「実写版ニンジャスレイヤー」モータルコンバット バソラプンテさんの映画レビュー(感想・評価)
実写版ニンジャスレイヤー
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いきなり昔の日本風の風景の中で、アメリカナイズされたニンジャ風の日本人(ハサシハンゾウ=サン)が、アメリカナイズされた怪しい中国人(サブゼロ=サン)に妻と子供をぶち殺されて、復讐の鬼となる!
この時点で、もうニンジャスレイヤー実写版としか見えなくなりました。
しかし、ハサシ=サンが主人公かと思ったら、すぐに死んで魂(ニンジャソウル?)となり、たった一人生き延びた赤ん坊の数百年後の子孫が主人公でした。
とはいえ、主人公もあまり活躍できず、散々逃げ回った挙句に、妻子のピンチにニンジャソウルに覚醒したと思ったら、ハサシ=サンが地獄から蘇ってラスボスを倒してしまうという展開。ハサシ=サンがおいしいところを全部持って行きました。やっぱり真の主人公はハサシ=サンだったんだなーと思いました。
全体的には、ニンジャスレイヤーから、ギャグを引いてシリアスにした感じでした。
モータルコンバットということで、奇想天外な殺害シーンを期待していたのですが、しめやかに爆発四散するシーンがあまり多くなかった点は残念でした。
とはいえ、初めからB級ボンクラ映画だと思って見に行って、順当な展開だったので、そこそこ満足です。
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