「Love&Trust」マトリックス レザレクションズ あささんの映画レビュー(感想・評価)
Love&Trust
「マトリックス レザレクションズ」は一言で言うなら壮大な“愛”と“信じる”をテーマにした作品かな、と同時に、そんなに遠くない未来を示唆してるのかしら…。
とはいえ、結局のところ本作の感想や考察は鑑賞者それぞれに委ねられている。十人十色高評価もあれば底評価もあり、さまざまな意見があって当然だよね。
私は高評価です!
下記私が感じた本作に散りばめられたいくつかのキーワードを。
・日本を愛する監督の日本へのオマージュが散りばめられている
・多様性の肯定とジェンダーやルッキズムに対する風刺
・女性の活躍、呪縛からの解放
・メディアやSNSによって思考停止になる我々に対する皮肉(エンドロール後のおまけ映像に答えがある)
・青い髪、青い眼鏡、青い薬
・政府が掲げる「ムーンショット目標」の実現後の世界
それにしても、20年ぶりに集結した懐かしい顔ぶれに、新たなメンバーが加わり(バックス役のジェシカ・ヘンウィックが可愛すぎる!ショートカット似合いすぎ)人種や性別、年齢という枠組みを超えた多様なメンバーが一丸となって乗り越える勇猛果敢な姿と“愛”にはグッとくるものがある。そう、どれだけ時代が変わろうとも、ロボットと人間が共生しようとも変わらないものは“愛”なんだね。
過去3作品観ておくのはマストかも。
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