「洋ゲーの世界」モータルコンバット うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
洋ゲーの世界
クリックして本文を読む
残酷描写で有名なモータルコンバットの映画化。
過去にも同タイトルが公開されており、特に目新しさはない。
映像技術の向上によって見た目のスタイリッシュさは良くなっているのだが、物語としての面白味は感じない。
ゲームの設定は形としてあり、サブゼロを敵役のメインに据えて体裁は整えている。
しかしながら海外では一部の熱狂的ファンに人気のコンテンツなのだろうが洋ゲーのテイストや決め技となるフェイタリティ(即死技)の残虐描写などはおおよそ一般受けから程遠い。
武芸や殺人術を習得した人間がさらに特殊能力まで持っており、従来のアクションのみで勝敗を決める感じでもない為、キャラクターの認識や愛着がないと盛り上がりに欠ける。
海外のファンにどう受け入れられたか分からないが認知度で劣る日本で流行る要素は少ない。
真田広之、浅野忠信らが出演している為、やや依怙贔屓してしまいそうだが、物語の前後に出てくる真田広之も眼が光っぱなしの浅野忠信にしても上手く使っている印象はない。
シリーズはまだ継続しそうな終わりを見せるが正直興味が湧かない。
コメントする