌ・リーブス
ラスト。ネオとトリニティが飛んでいった先はきっとMCUに違いない。気をつけろ!ディズニー!
大作かパロディーか、ギリギリの線のトリッキーな映画
過去の三作は映画館で。最近、Amazonプライムで復習。
過去作の映像がたくさん出てきたので復習しておいてよかった。
三部作完結後の映画として、事前の情報では一作目の続編とか完全新作だとか言われてたが、結論としては純粋に三作目の続編。ただし、展開が斜め上で。
一作目のメタ的な導入から、「マトリックス」というゲームの名を借りてセルフパロディー的な展開で、全く先が読めず。
観客として居心地の悪さも覚えながらも完全に心をつかまれた。
ここまでは監督に脱帽。
が、足りないのは期待していたとんでもない映像体験。
DIOのTHE WORLD的な能力は見せ方はイマイチ。
ラストのシーケンスの人間爆弾はすごかったが、全般的には想定内のアクションでした。
でも、仲間がおそらく誰も死ななかったのはプラスポイント。
次回作での新キャラクターたちの活躍に期待。
俺はすきだぞ
マトリックスの作り方を見ながら、ゼーガペインを横目でみつつ、エヴァQと君の名はと天気の子の具材でがっつり中年の恋を書き上げた傑作だった。
神話から解き放たれたマトリックスはやっとコンテンツとして成熟したのかもしれない。
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